5月23日(金)都内にあるワールドビクトリーロード(以下、WVR)事務所にて、6月8日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるWVR主催『戦極〜第三陣〜』の記者会見が行われ、高橋和生(日本/フリー)VSファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)の追加対戦カードが発表された。
会見後、國保尊弘広報は記者たちの囲み取材に答え、残りの対戦カードについて「日本人選手はあと1〜2名。最大2名で考えています」とした。参戦が決定しているドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)とホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)のライト級2試合については「その二人の対戦はない。一人は日本人の可能性がある」とした。
ライト級エース五味隆典への挑戦を表明し、第二陣で一本勝ちを飾った北岡悟(日本/パンクラスism)と光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)のどちらかかと思われたが、「二人には第四陣(8月24日、さいたまスーパーアリーナ)から予定している“ロード・トゥ・五味トーナメント”に出てもらいたい」という。
さらに「もうひとつ別の階級で日本人が一人出る可能性があります。その日本人選手の状況次第で、出られるようなら一試合増やします。初参戦の選手です」と新たな日本人選手投入の可能性を示唆した。
インターネットなどを中心に不評も聞かれた、ディスコ調のオープニングや残り10秒での“シャキーン!”という効果音などについては、「第一陣でのシャア(機動戦士ガンダムのキャラクター)の声優・池田さんの評判も、最初は悪い方が多かった。ノイズが起きているのは見てもらって評価してものだと思います。そういうノイズが出てきたのは、逆に関心を持ってもらっているという意味で良いことなのかな、と思っています」と前向きに捉えている。
「選手にはリング上で力を発揮してもらって、リアルでしか出せないものを作っていきます。我々は試合に介入できないので、お客さんに楽しんでもらえる、会場がひとつになれるような仕込みをしていきたい」と、演出を定着させていって戦極の“色”を出して行きたいと語った。
なお、今大会より戦極のスポンサーであり株主であるディスカウントショップ「ドンキホーテ」にて、チケットの販売も行われることが決定。まずは都内近郊20店舗にて発売され、各店舗には戦極コーナーが設けられ戦極グッズや各選手のグッズなどが販売されることも発表された。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<追加対戦カード>
▼ライトヘビー級 5分3R
高橋和生(日本/フリー)
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
<決定対戦カード>
▼ヘビー級 5分3R
吉田秀彦(吉田道場)
VS
モーリス・スミス(アメリカ/モーリス・スミス・キックボクシングセンター/元WKA世界キックボクシング王者&UFC世界ヘビー級王者)
▼ミドル級 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)
VS
ローガン・クラーク(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
▼ヘビー級 5分3R
藤田和之(藤田事務所)
VS
トラビス・ビュー(アメリカ/エリート・パフォーマンス)
▼ヘビー級 5分3R
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)
VS
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
▼ウェルター級 5分3R
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)
VS
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
<出場予定選手>
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第四陣〜」
2008年8月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場開始未定
<出場予定選手>
五味隆典(久我山ラスカルジム)
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第五陣〜」
2008年9月28日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
開場開始未定
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