FEG「K-1 MMA ROMANEX」
2004年5月22日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
<試合結果>
▼第9試合 5分3R
○藤田和之(猪木事務所)
1R2分15秒 KO ※サッカーボールキック→パウンド
●ボブ・サップ(チーム・ビースト)
<試合展開>
開始直後、藤田はすぐに片足タックルでテイクダウンを奪う。下になったサップは足で藤田の身体を蹴って立ち上がろうとするが、ロープ際のため立てない。ここでサップはなんと足関節!強引に踵をねじ上げるが、藤田は立ったまま足を抜く。イノキ・アリ状態から、足を振ってパスガード。サイドを取ると、頭を抑えながら立ち上がってサッカーボールキックと膝蹴りの連打。あからさまに痛そうな表情を見せるサップは腰を上げて立ち上がろうとする。藤田はがぶった態勢で足をかけてテイクダウン。パスに成功すると、同じようにサッカーボールキックと膝蹴り。最後は鉄槌を落としたところでサップがたまらずタップした。
▼第8試合 5分3R
○中邑真輔(新日本プロレス)
2R1分51秒 前腕チョーク
●アレクセイ・イグナショフ(チヌックジム)
<試合展開>
ファーストコンタクトこそ、テイクダウンできなかった中邑だが、その後は鋭い片足タックルで確実にテイクダウン。下になったイグナショフも長い足と腕力を利用して中邑をパスさせない。しかし2R,前日のシュルト戦の疲れがあるのか、イグナショフはサイドを取られると、かなり苦しい表情を見せる。そこで中邑は前腕チョーク。イグナショフは簡単に脇を差されガッチリと押さえ込まれ、根負けするような形でタップした。しかし試合後には「今日はナカムラに負けてしまったけど、ナカムラはそんなに強くないよ」「(シュルト戦について)この試合の前にウォーミングアップが必要だったんだ」などイグナショフ節を爆発。この試合に関しては戦いのシンフォニーが聴こえなかったようだ。
▼第5試合 5分3R
○須藤元気(ビバリーヒルズ柔術クラブ)
1R3分40秒 KO ※膝蹴り→パウンド
●ホイラー・グレイシー(グレイシー柔術アカデミー)
<試合展開>
予想通り、引き込んでくるホイラーに対して、 須藤はそれに付き合わず、立って距離を取る。まるで吉田戦のホイスのように足を外掛けにして攻めるホイラーだが、須藤のバランスがよく、攻め切れない。すると須藤がフットスタンプからあっさりとパスガード、ホイラーはタックルに切り返そうとする。しかしあまりにも不用意に須藤の足を取りにいこうとしたため、膝蹴りの餌食に。ダウン気味に倒れたところで、須藤がパウンドを連発し、レフェリーが試合を止めた。試合後、元気は「次はホイス選手と試合がしたい」とマイクアピール。 ▼第7試合 5分3R
―中尾芳弘(フリー)
1R 偶発的なバッティングによるノーコンテスト
―ドン・フライ(フリー)
▼第6試合 5分3R
○BJペン(BJペンMMA)
1R1分45秒 肩固め
●ドゥエイン・ラドウィック(3-D マーシャルアーツ)
▼第4試合 5分3R
○ジョシュ・バーネット(新日本プロレス)
1R2分15秒 KO ※マウントパンチ
●レネ・ローゼ(チーム・アーツ)
▼第3試合 5分3R
○ゲーリー・グッドリッジ(フリー)
1R1分22秒 KO ※左ストレート→パウンド
●ザ・プレデター(UPW)
▼第2試合 5分3R
○LYOTO(猪木事務所)
3R判定 2-1
●サム・グレコ(チーム・グレコ)
▼第1試合 5分3R
○ブルー・ウルフ(新日本プロレス)
2R4分44秒 TKO ※4点ポジションからの膝蹴り→セコンドからのタオル投入
●トム・ハワード(UPW)
|