ファイティング・ネットワーク・リングス
「THE OUTSIDER 第13戦」
2010年10月11日(月・祝)神奈川・横浜文化体育館
開場15:00 開始16:00
▼第6試合 シングルマッチ 体重リミット67kg 3分2R
“チーム道志BIFの暴れん坊”
○藤田雄祐
判定2−0
“浜松斬刃拳道場特攻隊長”
●関谷勇次郎
かなり体格差がある両者(身長差12cm)。1R、関谷が左右フックから左ミドル、打撃で追い込むが藤田がテイクダウンして上になる。これはブレイク。関谷のローに藤田がタックルを合わせてテイクダウン、担ぎ上げてパスガードを狙うが、関谷も下から殴り、蹴り上げる。
2Rはパンチの打ち合い。関が右ローを蹴っていくが藤田がテイクダウン。これはブレイクになったが、続けて藤田が胴タックルでテイクダウンし、サイドポジションからパンチ。関谷が立ったところで両者ロープの外へ出てしまいブレイクに。両足タックルで藤田がテイクダウンして試合終了、藤田の判定勝ちとなった。
▼第5試合 シングルマッチ 体重リミット66kg 3分2R
“昭和の極悪クリミナル・レコーダー”
○茂木浩明
判定2−1
“第2回大会MVP大嶽推薦杉並の壊し屋”
●塩島寛人
1R、茂木が低いタックルでテイクダウン、ガードになる塩島にパウンド。パンチを入れながらパスガードを狙い、塩島は足を利かして三角絞めも狙っていく。ブレイク後、茂木がパンチからタックル。これもブレイクとなり、ラスト10秒はお互いに手が出ない。
2Rは蹴り合いを展開、塩島のローキックがローブローになってしまい口頭注意が与えられる。塩島のコンビネーションに茂木がタックルへ行くが、塩島は切ってヒザ蹴りをボディへ突き刺す。圧力を掛けて前に出る塩島だが、両者とも手が出ない。またも塩島のローキックがローブローとなってイエローカードを提示されてしまう。再開後はお互いにパンチを放つがヒットは奪えず、スプリット判定で茂木が勝利を収めた。
茂木は「勝ったぞーっ! この試合は1週間前に決まって減量を7Kgちょっとしたんだけど、最後はバテて勝てないと思った。でも、やっと家族に恩返し出来たのでよかったです」と勝利を喜んだ。
▼第4試合 シングルマッチ 体重リミット65kg 3分2R
“横濱地獄族第二十四代総長”
○統好
判定3−0
“JOC全国中国武術大会準優勝達人”
●飯尾馨一
JOC中国武術大会準優勝の肩書きを持つ飯尾と横濱地獄族第二十四代総長の統好が対戦。1R、統好がローキックからハイキック、飯尾は組み付いてテイクダウンするが、統好がマウントを奪ってパンチを連打。スリーパーを極めに行く統好だが、なかなか極まらずバックマウントに戻っての腕十字。しかし、飯尾が起き上がって足関節を取りに行く。統好は体を起こしてのパウンド。
2R、ローの蹴り合いから統好が右ハイキックをヒットさせるが、飯尾がテイクダウンに行く。すぐに立ち上がる統好。引き込みにくる飯尾に統好はパウンド、そしてアキレス腱固め。耐える飯尾は回転して立ち上がり、パウンドを打ちに行ったが攻めきることは出来なかった。統好が判定勝ち。
「よかったです。今回応援が多くてプレッシャーばかりで。しょっぱい試合して申し訳ありませんでした。僕、勝ったので黒石が外国人をぶっ飛ばしてくれると思うので応援よろしく」と、統好は盟友・黒石にエールを送った。
▼第3試合 シングルマッチ 体重リミット59kg 3分2R
“歓楽街の仕分け人”
○須藤和哉
判定3−0
“東京最強激戦区池袋弐双龍の龍帝”
●SHIN
1R、須藤の左ミドルにSHINがパンチを合わせる。SHINが胴タックルでテイクダウンを奪うが、立ち上がってパウンドを打ち込もうとすると今度は須藤が胴タックルでテイクダウン。ブレイクで立ち上がると打撃戦となり、須藤がバックを奪う。そのまま倒すと下になった須藤が足関節を狙うが、SHINも立ったままアキレス腱固め。しつこく足関節を狙った須藤だが、バックを奪われる。
2R、須藤はステップを使ってSHINのパンチをかわしながらジャブとローを当てて行く。空を切るSHINのパンチ。逆に須藤が連打を当て、首相撲からのヒザ、右ハイキック。SHINも気力を振り絞ってフックで前へ出て組み付き、テイクダウンする。スタンドに戻ると、ステップを使って軽快にSHINのパンチをかわしながら、自分のパンチを打ち込んでいく須藤。蝶のように舞い、蜂のように刺す戦法で判定勝ちした。
「いやぁ、とにかく嬉しいな。何かSHIN君も自分も格闘技素人で、自分も昨日横浜に前のりしてキャバクラで朝まで遊んじゃいました。そんな僕でもファイトが出来るので、チャレンジしたい人はチャレンジした方がいいと思います」と須藤はアウトサイダーをアピールした。
▼第2試合 シングルマッチ 体重リミット62kg 3分2R
“ゴールデン・ボーイ ”
○中根佑太
TKO 1R52秒 ※ドクターストップ
“ベビーフェイスのVシネ新人王”
●西本 誠
AKB48の『会いたかった』の入場曲でヲタ芸を披露しながら入場してきた西本。中根には場内から黄色い声援が飛ぶ。
1R、サウスポーの中根がローから右フックで速攻のダウンを奪う。打ち合いに行く西本だが連続してパンチを被弾し、組みに行ったところで中根にヒザを連打される。一方的になったため、ドクターからタオルが投げ込まれた。
「地元からたくさん来てくれて、絶対に負けられない気持ちでぶっ飛ばしました。名古屋が最強です! 勝って言いたいことがあって、僕、アウトサイダーに出たいと思ったのはある男に挑戦したかったからです。濱の勇二君に挑戦したいです」と、中根は高垣勇二への挑戦を表明した。
▼第1試合 シングルマッチ 体重リミット63kg 3分2R
“武将龍”
○樋口武大
一本 2R1分6秒 ※チョークスリーパー
“ニガンボ流喧嘩術逆輸入スリランカ・レオパード ”
●フェルナンド・カマル
1R、カマルがいきなり右フック、倒れ込んだ樋口にパウンドを見舞っていくと、樋口が下からの三角絞め。立ち上がったカマルをテイクダウンするとそのままマウントを奪い、TKシザースを狙うカマルに腕十字。これはカマルが脱出。すでにバテている感のあるカマルを樋口が胴タックルでテイクダウン、マウントになるとパウンド。ラスト10秒でパウンドを連打したが、仕留めることは出来なかった。
2R、樋口が右ロー、カマルはフックで前に出るが、胴タックルでテイクダウンされてまたもマウントを奪われる。樋口はパウンドからバックマウントを奪い、さらにマウントに戻ってカマルが起き上がってくるところでスリーパーを極めた。
樋口は「第1試合からつまんないことやっちゃってすいません。でも、これからシングルマッチ、トーナメント、対抗戦と面白くなるのでアツくなって帰ってください」と大会をアピールした。
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