6月29日(火)東京・町田にあるチームドラゴンにて、同ジム所属の上松大輔が公開練習を行った。上松は7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるFEG『K-1 WORLD MAX 2010〜−63kg Japan Tournament FINAL』で松本芳道(八景)と対戦する。
5月の「−63kg Japan Tournament 1st ROUND」ではメインに抜擢され、KOという劇的な勝利を収めた上松。今大会に向けてモチベーションは上がっていると思いきや、「約2週間前は、やっていること全てが否定的に思えてきて、つまらない人生だと思えてきたんです。精神的にきつく、人生で一番悪いコンディションでしたね」とモチベーションが低下していたことを明かす。
しかし、「自分はK-1のこの階級を背負っていたと思っていましたが、自分のことしか考えていなかったんですよね。バイトをしていたらお客のおじさんとかが『頑張ってね』と言ってくれて、そういう応援してくれる人、声をかけてくれる人の声が力になりました」と今ではモチベーションも回復し、約1週間後に迫った決戦に向けて照準を合わせている。
対戦相手の松本は、前回大会で大月晴明を破る番狂わせを起こしたファイター。松本について、上松は「大月選手がガンガン前に出てきたところ、アウトボクシングに徹していなかった。リーチもあり、当て勘もあります。普通では終わるところを攻撃してきてやりづらい部分があります」と分析。
先日には、松本が公開練習を行い、上松のことを「打たれ弱いし、気持ちも弱い」と挑発的なコメントを残しているが、「特に反論はないですね。自分のことは打たれ強いとは思いませんが、何を言われても結果を出した方が勝ち。試合をやればわかることだと思います」と大人の回答を示した。
上松は“軽量級の魔裟斗候補”として、K-1 63kg 級で期待がかかっており、本人も初代王者になることにこだわりはある。「格闘技はサッカーと比べると人気は劣ります。でも、自分が勝つことで、それが相乗効果となり格闘技自体が盛り上がる。必然的に一心同体だと思います」と自身が勝利することで格闘技を盛り上げていきたいとした。
FEG
「K-1 WORLD MAX2010
−70kg World Championship Tournament FINAL16
−63kg Japan Tournament FINAL」
2010年7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館
開場16:30(予定)開始18:00(予定)
<決定対戦カード>
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
VS
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX2009世界3位)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(1) 3分3R延長1R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
松本芳道(八景/日本ライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(2) 3分3R延長1R
久保優太(アンリミテッド/Krushライト級GP2009準優勝)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(3) 3分3R延長1R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(4) 3分3R延長1R
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
上松VS松本の勝者
VS
久保VS尾崎の勝者
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
石川VS才賀の勝者
VS
大和VS裕樹の勝者
▼−63kg Japan Tournament 決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼−63kg Japan Tournament FINAL第1リザーブファイト 3分3R
渡辺一久(フリー/元プロボクシング日本フェザー級王者)
VS
宮田和幸(Brave/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)
▼−63kg Japan Tournament FINAL第2リザーブファイト 3分3R
“狂拳”竹内裕二(菅原/WMAF世界&MA日本スーパーフェザー級王者)
VS
卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
▼−63kg Japan Tournament FINAL第3リザーブファイト 3分3R
麻原将平(シルバーアックス/2008年RISE KAMINARIMON 60kgトーナメント優勝))
VS
谷山俊樹(谷山/MA日本ライト級8位)
▼オープニングファイト K-1ルール 70kg契約 3分3R
小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)
VS
タヒール・メンチチ(コソボ共和国/チーム・スーパープロ)
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席13,000円 S席10,000円 A席6,000円
<チケット販売>
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:34000)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
FEG=TEL:03-3796-5060
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