2月19日(木)東京・新宿にあるワールドビクトリーロード(以下、WVR)本社にて、3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるWVR主催『戦極〜第七陣〜』の記者会見が行われた。
すでに11名の出場選手が発表されている戦極フェザー級GP。この日の会見では新たに第7代修斗世界ライト級王者・門脇英基(和術慧舟會東京本部)、ナム・ファン(ベトナム/Ma
Duアカデミー)、マット・ジャガース(アメリカ/Team Wolfpack)、L.C.デイビス(アメリカ/アメリカン柔術アカデミー)の参戦が発表された。
門脇は2002年にプロ修斗新人王を獲得、2007年9月に佐藤ルミナを破り、2008年3月には王者・田村彰敏から修斗世界ライト級の王座を奪還し、第7代修斗世界ライト級王者に輝いた寝業師。
同年11月にリオン武に敗れて以来の試合を迎えるが、「今回出場するまでに色々とありまして時間がかかりましたけど、当日に向けていい動きが出来るようにきっちり仕上げてきます」と門脇は意気込みを語る。
約5カ月間試合間隔が開いた理由については「はじめ戦極出場のオファーを受けて、やる気がありませんでした(苦笑)。(リオンとの)試合が終わって色々と考えて、ずっと休みたいと思っていたときだったんです」。引退も考えていたというが、周りからの説得、戦極からの熱意もあって今大会への出場を決めたようだ。「試合が出たくないと思っていたのはびびっていただけ、逃げだったのかもしれません」と気持ちを振るい立たせる門脇。
現在、試合に向けては「若いときは練習をガムシャラにやっていたけど、最近は年くったからかイメージトレーニングが増えましたね」と最近の練習内容を説明。また、「自分は前よりも確実に強くなっています。強くなる上で一番効率のいいのは、フィジカルよりも闘い方を考えないと強さは手に入らない。ここ最近は一本を取る流れが途中で途切れてしまった。修正しないといけない欠点があって、時間が足りないぐらいですね」とコメントした。
GP出場メンバーは現段階で15名揃ったが、「みんな強いので特にやりたい選手はいないです。(腹固めとチョークスリーパーを複合させた)門脇スペシャルは仕掛けがばれているので極まらないでしょう(苦笑)。それに変わるものを考えています」と必殺の決め技を模索中だという。
会見に同席した國保尊弘代表は「ぜひ日本期待の星として頑張ってもらいたいと思います」と門脇にエールを送っている。
追加メンバーのナム・ファンは、ベトナム人の血を引き、空手・柔術・レスリング・ボクシングなど、様々な格闘技をバックボーンに持つトータルファイター。KOTCやストライクフォースで活躍し、戦績は14勝5敗。
KOTCスーパーライト級王者マット・ジャガースは、長い手足から繰り出される爆発的な打撃を信条とする、米国軽量級のアグレッシブファイター。そしてアメリカからもう一人の参戦となるL.C.デイビスは総合戦績14戦13勝という驚異的な成績を誇るレスリングをバックボーンに持つ選手。今年1月のAfflictionに出場し、修斗で活躍した総合9連勝中のバオ・クアーチに勝利を収めている。
なお、グランプリ残り1枠については「日本を含むアジアから1名が参戦予定」(國保代表)であり、決定次第発表。また、ワンマッチ追加カードとして、「来日経験のある外国人選手による」ヘビー級戦が今週中に発表される。
また、戦極追加日程も発表され、5月2日(土)『戦極〜第八陣〜』(国立代々木競技場
代々木第二体育館)でGP二回戦、8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ)でGP準決勝、決勝を行う。さらに9月、10月、11月に都内近郊で1大会ずつ開催予定。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第七陣〜」
2009年3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場15:00 開始17:00
<追加出場選手>
▼戦極フェザー級GP
門脇英基(和術慧舟會東京本部・第7代修斗世界ライト級王者)
ナム・ファン(ベトナム/Ma Duアカデミー)
マット・ジャガース(アメリカ/Team Wolfpack)
L.C.デイビス(アメリカ/アメリカン柔術アカデミー)
<決定対戦カード>
▼戦極ライトヘビー級ワンマッチ
川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
キング・モー(アメリカ/Kingdom of Mayhem)
<出場決定選手>
▼戦極フェザー級GP
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・世界TKOフェザー級王者)
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
山田哲也(しんわトータルコンバット/チームZST)
小見川道大(吉田道場)
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜)
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代キング・オブ・パンクラシスト)
ロニー・牛若(イギリス/チーム・トロージャン)
クリス・マニュエル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
ニック・デニス(カナダ/Ronin MMA)
ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT)
<チケット料金>
VIP席(最前列)70,000円(専用入場ゲート・特典付き)
VIP席50,000円(専用入場ゲート・特典付き)
RRS席25,000円
戦極シート(SS席)17,000円(特典付き)
SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円
<チケット発売場所>
イープラス
http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
【一般受付】〜3月10日(火)17:59
【当日引換】3月10日(火)18:00〜3月19日(木)18:00
電子チケットぴあ
電話 0570−02−9999(Pコード:813−454)
店頭 チケットぴあ店頭
インターネット http://pia.jp/t
コンビニエンスストア ファミリーマート、サークルK、サンクス
ローソンチケット
電話 0570−084−003(Lコード:33403)
店頭 全国ローソン店頭Loppi
インターネット http://l-tike.com/
CNプレイガイド
電話 0570−08−9999(10:00〜18:00)
店頭 am/pm、CNステーション
インターネット http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗があります
※受付時間は店舗により異なります
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード 03−5381−7108
●戦極2009年度スケジュール
3月20日(金・祝)『戦極〜第七陣〜』東京・国立代々木競技場第二体育館:フェザー級GP一回戦
5月2日(土)『戦極〜第八陣〜』(国立代々木競技場 代々木第二体育館):フェザー級GP二回戦
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝
※9月、10月、11月に都内近郊で1大会ずつ開催予定。
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