↑(左から)大和、石川、久保、上松、松本、尾崎、才賀、裕樹
6月3日(木)都内ホテルにて記者会見が行われ、7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX2010』ミドル級(−70kg)の世界トーナメント1回戦とライト級(−63kg)の日本トーナメント決勝戦の対戦カードが発表となった。
会見は2部構成となり、まず最初にライト級日本トーナメントの対戦カードが発表された。5月2日に東京・JCBホールで行われた1st ROUNDで勝った選手11名の中から、ファン投票、関係者の意見を聞いて8人が選ばれた。
ファン投票の結果は、勝者は@大和哲也A松本芳道B裕樹C石川直生D才賀紀左衛門E上松大輔F久保優太G尾崎圭司H卜部功也I麻原将平J谷山俊樹となり、敗者で出て欲しい選手は@“狂拳”竹内裕二A大月晴明BDJ.taikiC小宮山工介D山本真弘Eファイヤー原田F渡辺理想Gチョン・ジェヒH卜部弘嵩I嶋田翔太J大石駿介、そして1st ROUNDには出場しなかった選手で出て欲しい選手として@渡辺一久A山本“KID”徳郁B高谷裕之C所英男D梶原龍児の名前が挙がった。
しかし、今回の選考基準はあくまでも勝った選手が対象となり、8名から落選した選手、1st ROUNDで敗れた選手と出場しなかったがファン投票で上位の選手はリザーブファイト(2試合を予定)とスーパーファイトへの出場を検討しているという。
トーナメント組み合わせに関しては抽選も検討されたが、「まだ広く知られていない選手もいると思うので、手が合ういいカードになるように関係者の意見を聞いて主催者側で決めました」(谷川貞治イベントプロデューサー)。その結果、準々決勝は上松VS松本、久保VS尾崎、石川VS才賀、裕樹VS大和という組み合わせに決定。
「1st ROUNDで一番いい試合をした上松選手と新日本キックから勇気ある参戦を果たして大月選手に勝った松本選手。将来を非常に有望視されている久保選手と70kgで日本ベスト4の実績がありMAXで人気が定着している尾崎選手。Krushという団体のエースとして60kgという階級を頑張って支えてきた功労者である石川選手とK-1甲子園から出てきた生え抜きである紀左衛門選手。紀左衛門は石川選手にマスコミを通じていろいろ言っていて“E.T.”とか言っているみたいですから(笑)。
そして、優勝候補筆頭に挙がる大和選手と裕樹選手。裕樹選手は“狂拳”竹内選手をハイキックで倒して63kgが面白いことを見せ付けました。大和選手は60kgのトップ中のトップである山本真弘選手を倒して上がってきました。いきなり決勝戦のような対決です。8人はフレッシュな顔ぶれだし、実力者が揃っているんですが5月2日はKOが少なかったので、優勝することも大事ですが、63kgの試合はこんなに早くて面白いんだという倒し合いを期待したいです」(谷川イベントプロデューサー)
続いて、各選手が次のように挨拶した。
裕樹(右)
「リアルディールの“悪童”裕樹です。今回は70kgと被っているので、70kgの選手でオタクもいるし、名古屋もんも2人おるし、そいつらに負けないような闘いを見せます。7・5日本トーナメントは自分の大会にします。必ず王者になります」
大和(左)
「豪腕ペンキ職人の大和です。今回はこのようなトーナメントに出させていただき感謝します。裕樹選手は強くていい選手なのでいい試合が出来ると思います。当日は代々木第一体育館を大和哲也色に塗り上げたいと思います」
才賀(右)
「相手の石川選手は俺がキックボクシングを初めて見に行った時に出て勝っていた選手だったから凄いなと思いましたけれど、年ももう30やし、いつも自分が引っ張るとか言っているけれど、引っ張ったところで1〜2年やし、ガッツリ倒して世代交代して若い世代でガンガン盛り上げていけるように頑張ります」
石川(左)
「俺の念願の軽量級が主役の大舞台がスタート。俺のキャリアの最高の舞台が最高のメンバーで整いました。7月5日は俺には人一倍のいろんな人の夢や想いが詰まっているから、それを爆発させて自分のキャリアを懸けて優勝したいと思います。世代交代は(才賀を見て)まだ早いと思っています」
尾崎(右)
「70kgと63kgが同じ会場で試合をするけれど、70kgより63kgの方が面白いなって試合を見せたいと思います。スピードとKOを狙える両方を兼ね備えた階級だと思っていますので、必ず盛り上がる試合をしたいと思いますし、必ず全員蹴りでKO勝ちして優勝したいと思います」
久保(左)
「一生懸命に練習して、1カ月かけて勝てるように頑張ります。対戦相手の尾崎選手は凄く強い選手ですし、挑戦する気持ちで頑張ります。魔裟斗さんのように最初のトーナメントで優勝して、そういう存在になりたいので絶対に優勝します」
松本(右)
「当日はまた俺が誰も優勝すると思っていないだろうけれど、また全部番狂わせを起こしたいと思っています。とりあえず1回戦の上松選手をもうモデルが出来ないくらいボコボコにして、俺がメンズエッグ(上松がモデルを務めるファッション雑誌)のモデルになりたいと思います」
上松(左)
「70kgがずっと表に立っていて、70kgではないから表に出られなかった僕らは、それぞれ8人みんな熱い想いを持っていると思います。8人が競い合って素晴らしいトーナメントになることは間違いないので、そこでしっかり優勝して、自分がこの階級で中心になります。今回で70kgは63kgに食われるじゃないですけれど、しっかり63kgは70kgを超えてみせたいと思います。で、メンズエッグの件ですけれど、しっかり顔をボコボコにしてもらってメンズエッグの舞台に立てるように頑張ってもらいたいですけれど、それはありえない」
FEG
「K-1 WORLD MAX2010
−70kg World Championship Tournament FINAL16
−63kg Japan Tournament FINAL」
2010年7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館
開場16:30(予定)開始18:00(予定)
<決定対戦カード>
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
VS
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX2009世界3位)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(1) 3分3R延長1R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
松本芳道(八景/日本ライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(2) 3分3R延長1R
久保優太(アンリミテッドジム/Krushライト級GP2009準優勝)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(3) 3分3R延長1R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(4) 3分3R延長1R
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
上松VS松本の勝者
VS
久保VS尾崎の勝者
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
石川VS才賀の勝者
VS
大和VS裕樹の勝者
▼−63kg Japan Tournament 決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席13,000円 S席10,000円 A席6,000円
<チケット販売>
●K-1 プレミアムファンクラブ先行:5月28日(金)10:00〜6月6日(日)18:00
●デジタル先行:5月31日(月)10:00〜
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイ K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
●一斉発売:6月5日(土)10:00〜
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:34000)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
FEG=TEL:03-3796-5060
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