▲WBCが認定するムエタイ世界タイトルに挑む国崇(左)と大石(右)
WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者の国崇(拳之会)と、WBCムエタイ日本女子フェザー級王者の大石綾乃(OISHI GYM)が、それぞれWBCムエタイ世界タイトルに挑戦することがJPMC(ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッティ)から発表された。
国崇は11月4日(金・現地時間)タイ・バンコクで行われるWBCのビッグイベントに出場し、スーパーバンタム級世界王座決定戦に挑む。王座を争うのは同級世界3位のカイムックダム・チューワッタナ(タイ)。なお、バンコク・ナショナルスタジアムで行われる同イベントは、WBCのボクシングとムエタイの合同興行となり、ボクシングでは王者スリヤン・ポーチョックチャイ(タイ)に元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(六島ボクシングジム)が挑戦するWBC世界フライ級タイトルマッチのほか、WBCムエタイのタイトルマッチや王座決定戦が4〜5試合組まれる。
大石は11月5日(土・現地時間)オーストラリア・バースのWAイタリアンクラブで行われる『WBC Muaythai Battle Collossal 12 (WBCムエタイ・バトル・コロッセル12)』に出場、同級オーストラリア王者ティアナ・カヴェリー(オーストラリア)とWBCムエタイ世界女子バンタム級王座決定戦で対戦する。
本来ならナショナル(国)王者の2人はまずインターナショナル王座に挑むべきところだが、女子のバンタム級以上の階級はまだ各国での試合実績が浅く、登録選手数も少ないことから、世界タイトル戦として行われることとなった。
両選手の海外での健闘、また日本人初のWBCムエタイ世界王者誕生が期待される。
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