  
                            ▲現在世界2冠王の神村(左)がメラー(右)とWBCムエタイ・インターナショナル王座決定戦に挑む 
                       
                        “地上最強の女子高生”神村エリカ(TARGET)が、4本目のベルト獲りに挑む。10月1日(土)都内にて、東京・後楽園ホールで明日開催されるWBCムエタイ・ジャパン第2回大会『The Path to the World Champion』の公開計量が行われた。 
                         午後12時30分から行われた計量で、ダブルメインイベント第1試合WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦を争う神村は48.95kg、デニス・メラー(イギリス)はそれよりも1.70kg軽い47.25kgでそれぞれ一発パス。計量後は明日の決戦へ向けてコメントを残した。 
                         メラーは「エリカはとても良い人そうですね。試合の映像は何度か見ましたが、先入観を持ちすぎるのも良くないので、相手のことよりも自分の強いところを出して行きたいと思っています。1Rが終わった時に、自分がどうするかが決まるでしょう。2人ともアグレッシブな試合をするので、観客にとって楽しい試合になるでしょうね」と、神村の印象と2Rから勝負を懸けることを語る。 
                          軽量級、しかも女子では1kgの体重差がかなり大きなハンデとなる。メラーは「何とも思わない」と強気な姿勢を崩さなかったが、メラーに付き添っていたコーチは「前日計量の時点で47kgということは、明日の試合時に3kgは増えているだろう。体重差だけは不利な部分がある」と警戒していた。 
                         今回の試合はWBCムエタイルールにより、日本ではまだ珍しいヒジ打ちありの試合となる。メラーは今回が3度目のヒジありルールだという。「ボクシングのスキルと前蹴りには自信がある」と、メラーは最後まで強気な姿勢を崩さなかった。 
                          一方、神村は終始リラックスムードでコメント。「相手はパンチが強いかなって印象はありますが、あとは他の選手と特に変わらないですね。ボディビルダーと聞いていたのでもっと筋肉質だと思っていたんですが、そうでもなかった」とメラーの印象を語る。 
                         今回、減量がきつかったというが、「体調はいいです」と笑顔で答える神村。「今回はヒジの調子がいいので、斬れたらいいな」とヒジ打ちの投入を予告する。神村は昨年12月30日に開催された『戦極』で、ちはるの額をヒジで斬って流血させ、女子キック史上初のヒジによるカットでのTKO勝ちを飾っている。 
                        「でも、パンチでもキックでも倒せることを前提に練習をしてきました。今はとにかく早く試合がしたいですね」と、神村は試合が待ちきれない様子だった。 
                         
                          WBCムエタイ実行委員会 
                          WBCムエタイ・ジャパン第2回大会 
                          「The Path to the World Champion」 
                          2011年10月2日(日)東京・後楽園ホール 
                          開場10:45 開始11:00 
                           
                        <決定対戦カード> 
                        ▼ダブルメインイベント第2試合 スーパーファイト 
                          ジョムトーン・チューワッタナ(タイ/WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)=62.9kg 
                          vs 
                          大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg Japan Tournament 2010優勝、元WBCムエタイ日本ライト級王者)=63.3kg 
                        ▼ダブルメインイベント第1試合 WBCムエタイ女子インターナショナル・ライトフライ級王座決定戦 
                          デニス・メラー(イギリス/WBCムエタイ女子インターナショナル・ミニフライ級王者)=47.25kg 
                          vs 
                          神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者、Girls S-cup2011トーナメント優勝)=48.95kg 
                        ▼セミファイナル WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 3分5R 
                          羅紗陀(キングジム/王者、WBCムエタイ世界同級13位)=61.1kg 
                          vs 
                          増田博正(スクランブル渋谷/挑戦者・WBCムエタイ世界同級14位、元全日本同級王者)=61.1kg 
                           
                          ▼WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ 
大槻直輝(OGUNI GYM/同級王者)=50.55kg 
vs 
加藤竜二(橋本道場/MA日本&WPMF日本フライ級王者/挑戦者)=50.65kg 
 
                          ▼WBCムエタイ日本スーパーライト級タイトルマッチ 
高橋誠治(東京町田金子ジム/王者)=63.4kg 
vs 
菅原勇介(TARGET/J-NETWORK同級王者/挑戦者)=63.75kg→63kg 
                         
                        ▼WBCムエタイ日本バンタム級王座決定戦 
闘魔(新宿レフティージム/WPMF日本&M-1スーパーフライ級王者)=53.52kg 
vs 
幸二郎(OGUNI GYM/NJKF同級2位)=53.4kg 
 
▼WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦 
新人(あらと/E.S.G/NJKF同級1位)=55.3kg 
vs 
日下部竜也(OISHI GYM/シュートボクシング日本同級王者)=55.25kg 
 
▼WBCムエタイ日本ライト級次期挑戦者決定戦 
宮越慶二郎(拳粋会/NJKF同級王者)=61.2kg 
vs 
黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級王者)=61.05kg 
                        <チケット料金> 
                          VIP席15,000円(完売) SRS席12,000円(完売) RS席10,000円(完売) 
                          S席8,000円 A席6,000円 B席4,000円(完売) 
                        <お問い合わせ> 
                      WBCムエタイ実行委員会(NJKF事務局内)=TEL:03−6912−7247 
                         
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