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9月7日（月）東京・水道橋にあるマスタージャパン格闘技スタジオにて、12日（土）東京・ディファ有明で開催される「CAGE FORCE」に関する記者会見が行われた。
 会見ではまず第2代CAGE
FORCEライト級王者・廣田瑞人（GUTSMAN・修斗道場）が同タイトルを返上したことが発表された。
会見に出席した久保豊喜GCMコミュニケーション代表によれば、廣田が8・2戦極で北岡悟と戦極ライト級チャンピオンシップを行う以前から、久保代表とGUTSMAN・修斗道場の桜田直樹会長の間では9月大会での廣田の防衛戦について話し合いが行われていたとのこと。
その中で廣田が北岡を破って戦極のベルトを手にしたことで、久保代表は「ケージフォースにおいて選手の力が充満している中で、私たちとしてもそういう選手にチャンスをあげたいという状態になっていました。ライト級では弘中選手、児山選手にチャンスをあげたい、と。そこで廣田選手にどちらかとやってもらいたいという話をするのであれば、廣田選手がタイトルを返上した方が話がスムーズに進むなと考えました。 また明らかに戦極さんよりもギャラが安いうちの大会に出てもらうのはおかしな話ですし、戦極さんのベルトの重みも考えてタイトル返上をこちらから提案しました」と状況を説明し、そのまま廣田のタイトル返上という形になった。  ベルトを持ち、会見に出席した廣田は「戦極とケージフォースのベルトの両方を保持するのは難しいと判断し、返上させてもらうことになりました。
このベルトを僕が持っていて、次にベルトを狙っている選手たちと1人ずつやっていけるのか。戦極での試合のことを考えると、それはやっていけないと思ったので返上することになりました」と挨拶。
「自分にとっては初めてのベルトで、防衛にも成功したので思い入れはあります」とベルトへの想いを語った廣田は「それも含めてもっと大きく成長したいと思います。今のところは戦極で勝ち続けることを考えています」と更なる飛躍を誓った。 そしてこの廣田のタイトル返上を受けて、すでに発表されている弘中邦佳（マスタージャパン）VS児山佳宏（パラエストラ松戸）の一戦がライト級チャンピオンシップで行われることが決定した。 このカードがチャンピオンシップとなった経緯について久保代表は「この2人がタイトルを争うのはうちのイベントにおいては必然。この試合の勝者がベルトに挑戦することになると思っていましたし、この2人でチャンピオンシップを行うということは、8月の戦極で廣田選手がチャンピオンになった結果として生まれた答えです。両選手ともにベルトを巻く意識が強かったので、スムーズに話は進みました」と説明。 さらにこの試合が賞金マッチで行われることも合わせて発表され、具体的な額の公表はなかったものの、「通常のギャラの倍ということではないですが、2選手には押さえたギャラで試合をしてもらい、勝てばそれ以上のギャラになるという形」（久保代表）となっている。  ケージフォース3戦目にしてチャンピオンシップのチャンスを掴み、「自分は今までベルトには縁がなく、こういったチャンスをいただけることになって、必ずものにしたいと思っています。
今の自分の一番の敵は減量がきついことで、試合までにしっかりと体重を落として万全の態勢で試合に挑もうと思います」と意気込みを語った弘中。
対戦相手の児山については「ケージフォースのライト級の中では一番実績がある選手だし、チャンピオンシップをやるなら児山選手以外には考えられないと思っていました。試合をすればどちらが強いか分かりますし、チャンピオンシップに相応しい相手だと思います。 （ファイトスタイルの印象は）レスリングがベースでテイクダウンしてパウンドという金網向きの選手だと思います。打撃もチーム黒船で練習されているそうなので、そこでも気を抜かずに戦いたいです。ただ自分も野木（丈司）さんに打撃を鍛えてもらっているので、いい打ち合いをして勝ちたいです」と話す。 一方の児山は「廣田選手が戦極でベルトを取って、ケージフォースのベルトを返上した時に、次は弘中選手とタイトルをかけてやるだろうなと思っていたので、その通りになりました。
弘中選手が永田先輩（※児山は永田の大学の後輩にあたる）に勝った後のコメントで次は児山選手になるかもと言っていましたし。ただ自分はその前からベルトとか関係なく弘中選手とやらせてくれとお願いしてました。だから別にベルトは意識しないです」と、タイトル関係なしに弘中との対戦を希望していたことを告白。 「2月に鹿又選手で勝った時点で、自分が次期挑戦者だと思っていたんですよ。そこに（弘中が）横から割り込んできて『廣田選手とやりたい』とか言われるとムカつくというか…『はあ？』となりますよね。
