初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス主催
「リアルジャパンプロレス旗揚げ2周年特別興行
『メディア241〜TORANOANA−2007』」
2007年9月21日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
▼第5試合 第12回掣圏真陰流トーナメント決勝戦
○高橋良明(パラエストラ八王子)
判定 3−0
●滝沢充(スーパータイガージム/第3回&7回&9回掣圏真陰流トーナメント優勝&第11回優勝)
※高橋がトーナメント優勝
滝沢遂に敗れたり……。一回戦では右ストレート一発で快勝した滝沢だったが、初出場の思わぬ伏兵の前に決勝で無残に散ってしまった。
誘いのパンチを出しながら右ストレートをカウンターで狙う滝沢。高橋はローを入れながら組み付くと、一回戦で見せたような見事な投げをここでも披露する。
グラウンドで滝沢を押さえ込むと、こつこつとパンチを落としていく。滝沢は必死にしがみつき、ブレイクの合図を待つのみ。
スタンドから再開するも、滝沢は得意の右ストレートが大振りになってしまい、高橋に見切られてしまう。再びテイクダウンした高橋は滝沢の胴めがけて鉄槌。
試合終了間際には、高橋は胴回し回転蹴りを見せる余裕も。最後に、テイクダウンした高橋が上になったところで試合は終了した。
判定の結果、審判団からグラウンドにおける積極性2票、スタンドにおける積極性1票の合計3票が与えられた高橋が初優勝を飾った。
▼第2試合 第12回掣圏真陰流トーナメント1回戦
○滝沢充(スーパータイガージム/第3回&7回&9回掣圏真陰流トーナメント優勝&第11回優勝)
一本 2分36秒 ※レフェリーストップ
●米澤重隆(ストライプル)
※滝沢がトーナメント決勝に進出
これまでに4度掣圏真陰流トーナメントを制覇してきた滝沢と、15年のレスリングバックボーンを持つ初出場の米澤が対決した。
低く構える米澤に対し、滝沢はパンチ、ローで相手の出方を伺う。先に組み付いた米澤はテイクダウンし滝沢をがっちり押さえつけるが、レフェリーから「待て!」の合図がかかる。
スタンドから再開。体格的に大きな米澤はスタンドを避け、組み付きにいく。すると滝沢の狙いすました右ストレートがクリーンヒット!
これで膝をついた米澤の顔面に、滝沢がパウンドの雨を降らせたところでレフェリーがストップ。滝沢が一本勝ちで5度目のトーナメント制覇に大きく前進した。
▼第1試合 第12回掣圏真陰流トーナメント1回戦
○高橋良明(パラエストラ八王子)
判定 3−0
●小笠原均(k.o.shooto gym)
※高橋がトーナメント決勝に進出
柔術青帯の大会で優勝など、輝かしい実績を持つ高橋とアマチュア修斗で4戦3勝1敗の戦績を持つ小笠原が対決。
打撃から組み付いた高橋は、柔道ならば「一本!」といえるような華麗な背負い投げを連発する。
そして、そのまま上から押さえ込むとパウンドを連打!みるみるうちに小笠原の顔面は腫れ上がる。
打撃で活路を見出したい小笠原はパンチを出すが、14cmも長身の高橋の打撃の方がクリーンヒットする場面が目立つ。
判定決着となり、審判団による投げによるダメージ、スタンドにおける積極性、打撃によるダメージで3票を獲得した高橋が決勝進出を果たした。
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