4月24日(月)東京・六本木ヒルズにあるK-1オフィシャルジムにて、秋山成勲(日本/フリー)の公開練習が行われた。秋山は5月3日(祝・水)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるTBS主催『HERO'S
2006』で、シドニー五輪銀メダリストの永田克彦(日本/新日本プロレス・Team Kings)との対戦が決定している。
試合まで約10日となり、現在のコンディションについて「悪くもなく、体も出来てきています。特に心配はないです」と秋山。改めて永田の印象を聞かれると「力とスピードは総合格闘家と比べると数段上でしょう。ただその印象が強い分、そこを対処出切ればいいなと思っています」と、かなり冷静に分析する。また以前から柔道のことは意識していたという永田とは対照的に、秋山は「(柔道時代は)他の競技のことなんで、特に意識してなかった。レスリングの練習もしたことはないです」と語った。
さらに永田が坂口道場で柔道対策に関して、秋山は「どういうことやっているか分からないですけど、道衣の対策をしているんですよね。だったら僕が道衣を着なかったらどうなるんでしょう?」と、これまで着用し続けてきた道衣を脱ぐ可能性を示唆。
「道衣を脱ぐことは考えていることの一つです。いつもその時に応じて考えるんですけど、今回も着ようかどうか考えていて、さすがに当日ということはないですが、ギリギリまでどうするか考えようと思います。どちらでも対応できるように普段から道衣と裸の練習は半々でやってます」(秋山)
勝つために最善の方法をとるという秋山。5月3日のリングに上がっているのは、これまで通り道衣を着た秋山か? それとも道衣を脱いだ秋山か? 道衣着用について今後の動向に注目が集まる。
またこの日は、みのもんたさんからプレゼントされたという金のグローブでボクシングのミット打ちを3R披露し、「永田選手個人のことを考えれば柔道VSレスリングということになるし、そこにテーマを置きつつも、総合格闘技の試合なんで(テーマは)殴り合うってことです。柔道技は必然的に出るかもしれないけど、柔道技だけで倒せるとは思っていない」と、ここ数戦で成長を遂げている打撃に自信をのぞかせた。以下記者との質疑応答。
――現在の調子はどうでしょうか?
悪くなく、体も出来てきています。特に心配はないです。
――改めて永田選手の印象は?
力とスピードは総合格闘家と比べると数段上でしょう。ただその印象が強い分、そこを対処出切ればいいなと思っています。
――永田選手はかなり以前から柔道を意識していたそうですが
(柔道時代は)他の競技のことなんで、特に意識してませんでした。確か自分が韓国代表の時に選手村に日本代表の人が来ていて、そこに永田選手がいたのかな。その時に触れ合うくらいのことはしましたけど、練習とかをしたわけじゃないです。
――永田選手はかなり柔道対策に力を入れていますが、気になりますか?
どういうことやっているか分からないですけど、道衣の対策をしているんですよね。だったら僕が道衣を着なかったらどうなるんでしょう? まあ何とも言えないです。
――今回は道衣を脱ぐこともある?
考えていることの一つです。いつもその時に応じて考えるんですけど、今回も着ようかどうか考えていて、さすがに当日ということはないですが、ギリギリまでどうするか考えようと思います。どちらでも対応できるように普段から道衣と裸の練習は半々でやってます。
――道衣に対するこだわりは?
それは十分あります。見ている人のことを考えても。ただたまには道衣を脱いでもいいかな、と。そういう遊びもありかなって思います。
――勝つために最善の方法をとる?
そうですね。
――永田選手は投げてみたいと話していましたが
投げて勝ちではないですから。ただ僕を投げられないと思いますよ。永田選手がそう言っているのであれば、投げの勝負もしてみたいですね。
――今回は70kgのトーナメントの開幕戦の中で戦うということで比較されることもあると思います。
70kgがクローズアップされて、注目度が高いことは仕方ないですよね。でもそれを食ってやりたいって気持ちもあるんです。もちろんスピードでは勝てないですけど、力強さや大きさとか迫力では70kgの試合にないものがあるんで、そういった部分での魅力を感じてもらえる面白い試合をしたいですね。
――メダリストと戦うことについては?
うれしいですよね。メダリストになるってことは凄いことですし、畑は違えどそういった人と戦えるのは光栄ですよ。
――85kgトーナメントの前哨戦という見方もありますが
正直、そこまで考えてないです。トーナメントが始まれば気持ちも切り替わると思いますけど。永田選手を一人の相手として戦うだけです。
――この試合におけるテーマはなんでしょうか?
永田選手個人のことを考えれば柔道VSレスリングということになるし、そこにテーマを置きつつも、総合格闘技の試合なんで殴り合うってことです。柔道技は必然的に出るかもしれないけど、柔道技だけで倒せるとは思ってません。
TBS
「HERO'S 2006」
2006年5月3日(祝・水)東京・国立代々木競技場第一体育館
開場13:30 開始15:00
<対戦決定カード>
▼HERO'Sルール 5分2R延長1R
山本“KID”徳郁(日本/KILLER BEE)
VS
宮田和幸(日本/フリー)
▼HERO'Sルール 5分2R延長1R
秋山成勲(日本/フリー)
VS
永田克彦(日本/TEAM Kings・新日本プロレス)
▼ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 5分2R延長1R
所英男(日本/リバーサル)
VS
ブラックマンバ(インド/フリー)
▼ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 5分2R延長1R
上山龍紀(日本/Team
Kings)
VS
ギルバート・メレンデス(アメリカ/シーザーグレイシー柔術)
▼ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 5分2R延長1R
門馬秀貴(日本/和術慧舟會A-3)
VS
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)
▼ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 5分2R延長1R
中原太陽(和術慧舟曾GODS)
VS
アイヴァン・メンジバー(カナダ/トリスタージム)
▼ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 5分2R延長1R
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)
VS
オーレ・ローセン(デンマーク・Untamed)
<ワンマッチ出場予定選手>
曙(チーム・ヨコヅナ)
アントニオ・シウバ(ブラジル)
<チケット料金>
SRS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売所>
HERO'Sオフィシャルサイト=http://www.hero-s.com
FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com
i-mode HERO'Sオフィシャルサイト
Voda fone live! HERO'Sオフィシャルサイト
EZ web HERO'Sオフィシャルサイト
チケットぴあ=0570−02−9999
ローソンチケット=0570−084−003(Lコード:31118)
CNプレイガイド=0570−08−9999
キョードー東京=03−3498−9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
《0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります》
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=03-3498-9999
<大会に関するお問い合わせ>
HERO'S実行委員会 03-5775-5065
TBS
「HERO'S 2006」
2006年8月5日(土)東京・有明コロシアム
<大会内容>
ミドル級トーナメント2回戦
ライトヘビー級トーナメント1回戦
TBS
「HERO'S 2006」
2006年10月9日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ
<大会内容>
ミドル級トーナメント準決勝・決勝
ライトヘビー級級トーナメント準決勝・決勝
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