（弘中は）前回の試合でいい勝ち方もしてるんで、それでやらせてくれと思っていました。弘中選手は柔術の選手ですけど、気持ちも強くてパンチを振り回してくる。僕もいい打ち合いが出来ると思います」と、ケージフォース3戦目でチャンピオンシップのチャンスを得た弘中に対して敵を剥き出しにした。 また2人は賞金マッチでの試合になったことについては「別に何とも思わないです。弘中選手とやれるんだったらいくらでもいいと思っているんで。ただ負けたらギャラをちょっとしかもらえないんだなという感じです」（児山） 「UFCで試合をしていた時には勝てばギャラが倍になるシステムで、今回も倍以上になるという話を聞いています。負ければ地獄、勝てばそれなりにギャラがもらえる。僕も子供が生まれて稼げるパパにならないといけないので、きっちり勝たせてもらいます」（弘中）と話している。  会見にはライト級ファイター以外にセミファイナルで美木 航（和術慧舟會RJW）と対戦する谷口智則（マッハ道場）が出席。
修斗を主戦場にしつつ、グアムでもケージファイトの経験がある谷口は「グアムで金網の試合をやって、金網がいいなと思いました。自分の全部を出してケージフォースで頑張りたいと思います。
対戦相手の美木選手は経歴もあって、自分のジムも持っている選手で、僕よりも格上だと思います。僕は何もなくすものがないのでガンガン前に出て倒します。フェザー級のベルト？ 欲しいです！ 今のところ金網では勝っているんで、この調子で行きたいと思います」と意気込みを語っている。大会詳細は以下の通り。 GCMコミュニケーション
「CAGE
FORCE」
2009年9月12日（土）東京・ディファ有明
開場16：00 開始18：00
※プレリミナリーファイト16：15〜 ＜全対戦カード＞ ▼メインイベント（第7試合）ライト級チャンピオンシップ 5分3R
弘中邦佳（マスタージャパン）
VS
児山佳宏（パラエストラ松戸） ▼セミファイナル（第6試合）フェザー級 5分3R
美木 航（和術慧舟會RJW）
VS
谷口智則（マッハ道場） ▼第5試合 ライト級 5分3R
金原泰義（チーム・クラウド）
VS
KG心斗（マッハ道場） ▼第4試合 フェザー 級5分3R
高橋 渉（Laughter7)
VS
市川ランデルマン（FREEDOM＠OZ） ▼第3試合 バンタム級3分3R
西村広和（和術慧舟會A3）
VS
松永“ちぁいるど”義弘（空手道禅道会） ▼第2試合 バンタム級3分3R
小林聖人（総合格闘技津田沼道場）
VS
杉島大輔（和術慧舟會東京本部） ▼第1試合 VALKYRIE 女子フェザー級3分3R
高林恭子（ALIVE）
VS
内藤晶子（和術慧舟會RJW） ▼プレリミナリーファイト フェザー級3分3R
正木徳栄（YTT）
VS
好川 統（和術慧舟會A-3） ▼プレリミナリーファイト第3試合 ウェルター級3分3R
Yousuke（チームREAL）
VS
寺本大輔（和術慧舟會TIGER
PLACE） ▼プレリミナリーファイト第2試合 ライト級3分3R
徳留一樹（パラエストラ八王子）
VS
藤本 新（大月道場） ▼プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級3分3R
斉藤洋二（和術慧舟會TLIVE）
VS
津田勝憲（総合格闘技津田沼道場） ＜チケット料金＞
SRS席 15,000円/RS席 10,000円/S席 7,000円/A席 5,000円
※当日券は500円増し ＜チケット発売場所＞
チケットぴあ 0570−02−9999（Pコード594-740）
ファミリーマート http://www.family.co.jp/famiport/
後楽園ホール 03−5800−9999 ＜お問い合わせ＞
GCMコミュニケーション 03−3556−6201
GCMコミュニケーション
「VALKYRIE 03」
2009年10月24日（土）東京・ディファ有明
開場12：30 開始13：00（予定）
＜出場予定選手＞
ジェットイズミ（M16ムエタイスタイル）
大室奈緒子（和術慧舟會東京本部）
藤野恵実（和術慧舟會GODS）
村浪真穂（和術慧舟會トイカツ道場）
♂ha＠THE♀（パラエストラ松戸）
SACHI（総合格闘技闇愚羅）
森雅絵（総合格闘技闇愚羅）
高木佑子（総合格闘技闇愚羅）
浜田福子（格闘技道場コブラ会）
関友紀子（フリー）
＜チケット料金＞
SRS席 10.000円/RS席 7,000円/S席 5,000円/A席 3,000円
※当日券は500円増し
＜チケット発売日＞
9月下旬から発売開始
＜お問い合わせ＞
GCMコミュニケーション＝TEL：03−3556−6201
GCMコミュニケーション
「CAGE FORCE」
2009年10月24日（土）東京・ディファ有明
開場17：30 開始18：00（予定）
＜チケット料金＞
SRS席 10.000円/RS席 8,000円/S席 6,000円/A席 5,000円
※当日券は500円増し
＜チケット発売日＞
9月12日（土）〜
＜チケット発売場所＞
チケットぴあ 0570−02−9999（Pコード594-740）
後楽園ホール 03−5800−9999
＜お問い合わせ＞
GCMコミュニケーション＝TEL：03−3556−6201
●2009年興行スケジュール
9月12日（土）東京・ディファ有明「CAGE FORCE」
10月24日（土）東京・ディファ有明「CAGE FORCE」
※12月にも大会を開催予定
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