リングス
「THE OUTSIDER 第14戦」
2010年12月4日(土)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
観衆=1,420人(超満員札止め・主催者発表)
▼第10試合 シングルマッチ 体重Limit63kg
“太田総理の最強ブレーン ザ・タイタン”
○野口悠介
一本 2R1分44秒 ※アームロック
“焼津のデッドエンジェル ”
●魔ッ血(まっち)
ミスターアウトサイダーこと黒石と死闘を繰り広げた野口は、現役の放送作家。アウトサイダーでは2戦2勝を誇る。魔ッ血は初参戦で、2009年全日本柔術選手権白帯で準優勝の経験があり、柔術の試合では一本を奪われたことが一度もないという。
1R、前蹴りで野口を吹っ飛ばした魔ッ血がタックルでテイクダウン。野口は相手のリストをロックしつつ腕十字を狙ったが、これは失敗。ブレイク後、低い体勢から打撃を放っていく魔ッ血に、野口が思い切った右フック! これでダウンを奪う。
2R、打撃の応酬で魔ッ血の鼻血がひどくなり、ドクターチェックが入る。再開後、タックルに来た魔ッ血を野口がアームロックに捉える。レフェリーがストップし、野口の一本勝ちとなった。
「また夢のステージに立てて嬉しいです。僕みたいな警察のお世話になったことが一度もないような真面目な人間を上げていただいてありがとうございます」と、野口は深々とお辞儀をして非アウトサイダーぶりを発揮した。
▼第9試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
“ストリート無敗 格闘技集団clutch代表”
○情野雄也(せいの・ゆうや)
TKO 1R1分53秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
“反逆のラスタファリアン ルードボーイ ”
●山岡拓也
高校時代に富山県のレスリング大会で優勝経験のある山岡は初参戦。対する情野は60−65Kgチャンピオン幕大輔が推薦する男。
1R、いきなり殴りかかった情野をタックルでテイクダウンした山岡だが、情野は腕をロックしてブレイクに持ち込む。再びテイクダウンされた情野は上を奪い返し、マウントからパンチを叩き込む。連打が決まり、レフェリーがストップ。情野が勝利した。
情野は「今日は何かを伝えたくてここへ来ました。勝たなければいけない試合で勝てました。どんどん出続けるのでまたよろしくお願いします」とマイクアピールした。
▼第8試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
“タイマン勝率100% ステゴロ・スカーフェイス”
○原田 豪
TKO 1R43秒 ※レフェリーストップ
“鳳凰成信”
●吉濱信吾
先手必勝を身上とする原田は「久しぶりの喧嘩を楽しませてもらう」と不敵なコメント。吉濱は「会ったこともないしうらみもないけれど、痛い思いさせちゃって、倒しちゃうけど申し訳ない」とコメントする。両者とも初参戦だ。
1R、吉濱が左右のストレートを連打するといきなりスタンディングダウンを奪う。一気にパンチでラッシュをかける吉濱だが、原田もフックを返して首相撲からのヒザ蹴り。これで吉濱が顔面から出血し、ドクターチェック。するとドクターストップがかかり、原田の逆転勝利となった。
「最初はちょっとヤバイかと思った。もうちょっと練習しておけばよかった。結局、勝てたんでよかったです」と原田は淡々とした口調で勝利をアピールした。
▼第7試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
“最強セキュリティーチーム3POUNDの一撃天使”
○MASATO
TKO 2R1分18秒 ※レフェリーストップ
“70-75覇者伊澤ジムからの刺客 顔面殴打王”
●小川亮介
70−75Kg級チャンピオン伊澤寿人のジムから参戦した小川。ベンチプレスで100Kgを上げるという怪力の持ち主だ。所属する草野球チームは「アウトサイダー」という名前らしい。MASATOは初参戦で、静岡のセキュリティーチーム「3POUND」に籍を置いている。
1R、軽快なフットワークからパンチとハイキックの流れるようなコンビネーションを連続して放っていくMASATO。ハイキックを多用し、小川を下がらせる。さらにノーガードで顔を前に出して挑発だ。小川が打って来るとカウンターを取るMASATO。かなり打撃に慣れている様子。
2R、パンチで前に出るMASATOが押していく。右フックでカウンターを奪い、ダウンを奪うとカウントが数えられたが、様子を見たレフェリーがストップ。MASATOはバック宙で勝利をアピールした。
「静岡から来てくれた友だち、ありがとう。寝技を否定する気はないけれど、楽しんでもらえるのは殴り合いだと思う。まだ力を出し切ってないのでまたやりたい」と、MASATOは堂々としたアピール。
▼第6試合 シングルマッチ 体重Limit65kg
“ハマの銀”
○平山 銀
一本 1R1分13秒 ※腕ひしぎ十字固め
“死神”
●神風飛丸
地元の米軍兵士とのストリートファイトで連戦連勝を誇るという神風が、第10戦以来のアウトサイダー登場。平山は20歳にして生きる目標を見失いそうになっていたが、アウトサイダーに生きがいを見出したという。
1R、パンチの応酬から神風がタックルでテイクダウンしたが、平山が下からの腕十字! これが見事に極まり、平山が鮮やかな一本勝ちを収めた。
「こんなに早く終わるとは思っていなかった。これからは他の人の試合を見て野次馬に徹しようと思います……ちょっとスベりました(笑)。すいません」と、平山は控えめにマイクアピールした。
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