2月13日(水)東京・新宿にあるWVR(ワールド・ビクトリー・ロード)にて、3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催されるWVR主催『戦極−SENGOKU−』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。会見には五味隆典(久我山ラスカル)、川村亮(パンクラスism)、國保広報が出席している。
KO決着は必至! ファンが待ち望んでいた五味の復帰戦の相手は、過去にK-1MAXのリングで魔裟斗や武田幸三らと拳を交えたこともある打撃系MMAファイター
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ)に決まった。國保広報によればラドウィックは2月に試合を控えていたものの、五味と対戦できるならということで、今回の参戦を決めたという。
またラドウィック戦決定までの流れについて、國保広報は「ラドゥィックがスタイル的に五味選手と噛み合うと思っていましたし、こちらから何人か対戦相手の候補を挙げた中で、五味選手は一番の強豪であるラドウィックを選びました」と明かしている。 冒頭の挨拶で「ラドウィック選手は世界のトップ選手だと思います。また僕と同い年なんで、どっちが世界のトップにいられるかの戦いにもなるでしょう」と意気込みを語った五味。ラドウィックの印象については「立ち技専門だけど、総合格闘技も出来る選手」と評価している。
約1年ぶりの試合となる五味だが、「本当の追い込みはこれから。悔いを残さないようにやろうと思います。徐々に感覚は戻ってきていますから」とで練習・コンディション面には問題ないことを口にしており、70kgまでの減量についても「70kgまで体重が落ちないと試合が出来ませんからね。今の体重は言いたくないけど、もう少しで70kgなんで大丈夫です(笑)」と笑顔で話している。 五味とラドウィックのファイトスタイルを考えれば、ファンが最も期待するのは壮絶なKO決着。五味も「打撃系の選手なんで、こっちも打撃で打ち負けないようにKO狙っていきたいと思います」と元K-1ファイターとの殴り合いを予告しているだけに五味の“火の玉ボーイ”ぶりが発揮される激しい試合になるだろう。以下、五味の囲み取材でのコメント。 「(ラドウィックは須藤元気とも対戦経験がありますが)あれから何年も経っていますし、あの戦いはあの戦い。敵討ちも何もないでしょう(笑)。ラドウィックもUFCで復活をした選手だし、(須藤元気と対戦しているなど)巡り合わせがある気もしますけどね。
このレベルになるとどんな選手が相手でも、みんな強い選手ですから。下の選手が追いついてくるスピードもものすごいし、吉田選手を始めどの日本人選手も相当強い相手とキツいカードですよね。でも僕もそれに負けないカードで試合をしたいと思っていました。 相手は打撃系ですけど、キック対策だったり全部練習はやっています。今は出稽古が中心の練習ですね。さすがにジムの子とは本気でやりあえないですし(笑)。今の出稽古も確認作業のレベルで、しっかりした追い込みはこれからになります。あと今回は走り込みを中心にやろうと思ってますね。
大体1時間から1時間30分、リラックスした感じで走ったり、ダッシュをそこに混ぜて見たり。どうしてもジムの中にいると、ジムのことに目が行ってしまいますし、気分転換の意味も込めて外を走る。その方が自分のためにもなりますし、今回は久しぶりに自分のために独創的な練習をしたいと思います。 ジムを作る前の練習スタイルに戻すということです。(この大会からリスタートしたい?)それもありますし、ジムの子たちも僕の考え方を理解してもらえるところまで来てるし、僕がジムに付きっ切りじゃなくてもいい。自分のために集中するところは集中してやりますよ。
(今大会で軽量級の試合は五味選手だけになりましたが)寂しい気はしますけど、この階級の先駆者になっていけたらいいなと思いますね。戦極の70kgは僕が盛り上げて行きたいと思います」
株式会社ワールドビクトリーロード 「戦極−SENGOKU−」
2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館 開場17:00 開始18:00 <追加対戦カード>
五味隆典(久我山ラスカルジム) VS ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード) 川村 亮(パンクラスism)
VS アントニオ・ブラガ・ネト(ブラジル/グレイシー・フュージョン) ファブリシオ“ピットブル”モンテイロ(ブラジル/グレイシーバッハ・コンバットチーム)
VS ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイル・アカデミー) <決定対戦カード> ▼メインイベント
吉田秀彦(吉田道場) VS ジョシュ・バーネット(フリー/第10代無差別級キング・オブ・パンクラシスト・第7代UFCヘビー級王者・PRIDE
GP 2006 無差別級トーナメント 準優勝) 三崎和雄(GRABAKA/PRIDEウェルター級GP2006覇者)
VS シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデン・グローリー/第5代修斗世界ライトヘビー級王者) 瀧本 誠(吉田道場/シドニー五輪柔道81Kg級金メダリスト)
VS エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー) <出場決定選手> 藤田和之(藤田事務所)
<チケット料金> VIP席100,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席30,000円 戦極シート(S席)17,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付)(完売)
S席 17,000円 A席 7,000円 ※全席指定・消費税込 <チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/battle/
チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード809-927) ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:38462)
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