8月31日（火）都内ホテルにて「UFCファイター凱旋＆UFC Undisputed 2010発売記者会見」が行われた。
この日の会見は9月9日から発売されるUFCのゲームソフト「UFC Undisputed 2010」のプレス発表会で、8・1UFCで勝利を収めた五味隆典（久我山ラスカル）と岡見勇信（和術慧舟會東京本部）が会見に出席し、前回の試合と今後の展望について語った。
 マーク・ムニョスを判定で破り、UFC戦績を9勝2敗とした岡見。「（ムニョスは）アグレッシブで粘り強い選手でした。ただ試合前から厳しいタフな試合になると思っていたので大丈夫でしたね」とムニョスとの一戦を振り返る。
8・7UFCでは岡見と同じミドル級でアンデウソン・シウバVSチェール・ソネンのタイトルマッチが行われ、王者アンデウソンがソネンに逆転勝利し、ベルトを防衛したばかり。岡見はこの試合の感想を「凄い試合だったと思いますね。僕はどちらとも対戦していて、お互いの凄さを分かっているし、刺激を受けました」と語る。
そこで岡見に期待されるのは、やはりアンデウソンの持つタイトルへの挑戦。岡見は「UFCは一つでも星を落としてしまうと、リセットされてしまう大会。次の試合に勝てばチャンピオンシップへの道は見えてくるし、しっかり次の試合に勝ってタイトルに挑戦したい。（いつ頃までにタイトルに挑戦したい？）来年の春先に出来ればいいなと思います」と、ワンマッチを1試合挟んだ上で、タイトルに挑戦する考えがあることを明かす。
そのワンマッチで岡見が対戦を希望しているのは元UFCライトヘビー級王者ビクトー・べウフォートで「僕の希望としては次の試合でビクトー選手と勝負したい。ビクトー選手は自分が憧れていた選手で、初めてUFCを見た時から活躍していて、ファイトスタイルを含めてかっこいいんですよね。そういう選手と勝負して勝って、チャンピオンシップにつなげたい」とその理由を話している。
会見では五味同様に、スペシャルマッチとしてアンデウソン・シウバVS岡見勇信のUFCミドル級チャンピオンシップがゲーム上で実現し、2Rに岡見がアンデウソンのお株を奪うような首相撲からのヒザ蹴りでアンデウソンをKO！ 誰も予想していなかった思わぬフィニッシュシーンに「ヒザ蹴りで倒すイメージは持ってなかったので、ゲームに（倒し方を）教えてもらいました。時代が動きましたね（笑）」と岡見自身も驚いていた。
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