3月26日(金)都内ホテルにて『K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜』の前日記者会見が行われた。会見には計量をパスした全選手が出席、試合に向けての意気込みを語った。(計量結果は対戦カードを参照)
会見はスーパーファイト・オープニングファイト出場選手とトーナメント出場選手の2部に分かれて行われ、まずはスーパーファイト・オープニングファイト出場選手が挨拶。ここで緊張感のあるやりとりをしたのが渡辺一久(フリー)とDJ.taiki(Team Nakano)の2人だ。
対戦カード発表会見同様に、タイ焼きコスプレで会見に登場したDJ.taiki。渡辺と両者並んでの2ショット撮影を終えると、タイ焼きの入ったビニール袋を半ば強引に渡辺に手渡し! 渡辺は苦笑いを浮かべてそのビニール袋をスタッフに預ける。
DJ.taikiはその後の挨拶で「前回のコスプレが受け狙いだと思われていたので、弁解したいです。僕は本当にこの格好で横浜中華街にある『御代家(およげ)』というお店でタイ焼きを売っています。みなさん最低でも5つはタイ焼きを買って帰って下さい」と試合とは全く関係ない言葉で、コスプレの意味を説明。
これを受けて渡辺は明らかに不機嫌そうな表情で「明日からK-1の63kgが始まります。なんでとりあえず今回はKOしたいです。グーでパンパンとやっちゃいますんで楽しみにしていてください」と話す。
さらに記者との質疑応答では「僕がタイ焼き屋をやっていることを疑われたんで、今日はちゃんとタイ焼きを焼いてプレゼントしました。あのタイ焼きは日持ちがいいんで、冷蔵庫に入れていれば3日はもちます。試合後に食べてください」とタイ焼きプレゼントの真意を語ったDJ.taiki。
このDJ.taikiの一連の行動と発言について聞かれた渡辺だったが「これについて話すの? そんなことより俺の携帯がなくなって困っているんですよ。会見場で失くしたんで、見つけた人は教えてください」とDJ.taikiのことを完全に無視する。
しかし公開練習で飛び出した渡辺の2RKOについてDJ.taikiが「2R以内にKOするんですよね? じゃあもし3Rまで行ったら僕の負けじゃないってことですか?」と反論すると「つまらねえよ! オタクは座れよ!」と渡辺のイライラが遂に爆発!
渡辺の一喝で会見場に緊張が走るが、DJ.taikiは構わず「というかK-1戦績1勝2敗の選手に負けたらDREAMに出るのは難しくなる。その程度の選手には負けられないです」と渡辺を挑発。2人の舌戦をここで終わったものの、写真撮影を待つ間、渡辺は明らかに不快な表情を浮かべて、用意された椅子にのけぞるように座るなど、DJ.taikiの試合前の態度・発言にはかなりイラついている様子だった。スーパーファイト・オープニングファイトに出場する選手のコメントは以下の通り。
佐藤嘉洋
「愛を知る県、愛知県の佐藤嘉洋です。まずペトロシアン選手との試合を楽しみにしていたファンの皆さん、試合が実現しなくてすいませんでした。お互いに万全な状態で試合をして、勝つところを見せるので、楽しみにしていてください。ダニロ選手は名古屋では有名なチャンピオンです。侮れない相手ですし、油断も慢心もないです。いつものコツコツスタイルで3R目に勝ちます」
ダニロ・ザノリニ
「私は日系ブラジル人で、日本に住んで10年になります。ずっとK-1のファンで今から自分のK-1が始まります。佐藤選手は強い選手ですが、佐藤さん、ごめんなさい。私にもチャンスはあります。何ラウンドでもいいですけど、チャンスがあったらKOします」
村浜TAKE HERO
「(いきなり英語でスピーチし、最後に)コミヤマ・キル・ユー!」
小宮山工介
「村浜選手が英語だったので何を言っているのか分かりませんでした(苦笑)、最後のキル・ユーだけは分かりました。だから僕もキル・ユーでやっちゃいます。明日は小宮山ワールドを見せるのでよろしくお願いします」
小宮由紀博
「K-1初参戦ですが思い切りのいい試合をして、トーナメントに備えたいと思います」
久保薗ルイス
「ブラジル生まれの大和魂、久保薗ルイスです。K-1のみなさんにチャンスをいただきました。このチャンスを活かして最高の試合をしたいと思います」
大渡博之
「相手の内村選手が怖い感じでびびっているんですけど、サラリーマンとはいえ一生懸命練習してきました。頑張ります」
内村洋次郎
「明日は思い切って試合をするだけです。以上です」
松倉信太郎
「僕はK-1MAXに出たくて格闘技を始めて、チャンスをいただきました。ただここで負けたり変な動きをしたら、次はいつMAXに呼ばれるか分かりません。なのでオープニングファイトですけど面白かったなと思われる試合をしたいです」
YUUKI
「明日は目標にしていたMAXの舞台で、少し緊張していますけど、他の選手に負けないいい試合をします。相手はK-1甲子園のチャンピオンですが、胸を借りるつもりで戦って勝って、これからもMAXのリングに立てるように頑張ります」
FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」
2010年3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) -70KG Japan Tournament決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本トーナメント優勝)70.0kg
VS
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
70.0kg
▼第8試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
小宮山工介(北斗会館/2008年RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)62.3kg
VS
村浜TAKE HERO(大阪ファイティングファクトリー/K-1 フェザー級GP 1997優勝) 62.95kg
▼第7試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
中島VSTATSUJIの勝者
VS
山本VS日菜太の勝者
▼第6試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
城戸VS龍二の勝者
VS
名城VS長島の勝者
▼第5試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー/プロボクシング第52代日本フェザー級王者)62.95kg
VS
DJ.taiki(Team Nakano/2002年全日本アマチュアシュートボクシング中量級優勝) 63kg
▼第4試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)69.85kg
VS
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者) 70.0kg
▼第3試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush
70kgトーナメント2009優勝)69.8kg
VS
TATSUJI(アイアンアックス/RISE DoA TOURNAMENT’05優勝) 70.0kg
▼第2試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
名城裕司(K NETWORK 国士会館)69.75kg
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16) 70.0kg
▼第1試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/K-1 WORLD MAX 2008日本トーナメント優勝)69.9kg
VS
龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)70.0kg
▼オープニングファイト第3試合 -70KG Japan Tournamentリザーブファイト 3分3R延長1R
小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)69.75kg
VS
久保薗ルイス(ブラジル/チーム・ルイス/WMAFミドル級王者) 70.0kg
▼オープニングファイト第2試合 大渡博之引退試合 3分3R延長1R
大渡博之(正道会館)69.5kg
VS
内村洋次郎(パンクラス/イングラム/初代ZSTウェルター級王者)69.6kg
▼オープニングファイト第1試合 3分3R延長1R
松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 70kg級トーナメント優勝)70.0kg
VS
YUUKI(新空手・鷹虎)68.2kg
<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo! ケータイ K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド 0570-08-9999
キョードー東京 03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS,CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
|