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【アウトサイダー】不良更生弁護士VSアウトロースナイパーの異色対決は弁護士が勝利

2010/12/04


リングス
「THE OUTSIDER 第14戦」

2010年12月4日(土)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
観衆=1,420人(超満員札止め・主催者発表)

▼第5試合 シングルマッチ 体重Limit63kg
“鹿児島奄美の根性野郎エメラルドハリケーン”
○島元剛志
一本 1R1分15秒 ※スリーパーホールド
“渋谷・飛車角道場見参 爆裂猛虎”
●佐藤翔太郎

「奄美の男は日本の一根性がある」ことを証明するため初参戦した島元。渋谷の飛車角道場の特攻隊長・佐藤も初参戦で、地下格闘技で連戦連勝、新潟から東京へ練習に通うガッツマンだ。

 1R、サウスポーの島元がタックルから強引にテイクダウンしてパウンド。佐藤は下から腕を極めにかかるが、脱出した島元がスリーパーホールド! 抵抗する佐藤だが、島元が逃さず一本勝ちした。

「奄美大島サイコー! 鹿児島県の南西諸島にある奄美大島から試合をするために上京しました。奄美にはもっと強い男がいっぱいいるので、沖縄旅行もいいけれど奄美大島にも来て下さい」と地元観光をアピールした。


▼第4試合 シングルマッチ 体重Limit75kg
“宮古島 最強鉄人高校教師”
○加藤 司
TKO 1R32秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
“元・名門栗東高校レスリング部キャプテン スープレックスマスター”
●石村 誠

 沖縄本島のさらに南に位置する宮古島から、なんと現役の高校教師が初参戦。熱血教師・加藤だ。対するはインターハイ出場経験もあるレスリング12年の経験者・石村という異色の顔合わせとなった。

 1R、パンチの応酬が繰り広げられると、両者ノーガードでの殴り合い。加藤のパンチが連続してアゴを捉え、石村は気を失うかのように崩れ落ち、加藤が秒殺TKO勝ち。

「皆さん、宮古島からはるばる来ました現役の高校教師・加藤です。こんな素晴らしい場所を提供してくれたアウトサイダーの皆さん、セコンド、宮古島で応援してくれる生徒と家族、会場の皆さん、ありがとうございました。僕は35歳です。おやじも頑張ってるぞ! 36歳になるまで頑張ります」とハキハキした口調でマイクアピールすると、場内からは大きな拍手が沸き起こった。


▼第3試合 シングルマッチ 体重Limit68kg
“潟の最強ギャング ”
○RYUYA
TKO 1R1分 ※レフェリーストップ
“飛脚界のトラック野郎 御意見無用の突撃一番星”
●松元の血洋(まつもとのちひろし)

 新潟で暴れていた21歳の若きアウトローRYUYAはプロ格闘家を目指して上京中。前回の横浜大会では勝利を収めている。松元は初参戦で、かつてアウトサイダーに参戦した“千葉の不良掃除屋”の兄だ。普段は気さくで優しいトラック野郎だという。

 1R、松元は気合いと共にダッシュして飛び掛かる。RYUYAは片足タックルでテイクダウンを奪うとマウントになり、パウンド連打で速攻勝利を収めた。

 RYUYAは「初出場者が多いと思いますが、アウトサイダーをナメないで下さい」と高らかに吼えた。


▼第2試合 シングルマッチ 体重Limit66kg
“天下無双の19歳ノンストップレオパルド ”
○小澤彪人(おざわ・あやと)
TKO 1R2分35秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
“首都襲来 長野の暗黒支配人”
●闇の拳王

 3度目の参戦となる小澤は19歳、ノンストップ喧嘩ファイトスタイルが身上だ。拳王は人気テレビ番組『SASUKE』にも出場経験のある、60−65Kgトーナメントでアウトサイダーデビューを果たした24歳。

 1R、小澤はサウスポーの拳王にジャブからのタックルでテイクダウン。ブレイクになると、今度は拳王がタックルでテイクダウンするが、小澤は下からラバーガード。これもブレイク。

その直後、小澤が左右フックでラッシュを仕掛けると拳王がダウン! 拳王はテイクダウンからマウントを奪ったが、小澤がすぐにローリングでマウントを奪い返し、パウンドを打ち込む。ドクターがストップを要請し、小澤が2連勝を飾った。

「ぶっちゃけ、弱かったです。入れ墨とか入れているけれど、もっと強い人とやりたいです」と小澤は毒舌マイクパフォーマンスを行った。


▼第1試合 シングルマッチ 体重Limit59kg
“函館の昇龍 フランケンシュタイナー”
○山崎コール
一本 2R50秒 ※腕ひしぎ十字固め
“KO喧嘩拳闘士”
●ALEX

 前田日明に憧れる大のプロレスファンであるという山崎はプロレス技で初参戦初勝利を狙う。対するALEXも初参戦、アメリカと日本のハーフであり「俺は特別な人間だから」と喧嘩ボクシングで同じく初参戦初勝利を目指す。山崎陣営はコールを受けるとなぜかバンザイ三唱。

 1R、出会い頭に山崎が飛びヒザ蹴りを繰り出し、続くタックルでテイクダウン。ALEXはすぐに立ち上がるが、山崎は立ったままスリーパーに。離れるとALEXが右ストレートを連続ヒットさせ、山崎は後ろ蹴り。ラスト10秒で山崎が再びテイクダウンに成功してスリーパーの体勢になった。

 2R、ALEXの右ストレートに右のロングフックを返した山崎がダウンを奪い、続いてタックルから腕十字。暴れて逃げようとしたALEXだったが、しつこく腕十字を仕掛けていった山崎が腹ばいの形になったところでレフェリーがストップ。

「あ〜疲れた。初めまして。小学校の時から憧れていた前田日明の大会に出られて感激しています。今日からアキラ兄さんと呼ばせて下さい」と、山崎は思いを伝えた。


<各賞受賞者>

ベストストライキングテクニック賞 MASATO
ベストグラウンドテクニック賞 該当者なし
ファイティングスピリット賞 佐野哲也
ソウルジャパン賞 藤田雄祐
サイゾー賞 高垣勇二
ナックルズ賞 鷹亜希
モッツ出版高須賞 高垣勇二
苫米地英人特別賞 大嶽伸次
ベストバウト賞 第25試合:秋山翼VS渡辺竜也
MVP(前田日明賞) 松岡洋平

★第26試合(堀鉄平VS佐野哲也)から第21試合(バイソン守VS山口直人)はこちら
★第20試合(植田雄太VSR.S.RYO)から第16試合(SoldierBoy一樹VS菱沼郷)はこちら
★第15試合(飯田健夫VS舘野智良)から第11試合(TAKAHIROVS勇公)はこちら
★第10試合(野口悠介VS魔ッ血)から第6試合(平山銀VS神風飛丸)はこちら

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