▲オシポフ(表彰台中央)は今年5月に行われたロシア予選で優勝
「真剣勝負ルール」による初の世界大会『全世界ウェイト制空手道選手権大会』が、7月8日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される。
真剣勝負ルールとは、従来の極真空手ルールに顔面突き(オープンフィンガーグローブ着用)、ヒジ打ち(サポーター着用)、投げ、逆技(立ち関節技)を加えた総合格闘技に近いルールで、将来的には寝技の導入も視野に入れているという。今大会は65kg以下級、72kg以下級、80kg以下級、80kg超級の4階級(各階級8名)で行われ、参加国はアフガニスタン、アメリカ、カメルーン、韓国、ロシア、ドイツ、ブルガリア、日本の計8カ国。
→ロシア大会の入場式では旗手を務めたオシポフ(左)
この大会にロシア代表として出場するのが、ゼルゲイ・オシポフだ。オシポフは2001年に開催された『第2回全世界ウェイト制大会』(極真会館主催)に出場し、高速上段廻し蹴りで対戦相手を次々とマットに沈めて大きな話題を呼んだ。2002年の極真会館パリ国際大会の決勝戦では、K-1で活躍したエヴェルトン・ティシェイラをも上段廻し蹴りでKOしている。
現在はロシア連邦警護庁(元KGB第9局)に勤め、空手で鍛えた肉体と技でプーチン大統領や政府要人を守る警護隊に属している。また、ロシアスポーツ勲章を受賞した実績もあるなど、ロシアを代表する空手家だ。
→真剣勝負ルールは顔面突き、ヒジ打ちのほかに投げ技や立ち関節技も認められている
オシポフは「絶対に勝ちたい。真剣勝負ルールは面白くてとても気に入っている」とコメントしている。
極真空手道連盟 極真館
「2012 KARATE WORLD CHAMPIONSHIP SHINKENSHOBU
全世界ウェイト制空手道選手権大会」
2012年7月8日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場9:00 開会式13:30
全日本青少年団体戦開会式10:00
<チケット料金>
全席自由2,000円 ※小学生以下は無料
<お問い合わせ>
極真館総本部=TEL:048−256-8255
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