ファイティング・ネットワーク・リングス
「THE OUTSIDER 第13戦」
2010年10月11日(月・祝)神奈川・横浜文化体育館
開場15:00 開始16:00
▼第26試合 アウトサイダー対ZST対抗戦 体重リミット70kg 3分2R
“千葉のワルエストラ”
○山本勇気(ZST)
一本 1R58秒 ※レフェリーストップ
“天下一武闘会 逆襲の特攻隊長”
●浦野貴之(アウトサイダー)
“天下一武闘会 逆襲の特攻隊長”浦野と対戦する山本は“千葉のワルエストラ”の異名を持ち、ZSTでもアウトサイダーキャラとして知られるファイター。清水VS武井と違い、最初から危険な雰囲気のする対戦となった。
1R、一気に左ストレートで前に出て行くサウスポーの浦野。これでバランスを崩した山本は、すぐに浦野に組み付いてテイクダウンを奪う。
一度はグラウンドで上のポジションを取られた山本だったが、ガードポジションから三角絞め、オモプラッタを仕掛けて、最後は腕十字! 流れるような動きで浦野からタップを奪った。
試合後、山本は「たくさんの中で試合が出来てうれしいです。初めてで緊張しました。左ストレートがめちゃめちゃ効いて予定とは違ったんですけど勝ってよかったです。残り3試合、ZSTが全勝するんで期待してください。これからもアウトサイダー出たいんですけど、出れないですかね? 試合がなくなった野村さんとやりたいです」とアウトサイダー再出撃を誓った。
▼第25試合 アウトサイダー対ZST対抗戦 体重リミット60kg 3分2R
“ZSTの仮面ライダー”
○清水俊裕(ZST)
一本 1R1分27秒 ※チョークスリーパー
“川口連合第十代総長”
●武井勇輝(アウトサイダー)
ZSTとアウトサイダーの対抗戦は“ZSTの仮面ライダー”として活躍する清水VS“川口連合第十代総長”武井という超異色対決からスタート! 特攻服を着て入場する武井に対し、清水はいつものようにライダーベルトを腰に巻いてリングに上がる。
1R、いきなり清水が両足タックルで組み付く。ここから清水は武井をテイクダウン。
立ち上がろうとする武井のバックに回り込み、マウントポジションを奪う。そして暴れる武井のバックに回り込むと、一気にチョークスリーパー! これがガッチリと極まり、武井がタップ! 清水が武井から見事な一本勝ちを収めた。
試合後、清水は「ZSTの仮面ライダーは負けないからな! ZSTに来い! やってやるぞ!」と超興奮気味にマイクアピールした。
▼第24試合 70−75kgトーナメント決勝戦 体重リミット70−75kg 3分2R
“アブダビコマンダー”
○伊澤寿人
判定3−0
“鳳凰天女 チームWEED斬り込み隊長”
●谷 博幸
※伊澤が初代アウトサイダー70−75kgトーナメント王者に
初代70−75kg王座をかけて激突するのは準決勝で優勝候補の堀鉄平を下した谷とリザーバーから勝ち上がった伊澤という予想外の組み合わせとなった。
1R、インローから右ストレートを打つ谷。首相撲の攻防になると、谷が積極的にヒザ蹴りを入れていく。ブレイク後、谷のインローを受けて伊澤が左フック! そのままパンチで前に出て谷をロープまで詰める。しかしここも両者に動きはなくブレイク。
再開後、谷のパンチを空振りさせて伊澤が右ストレートから左フック。首相撲の攻防に持ち込むが、谷がヒザ蹴りとアッパーを突き上げる。ブレイクになると、谷の右ストレートに伊澤も右ストレートのカウンター。伊澤が谷をテイクダウンしたところで、ラウンド終了となる。
2R、ジャブを突いて前に出て左ミドルを蹴る伊澤。谷も右ストレートを打ち返す。組みの攻防になると谷が伊澤のボディにヒザ蹴り。
しかしブレイク後、伊澤の右ストレートが立て続けにヒット! 谷が後方にバランスを崩す! そして伊澤が谷をテイクダウンして、ハーフガードへ。
残り1分でブレイクになると、谷の右ストレートに伊澤が左フック。伊澤が谷をコーナーまで押し込む。最後はパンチで打ち合う展開で試合終了となった。
判定は3−0で伊澤。リザーバーの伊澤が奇跡のトーナメント優勝を果たした。
試合後、伊澤は「栃木に2本目のベルトを持って帰ります!(※初代65−70kg王者の吉永も栃木在住)今まで自分を支えてくれた仲間たち、会社の社長…想いがすごく頭の中で回っています。今後もこれで満足しないように、いい試合が出来るよう努力するんで、よろしくお願いします」と涙ながらに喜びを語った。
▼第23試合 アウトサイダー対在日米軍対抗戦 大将戦 体重リミット100kg 3分2R
“キャンプフォスター海軍 百獣の王 アンチェイン”
○ライオン(在日米軍)
TKO 1R1分22秒 ※ドクターストップ
“九州天下一武闘会の不沈艦”
●出田源貴(アウトサイダー)
※アウトサイダー対在日米軍対抗戦は4勝1敗でアウトサイダーチームが勝利
1R、ライオンがハイキックから足を滑らせて転倒するが、すぐタックルに行く。出田は下から足関節を仕掛け、ライオンはロープを掴んで上から鉄槌を落とす。ブレイク後、ライオンがパンチでラッシュ!
ロープ際に追い詰めての左フックで出田の動きが止まり、スタンディングダウン! カウントを数えられても目を見開いて動けない出田を見て、ドクターがタオルを投げ入れ、ライオンが米軍チームに1勝をもたらした。出田は担架で運ばれた。
▼第22試合 アウトサイダー対在日米軍対抗戦 副将戦 体重リミット70kg 3分2R
“茅ヶ崎連合十二代総長”
○庵野隆馬(アウトサイダー)
KO 1R23秒
“ジェイソン・ミラーの生き写し破壊整備士”
●メイヘム(在日米軍)
庵野はコールを受けると相手のコーナーまで歩んで行き、メンチをきる。1R、サウスポーの庵野はタックルでテイクダウンを奪い、マウントになるとあっという間にメイヘムがタップ。庵野は興奮が収まらず、怒鳴りまくる。どうやらメイヘムはタックルでテイクダウンされた際にアバラを負傷したようだった。
興奮が収まった庵野は「今回、日米対抗ってことで自分はアメリカに住んでいたことがあって気合い入れていました。もっとバチバチ闘いたかったけど早かったので残念でした。日本人代表として言わせて下さい。ラブ・アンド・ピース&ミュージック。ノーモア、ヒロシマ&ナガサキ!」と英語でマイクアピールした。
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