8月5日(水)東京・大森にあるLaughter7にてピーター・アーツ(オランダ)が公開練習を行った。アーツは8月11日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1
WORLD GP2009 IN TOKYO FINAL16 QUALIFYING GP』のスーパーファイトで西島洋介(AK/元ボクシングWBF世界クルーザー級王者)と対戦する。
公開練習の前に囲み取材に応じ「昨日、日本に来たばかりだから時差でちょっとまだボーとしているね、でもコンディションは良いよ」と現在の体調を語ったアーツ。
試合までの約1週間は「今日は軽めに練習して、明日は最後の仕上げの練習をするよ。練習は明後日までやる予定だけど、それからはK-1の公式スケジュールもあるし、あとはリラックスして試合に臨むだけだね」というスケジュールで過ごすことになる。 アーツが対戦する西島はボクシングや総合格闘技の実績こそあるものの、K-1は今回がデビュー戦。K-1ルールでの西島の情報はゼロだが、アーツはPRIDEで行われた西島とマーク・ハント(ニュージーランド)との試合を見て、西島を「彼がボクシングのキャリアを持っていることは知っている。
ハントとの試合を見たけどハートが強くてタフな選手だなと思った。技術的には? やはりパンチが早いと思ったね。特に左フックからの右はスピーディだ。一発のパンチが重いと思うし、それが当たってしまうと試合がどうなるかは分からない」と分析する。 一部で西島が「ボクシングシューズを履いて試合をしたい」と希望しているという情報もあるが、アーツは「自分としては別にどちらでも構わないよ。K-1のルールに沿ってやってもらえればOKだ」と気にしていない様子。 「彼がシューズを履くメリットとしては、シューズを履きなれているということ。あとはしっかりとマットを踏み込むことが出来て、足のグリップが効いてパンチが出せることくらいじゃないかな。デメリットとしてはパンチだけの攻撃になってしまうことだ。
ただ西島はシューズを履こうと履くまいと、パンチだけで勝負してくるつもりなんだろう。彼がハイキックを蹴ってはこないだろうしね。もし万が一、西島がハイキックを蹴ってきたら、こっちは徹底的にローキックを蹴ってやるさ」と余裕の言葉を残している。 もちろんアーツは「西島の攻撃がパンチしかないと予想がつくことは、戦う上でイージーに見えるかもしれない。でも彼はボクサーなので、K-1ファイターよりもパンチは優れているだろう。試合はそのパンチ一発で展開が変わるかもしれない。パンチは一発もらっだけで負けてしまう可能性があるからね。むしろ西島がパンチの選手だからこそ怖さもあるし、気をつけて戦わないといけないと思っている」と西島のことを甘く見ているわけではない。 しかしその上で「彼はボクシングを背負って戦うだろうし、私はK-1を背負って戦う。良い試合になるだろう。K-1の怖さを見せたい? 西島にとってK-1のレッスン1として、ピーター・アーツは手強い相手だな(笑)。
きっと試合時間が長くなればなるほど、西島は苦しさを感じることになるだろうし、この試合で学ぶことがたくさんあるだろうね。彼にはいいレッスンを施したいと思っているよ。具体的に何をレッスンする?“K-1の痛み”を教えてあげたいね」とK-1
3タイムズチャンピオンとしてプライドをのぞかせた。 また白血病で闘病中のノブ・ハヤシ(※ノブはアーツを輩出したドージョー・チャクリキの日本支部の館長である)が「アーツとエロール・ジマーマンの試合を見て勇気付けられた」と話していたことを伝えられると、アーツは「次の試合でもノブを勇気付けられたらいいね。“病は気から”と言うようにネガティブな気持ちを持っていっては治るものも治らない。 絶対によくなるとポジティブな考えを持って病気に立ち向かって欲しい。そうすればいつか完璧に治る日がくるはずさ。今度の試合もノブは会場に見に来るそうだし、そこで挨拶したいと思っている」と激励の言葉を送った。 囲み取材終了後、アーツは3分3Rのミット打ちを披露。ヘビー級らしいパワフルなパンチとミドルを叩き込む一方、前蹴り・ヒザ蹴りといったボクサー殺しの基本とも言うべき攻撃を繰り返し反復。西島戦に向けて準備は万端だ。
FEG 「K-1 WORLD GP2009 IN TOKYO FINAL16 QUALIFYING
GP」 2009年8月11日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館 開場17:00 開始18:00 <決定対戦カード> ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
京太郎(チームドラゴン/第2代K-1ヘビー級王者)※前田慶次郎から改名 VS ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館/第9回全世界空手道選手権大会準優勝) ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
西島洋介(AK/元ボクシングWBF世界クルーザー級王者) VS ピーター・アーツ(オランダ/チームアーツ) ▼世界最終予選GP 1回戦 3分3R延長1R
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクスジム) VS ラマザン・ラマザノフ(ロシア/チーム・ミスター・パーフェクト) ▼世界最終予選GP 1回戦 3分3R延長1R
ダニエル・ギタ(ルーマニア) VS アレックス・ロバーツ(アメリカ/シュートボクシング/空柔拳会館) ▼世界最終予選GP 1回戦 3分3R延長1R
セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン) VS セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア/ローカルコンバットチーム) ▼世界最終予選GP 1回戦 3分3R延長1R
リコ・ヴァーホーベン(オランダ/チーム・リコ) VS ブリース・ギドン(フランス/メジロジム/Le Banner X tream Team) ▼世界最終予選GP 準決勝
マヌーフ×ラマザノフの勝者 VS ギタ×ロバーツの勝者 ▼世界最終予選GP 準決勝 ラシェンコ×チオバヌの勝者
VS ヴァーホーベン×ギドンの勝者 ▼世界最終予選GP 決勝 ▼世界最終予選GP リザーブファイト 3分3R延長1R
ジョン・ラブ(イギリス/タズジム) VS 悠羽輝(和術慧舟會DUROジム) ▼オープニングファイト K-1ルール 70kg契約 3分3R
渡辺理想(極真会館) VS 康信博(K-1 TRYOUT誠空会) ▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
清水賢吾(極真会館) VS 河野真弓(九州比山ジム) ▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
土井一央(極真会館) VS 蛯澤克治(大誠塾) <チケット料金>※全席指定・税込み SRS席22,000円 S席10,000円 A席5,000円 <チケット発売所>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイ K-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト チケットぴあ=TEL:0570−02−9999
