明日4月25日(土)東京・ディファ有明で開催されるGCMコミュニケーション『CAGE FORCE 10』の公開計量が、24日(金)和術慧舟會RJWで行われた。
そのセミファイナルには、DEEPなどで経験豊富な長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA)がケージファイトに初挑戦する。現在の調子については「やることはやってきた感じで、いつも通りです」。ケージ初挑戦については「たくさん試合をしてきましたが、初めてということで新鮮です。ルールも違い、ヒジがあり、金網際の攻防もあるし、リングとは違った攻防があると思いますけれど、自分なりに研究はしてきたので、どれぐらいケージフォースで試合が作れるかが楽しみです」と語る。
相手の印象は「キャリアが浅い選手ですけれど、修斗の元世界チャンピオンにも勝っているし、実績的にはケージフォース・ウェルター級で上にいる選手だと思っている。強い選手というのは認めてますので、その選手に長岡弘樹をアピールできればと思います」と答えた。
この試合に勝てば、そのまま上(ベルト)を目指すかとの質問には「今回はケージフォースで初めての試合ですが、今のところウェルター級に出ている選手は宮澤選手がトップだと思っているので、勝てば上が見えてくるし、勝つつもりで練習してきました」とベルト獲得も視野に入れている。
そして改めて試合の意気込みを聞くと「気持ちですね。気持ちで負けることはないので、その部分を出して、宮澤選手と激しい試合をしたいなと、そして勝ちたいと思います」と締め括った。
一方の宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)は、山下志功と岩瀬茂俊を下してケージフォース2戦2勝。調整に関しては「順調だと思います」、相手選手の印象については「ビデオは2・3回しか見てないけれど、どの試合も同じような試合をしているので、自分の形を持っている選手なんだなと。それに自分が付き合ってしまったら、いい結果が付いてこないと思う。実力は自分のほうが上だと思っているので、自分の形に持っていけるように、長岡選手の流れに持っていかせないつもりです」と答える。
今回の対戦は慧舟會×DEEPという見方も出来るが、それについては「前回の岩瀬選手でも、そんな風に言われてた方もいるんですけど、自分では意識してないです。慧舟會の選手として闘いますけれど、別に試合になれば自分と長岡選手との闘いになる」と対抗戦とは捉えてない。
長岡は勝って、自分をアピールしたいと言っていたが、宮澤は「長岡選手は今のところトップの選手ではないけれど、みんな強い選手だと分かっているので、それを倒すことで周りにアピールできると思う。明日はしっかり倒して、いい勝ち方でアピールしたい」と語る。
空位のベルトについては「ベルトは欲しいですけれど、今は明日のことしか考えてない。自分らしさを出して、一本かKOで勝ちたいです」。
第6試合では、修斗で実績を残している中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)が初参戦。今までの試合は65.0kgだったが、「今回は65.7kg(フェザー級)だったので調子がいい」と話す。
ケージフォース初参戦となるが、ケージ対策については「イメージはやっているんですけれど、でも逆に意識しすぎてしまうと飲まれてしまうので、考えすぎないようにしている」。以前にケージに入ったことがあるという中村は、「圧迫感というか閉じ込められているような、リングと違って闘うというか、殺り合いみたいな。自分にはケージが向いていると感じました」と、ケージでの試合を楽しみにしていた。
相手選手の研究は「チョットですね。(構えが)左ということぐらいかな。いつも、そんなに考えてないので、ヒジの間合いは気をつけたいです」。ケージフォースのフェザー級参戦となるが、明日の試合に勝った場合、その先については「もちろん! 試合に勝って、まずは勝たないといけないですけれど、それから1戦か2戦か分かりませんが、(王者は)同じ慧舟會の選手なので見ていてくれたら」と、今後の王座獲得に意欲を示した。
最後に改めて試合の意気込みを聞くと「ケージということなので、かなりアグレッシブに行こうと思っているので、観客が熱くなって、血が飛ぶようなファイトをしたい」と語った。
一方のケージフォース常連ファイター・美木航(和術慧舟會RJW)は、相手選手の印象については「手堅くというか、自分の形をもっている選手。前回は碓氷選手との対戦でオールラウンダーな印象もあるんですけれど、やっぱり基本は組みの選手かなという印象があります」。
明日の試合については「去年の12月の試合が終わって、自分の中でいろいろとあったけれど、打撃のスタイルも変えたし、それプラス精度も上がっていると思うので、打撃に関しては分かった部分がありますね」と、打撃の進化を予感させた。
打撃スキルがアップしたところを披露したいか聞くと「そうですね。あとは諦めない。気持ちというか、とりあえずテイクダウンされても動きまくります」。この試合に勝って、フェザー級戦線へのアピールについては「中村選手に勝ったら、発言権はあるかなと思うので、やりたいことが出来ると思う。明日頑張ります」と答えた。
