リングス
「THE OUTSIDER 第18戦」
2011年8月14日(日)東京・ディファ有明
開場14:00 開始15:00
▲大町(上)がマウントパンチで勝負を決めた
▼第12試合 シングルマッチ 体重Limit75kg
“近代護身術盾の会 ゾッド・レーシング”
○大町幸宏
TKO 1R1分32秒 ※レフェリーストップ
“漢一匹 修羅の道”
●今井火裟獅(いまい・ひさし)
1R、今井がテイクダウンしてマウントを奪ったが、大町がマウントを奪い返して上になる。今井は両足を大町の両脇に入れてされに引っくり返そうとするが、大町がパンチを連打してレフェリーストップ。
「2回目の出場なんですが、前回は浦野さんに負けて悔しくて半年間人並みに努力しました。出来ればいつかリベンジしたいです。同じ栃木県出身なので菱沼さんを勝手に応援します」(大町)
▲高森が豪快なKO勝ち
▼第11試合 シングルマッチ 体重Limit67kg
“天下無双 人間ピラニア”
○高森茂之
TKO 2R2分36秒 ※ドクターストップ
“チームINFINITY フィッシャーマン パピルス”
●上野藤士
1R、上野が飛び込んできたところへ高森が右ストレート。続いて立ったままのスリーパー。お互いにパンチの空振りが続き、最後に上野がアームロックからの投げを見舞った。
2R、スライディングした上野が足関節を仕掛け、高森が上になる。ブレイク後、上野が顔面前蹴り。パンチで攻め続けた高森がワンツーをヒットさせ、上野は腰から崩れ落ちる。ドクターからタオルが投入され、高森がTKO勝ちを飾った。
「とりあえず今日は勝ったということで、次も出させて欲しいのでよろしくお願いします」(高森)
▲斎藤が(右)じっくりと体勢を整えて三角絞めを極めた
▼第10試合 シングルマッチ 体重Limit71kg
“埼玉白岡町の若き長 全身凶器”
○齋藤龍正
一本 1R1分26秒 ※三角絞め
“パウンドディーラー”
●双黒龍
1R、殴り合いから双黒龍が押し倒して上になるが、斎藤は下からの三角絞め。じっくりと体勢を作ってタップを奪った。
「先月で23歳になりました。自分はどうしようもないんですが、兄さん方や支え続けてくれる仲間がいて、本当にその方たちのおかげで自分はここにいます。1歳になる娘と嫁もいるので頑張ります」(斎藤)
▲ヤマザキがテイクダウンで主導権を握った
▼第9試合 シングルマッチ 体重Limit62kg
“函館の昇竜 フランケンシュタイナー”
○コール・ヤマザキZ
判定3−0
“渋谷・飛車角道場 酒乱特攻隊長”
●泰平亮輔
1R、泰平がワンツー、すぐに組み付くヤマザキがテイクダウンするが、泰平は起き上がる。テイクダウンしたヤマザキは関節技を狙う。動いて極めさせない泰平。
2Rも再三テイクダウンを奪う山崎だが、攻めあぐねてブレイクとなり、最後も殴ってきた泰平をヤマザキがテイクダウンし、ヤマザキの判定勝ちとなった。
「金返せとか言わない。夢見る35歳です。一本で極めたかったけど、また出直してきます」(ヤマザキ)
▲お互いに中指を立て合い、あわや乱闘の不穏な空気が流れた
▼第8試合 シングルマッチ 体重Limit83kg
“番外地網走の暴れ漁師”
○間宮晃仁
反則
“GTA福岡”
●ダグラス
1R、ダグラスが強いローキックから首投げでテイクダウン、バックを奪ってスリーパーを狙うがブレイク。タックルに来た間宮をダグラスが豪快に後ろへ投げる。そこでアームロック。ここで1R終了のゴングが鳴ったのだが……。
ダグラスがアームロックの体勢でゴングが鳴った後に力を加えため、間宮は骨折を伴う左肩脱臼。試合続行不可能となり、間宮が反則勝ちとなった。ダグラスは悪びれることなく観客席にマウスピースを投げ入れ、中指を立ててお尻を叩くなど間宮を挑発。間宮も中指を立てて不穏な空気が流れたが、乱闘は起こらなかった。
▲パンチでアグレッシブに攻めた斎藤(左)
▼第7試合 シングルマッチ 体重Limit70kg
“寄居のバイキンマン”
○齊藤勇駿
判定2−0
“悪魔の子”
●RYUYA
1R、RYUYAがミドルキック、斎藤がパンチを連打。RYUYAがタックルでテイクダウンするが、斎藤は下からの腕十字。ブレイク後、RYUYAがタックルに行くがやはり斎藤に下からの関節技を仕掛けられる。終了直前には斎藤がマウントを奪ってパンチを連打した。
2R、タックルに行くRYUYAとそれを防いで関節技やパンチを仕掛ける斎藤。どちらも決定打がなく、勝敗は判定にもつれ込んだが、攻める場面が多かった斎藤に軍配が挙がった。
