9月24日(水)都内ホテルにて、『DREAM.6 ミドル級GP2008 決勝戦』の一夜明け会見が行われた。
弘中邦佳(アカデミアAz)を判定で退けた桜井“マッハ”速人(マッハ道場)は、笹原圭一イベントプロデューサー(以下、EP)の「ウェルター級層は層が薄いので、ぐいぐい引っ張っていって欲しい」という言葉を受けて、「昨日は弘中選手と戦ったんですけど、相手も色々と変わって大変でした。
ウェルター級の層が薄いとか厚いとかはどっちでもいいです。とにかく頑張るんでよろしくお願いします」とマッハらしい言葉で挨拶。
マッハは昨年大晦日の『やれんのか!』、そしてDREAMでは全て日本人選手と対戦してきており、そろそろ外国人選手との対戦が望まれるのだが、マッハ自身は「正直、そんなに焦ってないんですよ、take
it easyで」と余裕の表情を見せる。
すると「日本でウェルター級はちょっと重いのかも知れないですけど、世界ではウェルター級が一番層が厚いんです。その中でアメリカだったり、ブラジルだったり、各国で色々な大会をやっていて、選手が散っちゃってるんです。今回対戦予定だった相手も、本当のことはどうか分からないですけど、そっちの大会に出るとか出ないかとかごちゃごちゃ言ってきて…」と、マッチメークについての内部事情を暴露!
さらにマッハは「本当は名前は出さない方がいいのかな」としながらも、その直後に「まあニック・ディアスなんですけど」と試合をキャンセルされた相手がニック・ディアスだったことをあっさり告白し、場内から笑いを誘っていた。
またマッハはディアスの次にオファーされたフィル・バローニ戦が流れたことも打ち明け「まあそういうのはしょうがないですよ。俺は誰の挑戦でも受けます! 世界は広いし、レベルを上げるためにも俺は誰とでもやる。俺は相手を選ばないし、相手はプロモーターが決めてください」と挑戦者ウェルカムの姿勢を見せた。
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