3月26日(金)都内ホテルにて『K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜』の前日記者会見が行われた。会見には計量をパスした全選手が出席、試合に向けての意気込みを語った。
魔裟斗が引退し、新たなスタートとなったK-1MAXだが、出場を予定していた小比類巻太信やジョルジオ・ペトロシアンが欠場。さらに裏番組としてキム・ヨナと浅田真央が出場するフィギュアスケート中継が放送されるなど、厳しい状況での船出となる。そんな危機感を感じてか、この日の選手たちは試合に勝つというだけでなく、大会を盛り上げようという心意気を感じさせるコメントが続出した。
城戸康裕
「日本トーナメントは3回目ですけど、自分の準備は万端です。今回の敵は対戦相手ではなく裏番組、キム・ヨナVS浅田真央だと思っています。だからみんなも『相手をぶっ殺す』とか(長島を見ながら)『アニメ普及』とか言っている場合じゃない。みんなで頑張ってK-1を盛り上げて、視聴率でも勝てればと思います。チャンネルロックでお願いします!」
龍二
「九州から来たリアルディールの龍二です。龍二焼酎が出来ました。僕を応援してくれる人がより長くこの焼酎を飲めるように、僕も長く試合をして優勝します。また今は花見シーズンなので、優勝してみんなで花見に行きたいと思います。また今月は息子が生まれたので、かっこいいおやじになるためにも優勝します。そして視聴率も取れるように頑張ります」
長島☆自演乙☆雄一郎
「僕が言いたいことは城戸選手が言っちゃったんですけど、僕もK-1も崖っぷちです。絶対にチャンネルを変えられないような試合をします。試合に勝つのも大事ですが、飽きの来ない、見ていて明るく、楽しく、面白い試合をしたいと思います。それで最後まで立っているのは自分です」
名城裕司
「このようなビッグチャンスを与えていただき、関係者の皆さんには感謝しています。ありがとうございます。長島選手と対戦が決まって、僕も白黒はっきりした見ていて面白い、チャンネルを変えられないような試合をします。そして最後まで名城の試合が見られるという試合をしたいと思います」
TATSUJI
「今回も全力で仕上げてきました。トーナメントは5回目なんですが、これまでで一番調子がいいです。明日は1Rから全力で倒しに行くだけです。3試合全部倒しに行きます、熱い試合をします」
中島弘貴
「明日は3試合、早く倒して俺が優勝します」
山本優弥
「ありきたりなことしか言えませんが、自分は自分のことしか考えていないので、世界チャンピオンになるために日本チャンピオンになりますし、日本チャンピオンになるために1回戦を勝とうと思います。たくさんの人が応援してくれているので、色々な人に感謝して一生懸命、頑張りたいと思います。その結果としてキム・ヨナさんや浅田真央ちゃんに勝てればいいなと思います」
日菜太
「僕は明後日になった時、明日の試合を『どうしてこうなったんだろう』と思いたくないので、全力で1回戦からやります。他のことは関係なく、僕は優弥選手しか見てないです。僕は1回戦から腕を折りにいきます」
会見に出席していた谷川貞治K-1イベントプロデューサー(以下、EP)も「魔裟斗がいなくなって新しいK-1MAXを見せなければいけない。苦しい状況かもしれませんが、ピンチはチャンスに変わる。それを起こすのは選手たちです。見ている人を感動させる試合をして、K-1スピリットでK-1MAXは面白い。格闘技は面白いというところを見せて欲しい」とコメント。
会見後の囲み取材でも谷川EPは「それぞれが自分のK-1MAXだと思ってやればいいと思います。選手たちが自分なりにK-1MAXを背負っていけばいい。この階級は人材が豊富なので、一人のカリスマ的な選手じゃなくて、複数の選手がいてライバル関係になるような時代になると思います」と新時代を担う選手たちに期待を寄せた。
また谷川EPは5月から日本人16名参加の63kg級トーナメントを開催することを明言。今回の小宮山工介VS村浜TAKEHERO、渡辺一久VSDJ.taikiがその査定的な試合になることを明かし「MAXの新しい階級として、どの階級よりも面白いものになるかもしれない。こちらも期待していてください」とコメントしている。
FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」
2010年3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) -70KG Japan Tournament決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本トーナメント優勝)70.0kg
VS
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
70.0kg
▼第8試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
小宮山工介(北斗会館/2008年RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)62.3kg
VS
村浜TAKE HERO(大阪ファイティングファクトリー/K-1 フェザー級GP 1997優勝) 62.95kg
▼第7試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
中島VSTATSUJIの勝者
VS
山本VS日菜太の勝者
▼第6試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
城戸VS龍二の勝者
VS
名城VS長島の勝者
▼第5試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー/プロボクシング第52代日本フェザー級王者)62.95kg
VS
DJ.taiki(Team Nakano/2002年全日本アマチュアシュートボクシング中量級優勝) 63kg
▼第4試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)69.85kg
VS
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者) 70.0kg
▼第3試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush
70kgトーナメント2009優勝)69.8kg
VS
TATSUJI(アイアンアックス/RISE DoA TOURNAMENT’05優勝) 70.0kg
▼第2試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
名城裕司(K NETWORK 国士会館)69.75kg
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16) 70.0kg
▼第1試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/K-1 WORLD MAX 2008日本トーナメント優勝)69.9kg
VS
龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)70.0kg
▼オープニングファイト第3試合 -70KG Japan Tournamentリザーブファイト 3分3R延長1R
小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)69.75kg
VS
久保薗ルイス(ブラジル/チーム・ルイス/WMAFミドル級王者) 70.0kg
▼オープニングファイト第2試合 大渡博之引退試合 3分3R延長1R
大渡博之(正道会館)69.5kg
VS
内村洋次郎(パンクラス/イングラム/初代ZSTウェルター級王者)69.6kg
▼オープニングファイト第1試合 3分3R延長1R
松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 70kg級トーナメント優勝)70.0kg
VS
YUUKI(新空手・鷹虎)68.2kg
<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット販売>
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo! ケータイ K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド 0570-08-9999
キョードー東京 03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS,CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
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