9月24日(水)都内ホテルにて、『DREAM.6 ミドル級GP2008 決勝戦』の一夜明け会見が行われ、会見には笹原圭一イベントプロデューサー(以下、EP)が出席し、ミルコ・クロコップ(クロアチア)や大晦日のマッチメイクについてコメントを残した。
まずアリスター・オーフレイム(オランダ)のローブローを受けてノーコンテストという形になったミルコの状況を笹原EPは「負傷箇所が腫れている状態ですが、歩けないといったそういう状況ではないです」と説明。「安静にしていれば治るということです」(笹原EP)と、大事には至らなかったようだ。
秋山成勲(フリー)が吉田秀彦戦をアピールし、その秋山に青木真也(パラエストラ東京)、初代ミドル級王者ゲガール・ムサシ(オランダ)が対戦を要求するなど、大晦日に向けて秋山のマッチメイクに関する様々な可能性が生まれているが、笹原EPは昨日に引き続き「対戦カードを決めるのはファン。ファンの機運が高まれば、そのカードの実現に向けて努力したい」とコメント。
秋山が希望する吉田戦については「ファンが見たければ動きますけど…ファンが(吉田VS秋山を)見たいのかを含めて考えてないといけないと思います。(大会後、主催者に対し吉田VS秋山に関する反響は?)今のところはないです。
普段、階級を超えた試合を組むのは難しいじゃないですか。でも大晦日にはそういう試合が組めると思うし、例えば秋山選手、青木選手、ムサシ選手でそれぞれ見たいカードをウェブでアンケートしてみたいです」と、あくまでファンの声が優先であるとした。
また桜庭和志(Laughter7)がマイクアピールした田村潔司(U-FILE
CAMP)戦には「田村さんは会場に来ていたみたいですし、桜庭選手の声は届いたと思います。ただ(桜庭VS田村戦は)毎年恒例みたいになってますよね(苦笑)。
桜庭選手も言っていましたが、もう試合をしてもいいんじゃないかなと。主催者としてはウェルカムですし、実現させたいと思っています」と話した。
なお笹原EPは視聴率(平均=9.0%、瞬間最高=13.4%)について「楽観できる数字ではないです。年末は一年で格闘技が一番注目を集める日ですし、数字を取るべき日です。大晦日に向けて必ず数字が取れるような仕掛けを考えたい」と話している。
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