初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス主催
「リアルジャパンプロレス第11弾興行
『ストロングスタイル〜ALL or NOTHING〜』」
2007年12月20日(木)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
▼第13回掣圏真陰流大会・単独戦 前後半戦各5分
○加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)
一本 3分16秒 ※裏十字固め
●加藤秀朋(スーパータイガージム東海・興朋館)
今大会で行われたのは、従来のトーナメントではなく単独戦。
第4〜7、9、11回大会に出場し、第6、9回大会では準優勝の戦績を収めている加藤誠は、元々パンクラスの第一期練習生だ。
1993年7月、パンクラス旗揚げ戦の2カ月前に行われたパンクラス第1回入門テストを若干16歳で受験した誠。過酷なメニューをクリアーし、最年少で合格を果たしている。ちなみに、プロデビューは2000年7月。対戦相手は現GRABAKA所属の石川英司だった。
対する加藤秀朋はレスリングをバックボーンに持ち、昭和62年度国体2位、平成18年度社会人選手権マスター
ズ優勝の実績を持つ。
前半戦がスタートすると、両者は様子を探るように打撃を出し合う。オーソドックスの誠に対し、サウスポーの秀朋。
誠がローを出すと、秀朋は左ストレートを出しながら両足タックルへ。テイクダウンした秀朋だったが、この攻防がコーナー際だったためにすぐにブレイクがかかる。
スタンドから再開後、緊張の糸が途切れたようにお互いに乱打戦へ。誠のワンツーがヒットするも、秀朋は怯まずに応戦する。
右フックを食らった秀朋は膝をついてしまう。そこを見逃さない誠は追撃の左ストレートを出したところ、秀朋はすぐにタックルを仕掛けて再びテイクダウンに成功した。下の誠は、秀朋の腕をキャッチすると裏十字の体勢へ。成す術なく秀朋はタップ!
約1年ぶりに勝利を手にした誠は、この試合をもって16年間の総合格闘技人生にピリオド。「ありがとうございました!」と観客に深々と頭を下げ会場を後にした。
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