▲ゲガール・ムサシを間に挟んで座った秋山(右)と青木(左)。秋山の一連の発言を受けて、青木はこの表情。
9月24日(水)都内ホテルにて、『DREAM.6 ミドル級GP2008 決勝戦』の一夜明け会見が行われた。
大会前から秋山成勲(フリー)との大晦日決戦をほのめかし、昨日の試合後には「秋山“マイケル・ジャクソン”成勲先輩と戦いたい」と、堂々と秋山に挑戦状を叩きつけた青木真也(パラエストラ東京)。
この日の会見でも「昨日は青木真也の全てを貫いて、リング上で出せたと思います。それでも視聴率につながらないのは悔しい。これから世間、世界に羽ばたいていけるように、選手一同頑張りたいと思います」と挨拶。
記者から秋山戦への質問を受けると「昨日リング上で言わせてもらったんですが、もし(秋山と)やらせてもらえるなら、正々堂々とやりたいと思います」と、改めて秋山への対戦をアピールした。
しかしその秋山は青木の発言に対して「正直に言わせてもらうと、興味ないです」と、青木は眼中にないと言わんばかりの反論! 秋山は自らが希望する吉田秀彦戦について「僕的には(舞台は)どこでも構わないです。吉田さんとは体重も違うし、色んな問題はあると思いますが、(吉田戦を)やることに意味があると思っているんで」と続けている。
するとこの一連の秋山の発言に“DREAMの大黒柱”を自負する青木が怒りを露にした。不服そうな表情を浮かべてマイクを握った青木は「今、青木真也は正直、悔しい気持ちで一杯です。DREAMが3月からスタートして、僕は一生懸命やってきた自負があります。
でもそこで他団体の選手の名前を出されたり、DREAMでやりたいと言ってもらえないのは悔しい。自分はこの気持ちを持って、世界を見て魅力的な選手になります」と声を震わせながら、今の心境を語った。
あいいれない思惑と刺激的な言葉のやりとりでピリピリした雰囲気が漂う秋山と青木。果たして二人の今後の展開はどうなる?
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