東北地方太平洋沖大震災を受けてスポーツ界全体に自粛ムードが漂っているが、ボクシング界も東京で行われる予定だった3月の残りの試合すべてを中止することになった。
東日本ボクシング協会は16日(水)都内で臨時プロモーター会議を開き、3月と4月に後楽園ホールで興行を予定しているプロモーター約20人が出席。協議の結果、今月中に後楽園ホールで予定していた残りの興行すべてを自粛することになった。それぞれ4月以降に延期となる予定だが、一部興行はまだ日程がはっきりしていない。
地震発生の11日以降、すでに17日までの5興行が予定を取りやめ延期となっているが、さらに22日のダブル日本タイトルマッチを含む4興行も行わないことにしたもの。現時点で再開第一戦は協会主催の4月1日の東日本新人王トーナメント予選(オール4回戦)となる。
3月22日の日本ライト・フライ級タイトルマッチ王座決定10回戦、家住勝彦(レイS)vs黒田雅之(川崎新田)&OPBF女子フライ級タイトルマッチ10回戦、四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)vs真道ゴー(クラトキ)のダブルタイトルマッチ(フラッシュ赤羽ジム主催)は5月16日(月)後楽園ホールで開催。
3月30日予定だった嶋田雄大(ヨネクラ)vsファーサンハン・ポーラスア(タイ)のライト級10回戦(ヨネクラジム主催)は5月30日(月)に変更。
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