7月12日(日)東京・新宿のステーションスクエアにて、明日(月)東京・日本武道館で開催されるFEG『K-1
WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』のファン公開の直前記者会見が行われ、出場全選手が顔を揃えた。
メインイベントで対戦する魔裟斗(シルバーウルフ)と川尻達也(T-BLOOD)は、「万全の状態。あとは暴れるだけです。倒します」と魔裟斗が語れば、川尻は「僕の拳で新しい時代のトビラをブチ開けるので応援よろしくお願いします」と強気の発言。
計量で顔を合わせた際のお互いの印象を尋ねられると「強そうだなと思った。ビビらないようにがんばります」と語った川尻に対して、魔裟斗は「強そうとは思わなかった。明日は思い切り暴れるだけ」と返した。完全に戦闘モードな顔つきの魔裟斗に対して、川尻はファンに対して笑顔で手を振ってみせるなどリラックスした表情。MAXを背負う王者と、失うもののない挑戦者という立ち位置の違いを感じさせた。
約4年ぶりのK-1ルール挑戦となる山本“KID”徳郁(KRAZY
BEE)は、「全てを出すつもりで暴れます」と意気込みを語り、対戦相手のチョン・ジェヒ(韓国/Busan
Taesan)が前日の会見で「2RKOで勝つ」と発言したことに対しては「相手は韓国のチャンピオンで自分は日本のチャンピオンにもなっていない。試合ができることが光栄」としながらも「2RKOはない」と否定した。
インパクト抜群の入場で会場を盛り上げたのは山本篤(KRAZY
BEE)と対戦する元ボクシング王者の渡辺一久(フリー)。ワニ皮のスーツというコスチュームで、1人だけ舞台裏からでなく観客席側から登場すると、手にはピコピコハンマーを持ち、観客や近くにいた日菜太(湘南格闘クラブ)の頭を叩きまくり、「明日は普通にパンチで倒すだけ」と余裕の一言。対戦する山本も「KOするかされるかの試合をする」と応じるのが精一杯だった。
リザーブファイトからの出直しとなり、ユーリー・メスオランダ/イッツショータイム)と対戦する佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー)は「自分はまだ優勝を諦めてません。可能性は5%くらいですが、あきらめずにそれをつかみたい」と語り、優勝と大晦日の魔裟斗戦を諦めない姿勢を改めて示した。
トーナメントに残った唯一の日本人選手となった山本優弥(青春塾)は「K-1は日本でできた競技。日本人にしかない大和魂で向かって行きたい」と意気込みを語った。
リザーブファイトで城戸康裕(谷山)と対戦するリーロイ・ケスナー(オランダ/チーム・アファファ)は恒例となりつつある長文の日本語での挨拶を読み上げ、ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリイウム・ネメシス)と対戦するアルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)も「イチバンニナリタイ。ガンバリマス」と日本語で挨拶を行った。
FEG
「K-1 WORLD MAX 2009
World Championship Tournament FINAL8」
2009年7月13日(月)東京・日本武道館
開場17:00 開始18:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
魔裟斗(シルバーウルフ/2003・2008世界王者)=70.0kg
VS
川尻達也(T-BLOOD/第8代修斗世界ウェルター級王者)=70.0kg
▼セミファイナル(第10試合) 世界トーナメント リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー)=70.0kg
VS
ユーリー・メス(オランダ/イッツショータイム)=69.5kg
▼第9試合 世界トーナメント リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山)=70.0kg
VS
リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム・アファファ)=69.8kg
▼第8試合 スーパーファイト K-1ルール 60kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー)=60.0kg
VS
山本 篤(KRAZY BEE)=60.0kg
▼第7試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)=62.0kg
VS
チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)=61.5kg
▼第6試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者)=69.2kg
VS
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)=70.0kg
▼第5試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)=70.0kg
VS
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005&2007年世界王者)=70.0kg
▼第4試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリイウム・ネメシス)=69.6kg
VS
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002年世界王者)=69.9kg
▼第3試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
ドラゴ(アルメニア/ショータイム)=70.0kg
VS
山本優弥(全日本キックボクシング連盟/青春塾/2009年日本準優勝)=70.0kg
▼第2試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
HIROYA(フリー)=63.7kg
VS
キコ・ロペス(アメリカ/チームクエスト/ボブ・チャネイ ムエタイ)=61.6kg
▼第1試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ)=70.0kg
VS
ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC・キャンプ・ラマイ)=70.0kg
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
横山 剛(CRAZY WOLF)=69.3kg
VS
ノ・ジェギル(韓国/KHAN)=69.9kg
<チケット料金>
SRS席25,000円(完売) SS席15,000円(完売) S席10,000円(完売)
A席6,000円(完売)
魔裟斗応援シート15,000円(特典付き)(完売)
※当日券を16:00より、スタンディングチケット(3,000円)のみ発売
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570−02−9999
ローソンチケット 0570−084−003(Lコード:33000)
CNプレイガイド 0570−08−9999
キョードー東京 03−3498−9999
イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ
キョードー東京 03−3498−9999
大会に関するお問い合わせ
FEG 03−3796−5060
FEG
「K-1 WORLD MAX 2009
World Championship Tournament FINAL」
2009年10月上旬 神奈川・横浜アリーナ
開場・開始時間未定
▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
ドラゴVS山本優弥の勝者
VS
ジョルジオ・ペトロシアンVSアルバート・クラウスの勝者
▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコVSアンディ・サワーの勝者
VS
ブアカーオ・ポー.プラムックVSニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケンの勝者
▼世界トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
●K-1 WORLD MAX2009年間日程
7月13日(月)東京・日本武道館 FINAL8
10月上旬 横浜アリーナ FINAL
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