GCMコミュニケーション
「CAGE FORCE 10」
2009年4月25日(日)東京・ディファ有明
開場18:00 開始18:30
<決定対戦カード>
▼メインイベント ライト級 5分3R
弘中邦佳(アカデミアAz)70.0kg
VS
マーカス・ドナヒュー(アメリカ/Team Alpha Male)
▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)77.1kg
VS
長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA)77.0kg
▼第6試合 フェザー級 5分3R
中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)65.6kg
VS
美木 航(和術慧舟會RJW)65.7kg
▼第5試合 ライト級 5分3R
エリヤ(TEAM坂口道場)70.1kg
VS
金原泰義(チーム・クラウド)70.3kg
▼第4試合 フェザー級 5分3R
高橋 渉(Laughter7)65.5kg
VS
西野 聡(和術慧舟會TLIVE)65.7kg
▼第3試合 ミドル級 3分3R
村山暁洋(GUTSMAN・修斗道場)83.8kg
VS
一慶(チーム・クラウド)83.6kg
▼第2試合 ミドル級 3分3R
森川修次(チーム・クラウド)
VS
小川 健(空柔拳会館)
▼第1試合 ウェルター級 3分3R
吉岡哲也(GRABAKAジム)76.6kg
VS
大勝☆ケン(和術慧舟會RJW/HTW)76.4kg
▼プレリミナリー・ファイト バンタム級 3分3R
横山真樹(和術慧舟會東京本部)
VS
田口 亮(MMA G-SPIRITS)60.7kg
<チケット料金>
SRS席 10,000円/RS席 8,000円/S席 6,000円/A席 5,000円
<チケット発売場所>
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード:594-740)
ファミリーマート
http://www.family.co.jp/famiport/
<お問い合わせ>
GCMコミュニケーション=TEL:03-3556-6201
GCMコミュニケーション
「VALKYRIE 02」
2009年4月25日(土)東京・ディファ有明
開場13:30 開始14:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第6試合) トリノコ・プレゼンツ ヴァルキリー初代女子フェザー級チャンピオン決定戦 5分3R パウンドあり
辻 結花(総合格闘技闇愚羅)52.1kg
VS
ケイト・マルティネス(Infinite MMA (Royce Gracie Jiu Jitsu of Colorado)52.2kg
▼セミファイナル(第5試合) 女子ウェルター級(−61.2kg) 3分3R パウンドあり
端 貴代(和術慧舟會東京本部)※夜計量
VS
米沢知佐(総合格闘技道場コブラ会)60.9kg
▼第4試合 ヴァルキリー女子フェザー級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R パウンドあり
高林恭子(ALIVE)51.7kg
VS
WINDY智美(パンクラスism)52.2kg
▼第3試合 ヴァルキリー女子フェザー級次期挑戦者決定トーナメント 3分3R パウンドあり
藤野恵実(和術慧舟會GODS)52.0kg
VS
V一[ヴィー・はじめ](Max柔術アカデミー &Yogaスタジオ)51.9kg
▼第2試合 46.8kg契約 3分3R パウンドあり
大室奈緒子(和術慧舟會東京本部)45.9kg
VS
SACHI(空手道禅道会豊橋支部)46.0kg
▼第1試合 女子ウェルター級(−61.2kg) 3分2R パウンドなし
佐藤瑞穂(和術慧舟會東京本部)※夜計量
VS
森 雅絵(総合格闘技闇愚羅)59.9kg
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円
S席5,000円 A席3,500円
※当日券は各席500円増し。
<チケット発売所>
チケットぴあ=Pコード:813-967
書泉ブックマート=TEL:03-3294-0011
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999
<お問い合わせ>
GCMコミュニケーション=TEL:03-3556-6201
●2009年興行スケジュール
4月25日(土)東京・ディファ有明「CAGE FORCE」「VALKYRIE 02」
6月27日(土)東京・ディファ有明「CAGE FORCE」
9月12日(土)東京・ディファ有明「CAGE FORCE」
※10月、12月にも大会を開催予定
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