9月25日(木)東京・広尾のP'sLAB東京にて、近藤有己(パンクラスism)が公開練習を行った。
3日後の28日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「戦極〜第五陣〜」において、ミドル級GP1回戦で佐々木有生(GRABAKA)と対戦する近藤は2分1Rのミット打ちを披露。川村亮の持つミットにパンチ、ミドルキック、ヒザ蹴りを打ち込んでいった。
コンディションは好調という近藤。吉田道場での出稽古は今も週1回程度行っており、「しごかれてやっているので、いい結果が出ると思う」と自信を覗かせた。
佐々木戦については「打撃だけじゃなく、グラウンドの展開もあるだろう。自分は打撃だけで闘いたいが、引き込まれることもあるし、全部の展開があると思う。自分としては打撃で倒したい。グラウンドには持ち込まれたくない」とイメージする。「早く決めたい」とも。
佐々木の攻撃で警戒するのは、やはりミドルキック。「ちゃんとディフェンスできるかが心配。佐々木はミドルでリズムを作っているところがあり、どの試合でも出していて得意としている。当たらないように、いいところにもらわないように」と言うが、特にミドルに絞っての対策はない。「練習の中ではディフェンスの練習はやってますが」という程度だ。
佐々木も以前は「パンクラスGRABAKA」としてパンクラス所属選手だったが、その当時は対戦経験はない。「闘うことはないのかと思っていたが、ここで闘うのは不思議な感じ。運命は思いもしないところで変わるなあ」と感じたという。
元パンクラスといえば23日のDREAMで船木誠勝VSミノワマンの一戦が行われたばかりだが、この試合を見た近藤は「船木さんは自分に厳しいところが全く変わってない。すごいと思った」と感想を語った。船木の勝利という結果には、驚きはなかったという。
船木VSミノワマン、そして今回の近藤VS佐々木と、パンクラスに関係の深い選手が立て続けにメジャーイベントで対戦するが、近藤は「特に何も。誰とやるときも特別な思い入れとかはない」と一言。
ただ、思い入れを持って見るファンに対しては「期待に応えられるような、見応えのあるいい試合をしたい」と述べた。
佐々木は細かい部分での技術がすごいと評する近藤は、「逆に僕は大ざっぱなところがある。
大ざっぱなのはいいところだと思っているので、あまり意識しないでいきたい。作戦も特にないし、頭が悪いので(笑)作戦を作っても忘れちゃう。感じるままに闘っていきたい」と、“ナチュラルファイト”宣言。
「佐々木は何でもできて、穴が見つからない。穴があればそこを突いていくが、見つからないので作戦を考える必要がない」とも。近藤の自然流は、戦極初勝利に結びつくのか?
日本人実力者対決は、いよいよ目前だ。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第五陣〜」
2008年9月28日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
開場13:00 開始15:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第8試合) ライトヘビー級
シャンジ・ヒベイロ(ブラジル/グレイシー・ウマイタ/ユニバーシティ・オブ・ジュウジュツ)
VS
杉浦 貴(プロレスリングNOAH)
▼セミファイナル(第7試合) ヘビー級
未定
VS
トラビス・ビュー(アメリカ/エリート・パフォーマンス)
▼第6試合 ミドル級グランプリシリーズ2008 一回戦
近藤有己(パンクラスism)
VS
佐々木有生(GRABAKA)
▼第5試合 ミドル級グランプリシリーズ2008 一回戦
中村和裕(吉田道場)
VS
ポール・カフーン(イギリス/ゴールデン・グローリーUK/元ケージ・レイジ英国ライトヘビー級王者)
▼第4試合 ミドル級グランプリシリーズ2008 一回戦
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/2007年Strikeforceミドル級トーナメント優勝)
VS
ローガン・クラーク(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
▼第3試合 ミドル級グランプリシリーズ2008 一回戦
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
VS
シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデン・グローリー)
▼第2試合 ライト級
國奥麒樹真(フリー)
VS
クォン・アソル(韓国/スピリットMC)
▼第1試合 ライト級
ライアン・シュルツ(アメリカ/チーム・クエスト/IFL世界ライト級王者)
VS
ジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/
電子チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:812-235)、http://pia.jp/t/
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:37018)、http://l-tike.com/
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999、http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ=全国のドン・キホーテ店舗
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第六陣〜」
2008年11月1日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<決定対戦カード>
▼ライト級GPシリーズ準決勝戦
北岡悟(パンクラスism)
VS
光岡映二(和術慧舟會RJW)
▼ライト級GPシリーズ準決勝戦
横田一則(GRABAKA)
VS
廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(SS席)17,000円 ※特典付
S席12,000円 A席7,000円
※全席指定・消費税込
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
戦極 テレビ東京放送スケジュール
●「最強格闘技・戦極 スペシャル」
2008年9月27日(土)13:00〜13:55
●「戦極G!」
2008年10月5日(日)よりスタート
毎週日曜日 24:35〜25:00
10月5日=五味隆典特集、ミドル級GP2008FINAL 組み合わせ
10月12日=北岡悟VS光岡映二特集
10月19日=横田一則VS廣田瑞人特集
10月26日=ライト級・ミドル級GPFINAL 決戦直前特集
|