チャンピオン・西岡利晃(帝拳)VS同級1位レンドール・モンロー(イギリス)のWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチをメインとする10月24日(日)東京・両国国技館の『WOW FES!』のアンダーカードには、帝拳ジムの看板選手ホルへ・リナレス、亀海喜寛、山中慎介らが元世界王者や世界ランカーと対戦するが、これにさらに豪華カードが加わった。
日本のファンにもおなじみWBA世界ミニマム級チャンピオンのローマン・ゴンサレス(ニカラグア=写真)が、1階級上のWBA世界ライト・フライ級チャンピオン、フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に挑戦することが正式決定し、9月6日(月)帝拳ジムから発表された。
初来日するレベコは、07年に亀田興毅返上のWBA世界ライト・フライ級王座を獲得。1度タイトルを失ったが、08年ハビエル・テジョ(パナマ)を6RでKOに沈めてWBA同級暫定王座を獲得。のちに正規王者に昇格し、今度が3度目の防衛戦となる。プロキャリア6年半で、25勝(15KO)1敗。
これに挑むゴンサレスは、“チョコラティート”の愛称で知られる軽量級屈指の強打者。デビュー以来16連続KOをマーク。08年9月、新井田豊(横浜光)に4RでTKO勝ちしてWBA世界ミニマム級王座獲得。これを含めて日本で4戦全勝2KO。プロキャリア5年でトータル26戦全勝(22KO)勝ちと不敗記録を維持している。今回はタイトルを保持したまま、2階級制覇を狙う。 |