ローソンチケット=TEL:0570−084−003(Lコード:32250) CNプレイガイド=TEL:0570−08−9999 キョードー東京=TEL:03−3498−9999
イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ キョードー東京=TEL:03−3498−9999 大会に関するお問い合わせ
FEG=TEL:03−3796−5060 FEG 「K-1甲子園〜FINAL 16」
2009年8月10日(月)東京・国立代々木競技場第二体育館 開場15:00 開始16:00 <決定対戦カード> ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント決勝戦 2分1R
準決勝の勝者 VS 準決勝の勝者 ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント準決勝 2分1R
松倉VS佐藤の勝者 VS 松花VS知名其の勝者 ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント準決勝 2分1R
西澤VS上田の勝者 VS 仲村VS斉藤の勝者 ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント1回戦 2分1R
松倉信太郎(慶応義塾高等学校/3年) VS 佐藤太一(宮城県立村田高等学校/3年) ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント1回戦 2分1R
松花征也(愛知県立鳴海高等学校/1年) VS 知名其(東京都立六郷工科高等学校/3年) ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント1回戦 2分1R
西澤クリストファー清(TOKYOスポーツハイスクール/3年) VS 上田 龍(新潟県立東高等学校/2年) ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント1回戦 2分1R
仲村明弘(千葉県立市川工業高等学校/1年) VS 斉藤光希(静岡県立浜北西高等学校/3年) ▼K-1甲子園 70kg級日本一決定トーナメント リザーブファイト 2分1R延長1R
YUUKI(東北工業大学高等学校/3年) VS 岡田裕介(文星芸術大学付属高等学校/2年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
HIROYA(主催者推薦/2008年優勝/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/2年) VS 西川康平(関東地区Bブロック準優勝/都立松が谷高等学校/3年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
嶋田翔太(主催者推薦/私立西武台高校/3年) VS 杉下大地(主催者推薦/愛知県立小牧高等学校) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
日下部竜也(主催者推薦/愛知県立豊田高校/2年) VS 佐々木涼助(関東地区Aブロック準優勝/サレジオ工業高等専門学校/2年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
石田勝希(主催者推薦/初芝立命高等学校/2年) VS 園田顕悟(九州・沖縄地区優勝/宮崎県立門川高校/3年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
野杁正明(=のいり・まさあき/主催者推薦/至学館高等学校/1年) VS 村越 凌(関東地区Bブロック3位/神奈川県立平塚農業高校/3年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
藤鬥嘩裟(関東地区Aブロック優勝/勇志国際高等学校/2年) VS 増子航平(東北・北海道地区優勝/仙台商業高等学校/3年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
秋元晧貴(中部地区優勝/愛知県立三好高等学校/2年) VS 山口裕人(関西・中国・四国地区優勝/大阪府立平野高等学校/2年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
宮元啓介(関東地区Bブロック優勝/東野高等学校/2年) VS 平塚大士(中部地区3位/愛知県立安城農林高校/2年) ▼K-1甲子園 62kg級FINAL16 K-1甲子園ルール 2分3R
上田慎之介(主催者推薦/墨田工業高等学校/2年) VS 伊澤波人(主催者推薦/厚木清南高等学校/2年) ▼スーパーファイト K-1
YOUTHルール 3分3R 才賀紀左衛門(大誠塾) VS 小林幸太(藤) ▼スーパーファイト K-1
YOUTHルール 3分3R 卜部功也(西山道場) VS 谷山俊樹(谷山) ▼スーパーファイト K-1
YOUTHルール 3分3R 卜部弘嵩(西山道場) VS 坪井悠介(斬刃拳) ▼スーパーファイト K-1
YOUTHルール 3分3R 木谷典史(チームドラゴン) VS 瀧谷渉太(全日本新武道連盟桜塾) ▼スーパーファイト K-1
YOUTHルール 3分3R 佐々木大蔵(チームドラゴン) VS 戸邊隆馬(シルバーウルフ) <チケット料金>
SRS席10,000円 A席5,000円 A席3,000円(自由席) <チケット発売>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト Yahoo!ケータイ K-1オフィシャルサイト EZ web K-1オフィシャルサイト チケットぴあ=TEL:0570−02−9999
ローソンチケット=TEL:0570−084−003(Lコード:32230) CNプレイガイド=TEL:0570−08−9999 キョードー東京=TEL:03−3498−9999
イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <お問い合わせ> チケットに関するお問い合わせ
キョードー東京=TEL:03−3498−9999 大会に関するお問い合わせ FEG=TEL:03−3796−5060
●K-1 WORLD GP2009日程
・8月11日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館 「K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO
FINAL 16 QUALIFYING GP」 ・9月26日(土)韓国・ソウル オリンピック体操競技場) 「K-1
WORLD GP FINAL 16」 ・12月5日(土)神奈川・横浜アリーナ 「K-1 WORLD GP FINAL」
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