6月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催『小林聡プロデュース 野良犬電撃作戦』の公開計量が、前日21日(土)都内ホテルにて行われた。
※計量結果は下記
メインイベントでM-1フェザー級チャンピオンのカノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス)と対戦する、全日本スーパーフェザー級チャンピオンの石川直生(青春塾)は、カノンスックが計量で1.2Kgもオーバーしたことに怒りを隠せなかった。
「2週間前にM-1を観に行って、あれから10Kgも落とせるのかなって思っていたので2Kgオーバーを想定していました。それよりはマシ。でも、ムカつく。腹たちます。ペナルティ覚悟で試合をやるのは腹が立つ。
1、2Rが怖い選手だし、1、2RにKO狙いで勝負をかけてくると思う。キャリアもテクニックもある選手だから長期戦になってもやられる可能性はあるけれど、前も言ったように今の僕ならこのレベルで闘っていてはいけないと思う。
いろんな意味があって、とにかく今回の試合は本当にいろんな意味で勝負。勝たなければいけない。とにかくカノンスックがどうこうじゃなく、今の自分がやるべきことは明日勝つこと。全部を無駄にしたくない。
特に一番無駄にしたくないのは、タイで練習してきたこと。勝たないと全部無駄になってしまう。2週間という期間は短かったけど、得るものは大きかったので、それを無駄にしたくない」
前回の山本元気戦では、計量が終わってもなお「まだやれることが残っている」と言っていた石川だが、「今回もまだ残っている」という。
「昨日、全部イメージの洗い直しをしました。今回はとにかく負けちゃいけない試合、何が何でも負けちゃいけない。今の作っているイメージと照らし合わせても、イメージがまだ足りてないと思う。メシ食って一息ついたら、まだ練り直せる部分はあるので、明日の精神状態は元気戦と同じくらいにまで持っていく。抜かりはない」
あまりにも凄まじい意気込みと“勝たなければいけない”との言葉を連発する石川に、その気合いが空回りしたり、逆にプレッシャーになる部分はないのかと聞くと…。
「それはない。大丈夫」と笑顔で答えた。「僕の性格的なものや、今までのキャリアでそう思われるかもしれないけど、元気戦で一皮剥けました。今回はそれ以上の試練が僕の中にある。それを乗り越えなきゃ…ではなく、受け止めて闘っているので大丈夫です」と、プレッシャーにはならないと語った。
なお、カノンスックは3度計量を行い1200グラム→900グラム→700グラムオーバー。最終的に500グラムオーバーで規定時刻(計量開始より2時間経過のPM7:00)となったため、以下の措置を取った上で試合を実施することになった。
・ファイトマネー減額
・グローブハンデ(石川6オンス、カノンスック8オンスグローブを使用)
・第1ラウンドはカノンスック1点減点から試合をスタートする
最愛の母の死という試練を乗り越え、強敵カノンスックを撃破することが出来るか? 石川直生の“NAOKICK試練の七番勝負”は、第四戦目にしていきなり佳境を迎えた。
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「小林聡プロデュース 野良犬電撃作戦」
2008年6月22日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
※オープニングファイト開始17:15
<全対戦カード>
▼メインイベント NAOKICK試練の七番勝負・第四戦 日本VSタイ 59kg契約 3分5R
石川直生(青春塾/全日本スーパーフェザー級王者)59.0Kg
VS
カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス/M-1フェザー級王者)59.5Kg
※カノンスックは3度計量を行い1200g→900g→700gオーバー。最終的に500gオーバーで規定時刻(計量開始より2時間経過のPM7:00)となったため、以下の措置を取った上で試合を実施する。
ファイトマネー減額、グローブハンデ(石川6oz、カノンスック8ozグローブを使用)、第1ラウンドはカノンスック1点減点から試合をスタートする。
▼セミファイナル 日本VSタイ フェザー級 3分5R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)57.1Kg
VS
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス/M-1バンタム級王者)57.0Kg
▼第6試合 日本vsタイ 70kg契約 3分5R
山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者) 69.9Kg
VS
サムゴー・ギャットモンテープ(タイ/元ムエタイ三冠王者)69.3Kg
▼第5試合 76kg契約 3分5R
中村高明(藤原/全日本ミドル級王者)75.7Kg
VS
須藤信充(TEAM SUDO/元日本三階級王者)75.5Kg
▼第4試合 55kg契約 サドンデスマッチ 3分3R
寺戸伸近(青春塾/全日本バンタム級1位)54.9Kg
VS
那須儀治(WSK/興気塾/全日本バンタム級6位)54.1Kg
▼第3試合 第18代全日本ライト級王座決定トーナメント 準決勝 サドンデスマッチ 3分3R
海戸 淳(S.V.G./同級2位)61.4kg→61.1Kg
VS
藤牧孝仁(はまっこムエタイ/同級3位)61.1Kg
▼第2試合 全日本スーパーフェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ
大高一郎(ストラッグル/同級3位)58.6Kg
VS
ソルデティグレ・ヨースケ(U.W.F.スネークピットジャパン)58.9Kg
▼第1試合 フェザー級 3分3R
九島 亮(AJ)57.0Kg
VS
永野裕典(和術慧舟會DURO)57.1Kg
▼オープニングファイト第3試合 フェザー級 3分3R
森井洋介(藤原)57.1Kg
VS
大前力也(WSK/KSS健生館)56.3Kg
▼オープニングファイト第2試合 フェザー級 3分3R
尾田兼次(S.V.G.)56.8Kg
VS
上杉隼士(超越塾)57.0Kg
▼オープニングファイト第1試合 68kg契約 3分3R
布施一行(DRAGON GYM)67.7Kg
VS
佐藤大輔(バトラーツ)65.7Kg
<チケット料金>
SRS席 15,000円/RS席 10,000円/S席 7,000円/A席 5,000円
※SRS席は全日本キックのみの販売
※当日券は500円増し
<チケット発売場所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック 03-3365-1171
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Reverse×Rebirth」
2008年7月26日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<決定対戦カード>
▼全日本ミドル級ランキング戦 3分5R
江口真吾(AJ/同級1位)
VS
白虎(和術慧舟会RANGER品川)
<出場決定選手>
山内裕太郎(AJ/全日本スーパーウェルター級王者)
望月竜介(UWFスネークピットジャパン/全日本スーパーウェルター級1位)
<チケット料金>
SRS席12,000円(全日本キックのみで販売)
RS席8,000円 S席6,000円 A席4,000円
※当日券は各席500円増し。
<チケット販売所>
6月21日(土)〜発売
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03−3365−1171
●2008年度スケジュール
・6月22日(日)後楽園ホール
・7月26日(土)後楽園ホール
・8月3日(日)横浜赤レンガ倉庫 ※はまっこムエタイジム興行
・9月19日(金)後楽園ホール
・10月17日(金)後楽園ホール
・11月8日(土)後楽園ホール
・12月5日(金)後楽園ホール ※藤原まつり2008
※ほか特別大会、新宿FACE大会が追加予定
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