6月21日(月)都内ホテルにて、6・26静岡エコパアリーナで開催されるK-1JAPAN『K-1 BEAST 2004』で再起を賭け、レイ・セフォー(ニュージーランド)との試合に挑むボブ・サップ(チーム・ビースト)はこれまでにないほど気合が入っている。
復活のためにはあえていばらの道を選んだ。谷川Pが用意した候補はセフォー、ボタ、グッドリッジの3選手。そこでサップは谷川Pが提示した3人のファイターの中から最も強豪であるセフォーを指名した。結果だけを求めるならば、K-1未勝利のボタや総合格闘家であるグッドリッジを指名するほうが可能性は高い。しかしそれで勝っても意味はない。あえて自分を厳しい状況に置くことでサップは変わろうとしている。
あれだけサービス精神旺盛だったサップが記者会見を拒否。さらには6月26日以降のスケジュールは全くの白紙だという。この事実からだけでもサップのこの一戦にかける意気込みが伝わってくるだろう。
現在、サップは師であるモーリス・スミス(モーリス・スミス キックボクシングセンター)の下、サム・グレコ(チーム・グレコ)らとトレーニングに明け暮れる毎日を送っている。6月26日静岡のリングに立っているのは、この一戦にすべてをかけた本気モードのビーストだ。
FEG「K-1 BEAST2004 in 静岡〜ジャパンGP決勝トーナメント〜」
2004年6月26日(土)静岡・静岡エコパアリーナ
<対戦決定カード>
▼K-1ルール 3分3R延長2R
ボブ・サップ(チーム・ビースト)
VS
レイ・セフォー(ニュージーランド)
▼K-1ルール 3分3R延長2R
モンターニャ・シウバ(ブラジル)
VS
バタービーン(USA)
[JAPANグランプリ]
▼第1試合 K-1ルール 3分3R延長1R
堀啓(チーム・ドラゴン)
VS
子安慎悟(正道会館)
▼第2試合 K-1ルール 3分3R延長1R
中迫剛(ZEEBRA244)
VS
ノブ・ハヤシ (フリー)
▼第3試合 K-1ルール 3分3R延長1R
冨平辰文(SQUARE)
VS
マイク・ベルナルド (オーランドチーム)
▼第4試合 K-1ルール 3分3R延長1R
天田ヒロミ(TENKA510)
VS
内田ノボル (ビクトリージム)
[準決勝]
▼第1試合の勝者×第2試合の勝者
▼第3試合の勝者×第4試合の勝者
[決勝]
※決勝のみ延長2R
▼オープニングファイト
滝川リョウ(日進会館)
VS
高萩勉(チーム・ドラゴン)
▼オープニングファイト
グレート草津(チーム・アンディ)
VS
ヴィトー“ヴィッチーノ”(ジュニアーアギアーチーム)
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