6月30日(水)東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて、長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が公開練習を行った。長島は7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるFEG『K-1 WORLD MAX 2010〜−70kg World Championship Tournament FINAL16』でアンドレ・ジダ(ブラジル)と対戦する。
この日の長島は2部構成で公開練習を披露。まず、第1部ではいつものコスプレ姿ではなく、キックパンツにラッシュガード姿で登場。昨晩の日本VSパラグアイ戦の影響を受けてか、PKの練習をスタートする。サッカーゴールに見立てたパネルの前で大きく身構える長島。スタッフがサッカーボールの代わりである人形を蹴ると、長島はゴールキーパーとなり、ボールを止め続ける。
「日本代表だろうが!」「絶対に負けられない闘いがそこにあるんだろ!」というゲキが飛ぶ中、必死にボールに食らいつき続けたところで公開練習は終了。
この公開練習を行った意図について、長島は「昨晩のワールドカップはいい試合で感動しました。日本は惜しくもPKで負けてベスト16でした。それを見ていて閃いたんです。PKは格闘技に通じるんです。なぜ、今日僕がキッカーをしなかったのか。とっさにくるボールとパンチの起動が一緒なんです。反射神経、動体視力を養おうと思い、この練習をしました。まぁ、簡単に言えば、日本代表に乗っかろうと思っただけなんですけどね(笑)」と説明しながら苦笑い。
第2部では、サンドバック打ちを行い、重みのあるパンチと蹴りを繰り出した。公開練習を終えると、アニメ「けんぷファー」のキャラクター・瀬能ナツルのコスプレ姿で囲み取材へ。
対戦相手のジダについては「誰が見てもパンチが強いし、一発がある。公式プロフィールを見ると身長が低いのですが、そんなに低いんですかね? リーチがあるイメージがあって、あのブアカーオがスウェーしても距離感を間違えてパンチをもらっていましたからね。そこに気をつけたいと思います」と警戒心を強めるコメント。
ジダはブラジル出身であり、サッカーでは強豪国だが、「カナリア軍団にビビっている部分もあるのですが、ここは日本。マイアミの奇跡(1996年アトランタの初戦で日本がブラジルを破った試合)を起こしますよ! 今はサッカー日本代表と同じベスト16ですが、僕はベスト8にいきます」と力強く意気込みを語った。
現在、ジダ対策としてシルバーウルフの大宮司進トレーナーと共に作戦を練っている。1年前から続けているフィジカルトレーニングの成果を受けて、ウェイトトレーニングの数値やダッシュのタイムが伸びており、「これから自分がどういう選手になるのか楽しみですね。今までやってきたことを出せたら勝てる」と自信も見せた。
しかし、体つきが大きくなったことで以前のコスプレを着用するときに多少の弊害が出ているとも……。「オーダーメードなので今は問題はないのですが、昔のコスプレを着ると首周り、肩がきついものがありますね。下半身はスカートなので、どんだけ鍛えても大丈夫なんですけどね(笑)」(長島)。
まさかの三連敗から脱出し、日本代表決定トーナメントを制覇した長島。「日本のチャンピオンになっても僕はまだまだ下っ端。連敗のリベンジをしたいですね。負けたままでは終わりたくない。ここで勝ってリベンジしたい相手がいます。そういうチャンスを(ジダ戦後に)もらいたいですね。コスプレイヤーは負けたまま終わりたくない」とリベンジにメラメラと闘志を燃やす。
大会当日のジダ戦での入場時には、「格闘技を拡張している僕と拡張現実のARのコラボ」が見られるという。その具体的な内容のヒントとして「K-1はいいね〜。K-1は石井館長が作った文化の極みだよ」という有名アニメの台詞を挙げ、「テレビではありえないことをやろうと考えています。会場ではビジョンが2つあるので、楽しみにして欲しいですね」と壮大なプランがあることを明かしていた。
FEG
「K-1 WORLD MAX2010
−70kg World Championship Tournament FINAL16
−63kg Japan Tournament FINAL」
2010年7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館
開場16:30(予定)開始18:00(予定)
<決定対戦カード>
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
VS
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX2009世界3位)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
▼−70kg World Championship Tournament FINAL16 3分3R延長1R
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(1) 3分3R延長1R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
松本芳道(八景/日本ライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(2) 3分3R延長1R
久保優太(アンリミテッド/Krushライト級GP2009準優勝)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(3) 3分3R延長1R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)
▼−63kg Japan Tournament 準々決勝(4) 3分3R延長1R
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
上松VS松本の勝者
VS
久保VS尾崎の勝者
▼−63kg Japan Tournament 準決勝 3分3R延長1R
石川VS才賀の勝者
VS
大和VS裕樹の勝者
▼−63kg Japan Tournament 決勝戦 3分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼−63kg Japan Tournament FINAL第1リザーブファイト 3分3R
渡辺一久(フリー/元プロボクシング日本フェザー級王者)
VS
宮田和幸(Brave/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)
▼−63kg Japan Tournament FINAL第2リザーブファイト 3分3R
“狂拳”竹内裕二(菅原/WMAF世界&MA日本スーパーフェザー級王者)
VS
卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
▼−63kg Japan Tournament FINAL第3リザーブファイト 3分3R
麻原将平(シルバーアックス/2008年RISE KAMINARIMON 60kgトーナメント優勝))
VS
谷山俊樹(谷山/MA日本ライト級8位)
▼オープニングファイト K-1ルール 70kg契約 3分3R
小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)
VS
タヒール・メンチチ(コソボ共和国/チーム・スーパープロ)
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席13,000円 S席10,000円 A席6,000円
<チケット販売>
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:34000)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp/
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
FEG=TEL:03-3796-5060
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