6月4日(水)東京・広尾にあるパンクラスP’s LAB東京にて、ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)が公開練習を行った。ホドリゴは8日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード主催『戦極〜第三陣〜』でジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
と対戦する。
ブラジリアン柔術をベースに柔術の大会やアブダビ・ブラジル予選などで輝かしい実績を残しているホドリゴ。総合では、bodogのリングでブラックマンバや雷暗暴にも勝っており、現在7連勝中。日本での試合は2006年8月26日に開催された「MARS」以来、約2年ぶりとなる。
「本当は3日に出発して日本に来るつもりだったんだけど、日本行きのチケットが取れなく、今回は早めに来日することになった」というホドリゴ。今月1日に日本に到着したことで、「時差や日本の気候にも慣れたことは良かった」とコンディションはとてもいいようだ。
この日の公開練習では、3分2Rのミット打ちを披露したホドリゴ。とても柔術家とは思えないような強烈なパンチを繰り出し、ジム内に快音を響かせる。疲れを感じさせることなく、終始止まらない動きで、好調ぶりをアピールした。
対戦するマスヴィダルとは、「仲がいいので、何度か一緒にトレーニングもやったことがある。今回リング上で向き合うことは残念だけど、プロとしてしっかり挑みたいね」と元練習仲間であっても問題ないと話す。
「バックボーンは柔術だけど、レスリングもしっかりやってきたし、ボクシングも出来るコンプリートなトータルファイターだというところを見て欲しいね」(ホドリゴ)。
ホドリゴが出場する戦極ライト級戦線では、8月から“ロード トゥ 五味”としてトーナメントをスタートし、その優勝者と五味隆典(久我山ラスカルジム)が初代王座を懸けて戦うことが予定されている。その件に関してホドリゴは、「私は以前にも五味選手と対戦するオファーを受けたことがあった。ぜひトーナメントに出て優勝して、五味選手と戦うチャンスが欲しいね」と“打倒五味”に大いに興味を示す。
なお、ビキニの水着が似合うキュートなルックスに、格闘家というよりモデル並みのインパクトを残す美人格闘家との触れ込みで、2006年7月に日本初ファイト(MARSでMIKUと対戦し、腕十字で勝利)を果たしているホドリゴの妹カリーナ・ダムだが、今回は来日していない。
「カリーナは今アメリカにいるんだけど、プライベートな問題で来られなかったんだ。間違いなく、私のことを応援してくれているよ」とホドリゴは妹の近況について説明している。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント ヘビー級 5分3R
吉田秀彦(吉田道場)
VS
モーリス・スミス(アメリカ/モーリス・スミス・キックボクシングセンター/元WKA世界キックボクシング王者&UFC世界ヘビー級王者)
▼ミドル級 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)
VS
ローガン・クラーク(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
▼ヘビー級 5分3R
藤田和之(藤田事務所)
VS
トラビス・ビュー(アメリカ/エリート・パフォーマンス)
▼ヘビー級 5分3R
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)
VS
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
▼ウェルター級 5分3R
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)
VS
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
▼ライトヘビー級 5分3R
高橋和生(日本/フリー)
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
▼ミドル級
菊田早苗(GRABAKA)
VS
クリス・ライス(英国/チーム・トロージャン)
▼ライト級
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
VS
ジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
<出場予定選手>
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第四陣〜」
2008年8月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場開始未定
<出場予定選手>
五味隆典(久我山ラスカルジム)
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第五陣〜」
2008年9月28日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
開場開始未定
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