6月21日(月)都内ホテルにて、6・26静岡エコパアリーナで開催されるK-1JAPAN『K-1 BEAST 2004』でボブ・サップ(チーム・ビースト)と対戦するレイ・セフォー(ニュージーランド)。悲願のK-1王者の先に総合格闘技への挑戦も視野に入れている。
サップ戦を「K-1王者へのステップ」と切り捨てたセフォー。これまで完全に意識が飛ぶようなパンチはもらったことがないサップについて、記者からの「KOできますか?」と質問が上がると、「もちろんのそのつもり」とニヤリと笑う。しかしそんなセフォーの強気な発言には裏づけがある。「サップも練習しているとは思うが、自分はそれ以上のトレーニングをしてきた」とコメント。会見終了後もスパーリングを行う予定であることを明かし、準備には余念がない。
そんなセフォーがK-1王者の先に見据えているのが総合格闘技への挑戦だ。もともとセフォーはK-1ファイターの中でも総合嗜好の強かったファイター。2001年大晦日の『猪木ボンバイエ2001』ではK-1軍としてゲーリー・グッドリッジ(フリー)との対戦も内定していた(怪我により欠場)。その当時、ホイス・グレイシー(ホイス・グレイシー柔術アカデミー)に指導を受けたことや、「実はストリートファイトは無敗(セフォー)」といったエピソードを残している。
今年5月にはK-1が総合格闘技イベント『K-1 ROMANEX』を旗揚げ。アレクセイ・イグナショフ(チヌックジム)やサム・グレコ(チーム・グレコ)の活躍など刺激になることは多い。あくまで目標はK-1王者を掲げるセフォーだが「立ち技で成績を残すことができたら、次は総合もやりたい。総合用のトレーニングをしっかり積んで挑戦してみたいね」と話した。もしそれが実現すれば総合に挑戦するK-1勢にとって大きな追い風になることは間違いないだろう。
FEG「K-1 BEAST2004 in 静岡〜ジャパンGP決勝トーナメント〜」
2004年6月26日(土)静岡・静岡エコパアリーナ
<対戦決定カード>
▼K-1ルール 3分3R延長2R
ボブ・サップ(チーム・ビースト)
VS
レイ・セフォー(ニュージーランド)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
モンターニャ・シウバ(ブラジル)
VS
バタービーン(USA)
[JAPANグランプリ]
▼第1試合 K-1ルール 3分3R延長1R
堀啓(チーム・ドラゴン)
VS
子安慎悟(正道会館)
▼第2試合 K-1ルール 3分3R延長1R
中迫剛(ZEEBRA244)
VS
ノブ・ハヤシ (フリー)
▼第3試合 K-1ルール 3分3R延長1R
冨平辰文(SQUARE)
VS
マイク・ベルナルド (オーランドチーム)
▼第4試合 K-1ルール 3分3R延長1R
天田ヒロミ(TENKA510)
VS
内田ノボル (ビクトリージム)
[準決勝]
▼第1試合の勝者×第2試合の勝者
▼第3試合の勝者×第4試合の勝者
[決勝]
※決勝のみ延長2R
▼オープニングファイト
滝川リョウ(日進会館)
VS
高萩勉(チーム・ドラゴン)
▼オープニングファイト
グレート草津(チーム・アンディ)
VS
ヴィトー“ヴィッチーノ”(ジュニアーアギアーチーム)
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