「勝ってよかったんですけど、今度はKOか一本で勝てるように頑張ります」(斎藤)
▲谷(上)の強烈な右のパンチが入り、ドクターストップ
▼第6試合 70-75kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“鳳凰天女 チームWEEDの斬込み隊長”
○谷 博幸
TKO 1R2分27秒 ※ドクターストップ
“漢は花道 火山処大分 ケンカの天才”
●花道
1R、谷がボディへのヒザ蹴りからタックルでテイクダウン、マウントを奪うが花道が下からの足関節技で逆襲。足を引き抜いた谷がすぐに再びマウントを奪い、パンチを連打する。強い右が叩き込まれると、ドクターからタオルが投入された。
「これで優勝すると挑戦権が取れるというおいしい機会なので、絶対に優勝するんで応援お願いします」(谷)
▼第5試合 70-75kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“宇都宮オリオン通りの闇皇帝 栃木のラストエンペラー”
○菱沼 郷
不戦勝
●山田史博
▲浦野(左)が三枝(右)を破り決勝戦へ進出
▼第4試合 65-70kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“九州天下一武闘会 逆襲の特攻隊長 ”
○浦野貴之
TKO 1R48秒 ※レフェリーストップ
“天才不良品”
●三枝美洋
1R、浦野が左ミドルをヒットさせ、三枝はタックル。浦野が首を巻き込みながら上になり、袈裟固めの体勢から三枝の顔面へパンチを連打。レフェリーがストップをかけた。
「ちょっとこんなに上手くいくとは思わなかったけど、ちょっと怖かったです。前の試合でメガネの兄ちゃんが勝ち上がっているので、次、ぶっ殺します」(浦野)
▲テイクダウンを奪っていった佐野(上)が決勝戦に進出
▼第3試合 65-70kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“第4回大会MVPリアル神代ユウ”
○佐野哲也
判定3−0
“群馬のアウトロー魂”
●萩原裕介
1R、パンチで積極的に攻める萩原を佐野がタックルでテイクダウン。3度のテイクダウンを奪ったが、萩原のディフェンスで攻めきれない。
2R、萩原が体勢を低くしたところで佐野の蹴りが入り、佐野は一気に首相撲からヒザ蹴りを連打。ラスト10秒で萩原が挑発してパンチの打ち合いとなり、佐野が右ハイキックをヒットさせて判定勝ちとなった。
「萩原さん強かったです。僕は全然成長していなかったです。次、決勝頑張ります」(佐野)
▼第2試合 60-65kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“富山の極悪ちびまる子”
○ピロシ
不戦勝
●武井勇輝
▲宮良を持ち上げる安谷屋
▼第1試合 60-65kg級ランキング制定トーナメント準決勝
“沖縄道場チーム 荒ぶる闘心”
○安谷屋智弘
判定2−0 安谷屋
“沖縄から本土初上陸 猛毒ゴーヤファイター ”
●宮良好明
※安谷屋が決勝へ進出。
1R、安谷屋が両足タックルに行くと宮良がフロントチョークの体勢に。安谷屋は首を引き抜くと腕十字の体勢に。これは失敗となり、宮良が下から安谷屋の首を両足で挟んで固定しパンチを見舞う。安谷屋も上からパンチで反撃。
2R、開始すぐに安谷屋が胴タックルでテイクダウンし、腕十字の体勢に。宮良が立ち上がってブレイク。その後も安谷屋がテイクダウンを2度奪い、最後も腕十字の体勢を作って判定勝ちした。
「すいません、判定になって。決勝戦は一本かKOで決めるのでよろしくお願いします」(安谷屋)
<各賞受賞者>
ベストストライキングテクニック賞 萩原裕介
ベストグラウンドテクニック賞 ソルジャーボーイ一樹
根性賞 間宮晃仁 清田大助
ファイティングスピリット賞 比夏瑠
苫米地英人特別賞 谷 博幸
サイゾー賞 前田島純
ナックルズ賞 佐藤美朗
モッツ出版高須賞 前田島純
ベストバウト賞 第21試合 前田島純vs比夏瑠
★第28試合(谷博幸vs菱沼剛)から第21試合(前田島純vs比夏瑠)はこちら
★第20試合(植田雄太vs柳井裕高)から第13試合(増田竜也vs飯尾馨一)はこちら
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