ファイティング・ネットワーク・リングス
「THE OUTSIDER 第13戦」
2010年10月11日(月・祝)神奈川・横浜文化体育館
開場15:00 開始16:00
▼第21試合 アウトサイダー対在日米軍対抗戦 中堅戦 体重リミット65kg 3分2R
“横浜義道会初代総長 濱の狂犬”
○黒石高大(アウトサイダー)
KO 1R8秒 ※右ヒザ蹴り
“嘉手納基地のC-130ハーキュリーズ”
●サンボ(在日米軍)
リングに登場すると同時に睨み合いを展開する黒石。リングをドンッドンッと踏み鳴らして観客を煽る。1R、サンボが飛びヒザから組み付き、黒石は首相撲に捕まえてのヒザ蹴りをボディへ連打。その右ヒザ蹴りがサンボのアゴを直撃し、ダウンしたサンボに追撃のパウンド! 黒石が鮮やかな秒殺KO勝ちを飾った。
→リング上で幼なじみの遺影を手にあいさつする黒石高大
黒石は「どうも、横浜の黒石です! みんなが応援してくれるから超うれしい! 俺は勉強しないから歴史のことも戦争のこともたいして分からないですけれど、先人が体をかけてこの国を守ろうとした民族の誇りを自分は忘れたくないです。これからも自分は頑張りますので応援よろしくお願いします!」と語り、大声援を浴びた。
この勝利で「アウトサイダー対在日米軍対抗戦」はアウトサイダーチームの勝ち越しが決定した。
▼第20試合 アウトサイダー対在日米軍対抗戦 次鋒戦 体重リミット75kg 3分2R
“南関東CRS連合 小田急流憂斗元総長CARAS”
○山田史博(アウトサイダー)
反則勝ち 1R
“キャンプシュワブ最強の霊長類”
●ザ・ビースト(在日米軍)
1R、両者同時にタックルで相打ち、ビーストが力でひっくり返して上になり、コーナーでヒザ蹴りを連打する。しかし、これはグラウンド状態での顔面へのヒザ蹴りだったため反則。ビーストにはイエローカードが提示される。
山田はドクターチェックを受けたが、試合続行不可能と診断されてビーストにレッドカード、反則負けとなった。ドクターは「先ほどのビースト選手の反則のヒザ攻撃により、(山田が)眼窩底骨折を起こしているため試合を止めます」と説明した。
▼第19試合 アウトサイダー対在日米軍対抗戦 先鋒戦 体重リミット72kg 3分2R
“天才不良品”
○三枝美洋(アウトサイダー)
TKO 1R28秒 ※ドクターストップ
“キャンプフォスターのアレクサンダー ”
●ザ・グレート(在日米軍)
1R、三枝がローからパンチで先制し、胴タックルでテイクダウン、そのままマウントを奪う。ここでグレートにドクターチェックが入り、しばらく協議。待っている間、三枝は腕立て伏せと腹筋運動のパフォーマンス。しかし、ドクターからストップがかかり試合は終了となってしまった。
グレートは両手を広げて「なぜだ?」とアピールしたが、アナウンスによればグレート自らの申告で右拳の骨折が発覚し、試合はストップになったという。
三枝は「1回目からくだらねえ試合を……。全部俺がやっつけてもいいんじゃないかって(笑)。また次の試合で頑張ります」と無念を口にし、腕立て伏せで余力をアピールした。
「アウトサイダー対在日米軍対抗戦」に先立ち、プロレスラーの長州力が特別立会人として登場。入場曲の「パワーホール」が流れ、長州がリングに上がって前田日明リングス代表と並ぶと、大きな歓声が沸き起こった。
長州は「アキラとは1年に1〜2回しか会わないが、その度にアキラの存在がどんどん大きくなっていった。こんな素晴らしいイベントもプロデュースしているし、これからもアキラにはどんどん頑張って欲しい。アキラという存在を見せ付けてもらいたい」と、前田代表にエールを送った。
▼第18試合 シングルマッチ 体重リミット80kg 3分2R
“ストリートファイトの重鎮 人生喧嘩任侠”
○中村トッシー
TKO 1R25秒 ※レフェリーストップ
“漢は花道 火山処大分 ケンカの天才”
●花道
1R、出会いがしらの中村の右ローで花道が転倒、そこへ中村が中腰になってパウンドを打ち込む! これが強烈に決まり、中村が秒殺KO勝ちを飾った。
▼第17試合 シングルマッチ 体重リミット105kg 3分2R
“国技相撲最強伝説復活 不屈の土俵ボーイ ”
○遠藤 亮
判定2−0
“パンチングマシーン660kg 武将重量級最強エース”
●岩沼裕輔
1R、遠藤が組んでいってテイクダウン、バックを奪ってスリーパーを狙う。ブレイク後は殴り合いになり、岩沼がフックで前へ出るが遠藤がテイクダウン。さらにブレイク後、お互いノーガードでの打ち合いとなって岩沼が右フックでダウンを奪う。
2R、岩沼がパンチで前へ出る。一瞬グラついた遠藤を岩沼は押し倒してバックを奪うと、マウントになったパウンド。バックマウントになるが、ブレイクがかかる。立ち上がった両者は再びノーガードでの殴り合いを始め、両者共にスタミナの消耗が激しい。打ち合いで遠藤が前へ出て、左右のフック。岩沼も右フックをカウンターするが、遠藤が押し切った。場内からは打ち合いに拍手が起こった。
勝利を得た遠藤は「スッゲェ疲れました。またお願いします」と息も絶え絶え。場内は大きく沸いた。
▼第16試合 シングルマッチ 体重リミット65kg 3分2R
“闘いに目覚めた烈風の牛若丸”
○金島欣和
一本 1R1分14秒 ※チョークスリーパー
“和製ヴァンダレイ 鋼の喧嘩術師”
●友田隆志
1Rから打撃戦を展開する両者、タックルに来た友田に金島がカウンターのヒザ蹴り! それでもタックルを続行する友田、金島が一度は上になるが、すぐに上を奪い返す。そしてバックへ回り、チョークスリーパー!
見事な一本勝ちを収めた友田は「アウトサイダーは去年トーナメントに出て1年ぶりだったので、今回負けたら終わりだと思っていたので勝ててホッとしています。お世話になった人たちのおかげです。妹が来週結婚するみたいなので、花を添えられて嬉しい。また強い人とやりたいです」と語った。
▼第15試合 シングルマッチ 体重リミット68kg 3分2R
“モンスターファクトリー茨城からの刺客 ケンカバッティングマシーン ”
○沼尻和之
判定2−0
“理由なき反抗 名門三郷高校卒業 蒼い稲妻”
●島根 豊
1R、身長で14cmも上回る沼尻がミドルキック、島根はタックルでテイクダウンを奪いに行く。沼尻は背中にヒジを突き刺し、島根は下からのアームロックを狙う。島根の引き込みで上になった沼尻はパンチを落とすが、島根が三角絞めの体勢に。そこでゴング。
2R、島根がテイクダウンしてパウンド。ジャンプしてパンチを落としてくると、沼尻が上を取り返すがブレイク。沼尻か目尻から出血してドクターチェック。再開後、島根が右フックをヒットさせると沼尻が組んでテイクダウン。沼尻がコツコツとパンチを落とし、判定勝利をものにした。
「全国の沼尻ファンの皆さん、お待たせしました! ありがとう」と沼尻は元気のいいマイクパフォーマンスで場内を沸かせた。
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