3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第七陣〜』に出場する石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場が、10日(火)東京・明大前にあるGUTSMAN・修斗道場で公開練習を行った。石渡は戦極フェザー級グランプリ2009トーナメント1回戦でジョン・チャンソン(韓国/CMA
KOREA/KTT)と対戦する。
公開練習は神酒龍一が持つミット打ちから始まり、石渡は伸びのある左ストレートや右フックをテンポよく神酒のミットに打ち込んでいく。
そしてミット打ちが終わると、練習は3分1Rのマススパーリングへが始まり、ここでも石渡はキレのある左ミドル、左ミドルからのパンチを見せる。
石渡の攻撃を受ける神酒に、桜田直樹会長が「自分から手を出せよ!」と激が飛ぶなど、非常に緊張感のあるスパーリングとなった。 「今はちょうど疲れているんですけど、いい感じです。試合の1週間前までは追い込んだ練習をします」と石渡。
対戦相手がチャンソンに決まってからは打撃に力を入れた練習を続けているという。チャンソンはキックボクシングをベースに持つストライカーで、日本では小見川道大や孫煌進を下している。 「孫(煌進)選手を17秒でKOした試合が印象に残っています。リーチがあって打撃が強いタイプですよね。
相手の方がリーチがあるのでやりやすくはないと思いますけど、今までも自分よりもリーチがある相手とばかり試合をしてきましたし、チャンソンと同じくらいの身長の相手と練習するようにしました」とチャンソンの印象を語る石渡だが、チャンソンとの打撃戦は望むところだ。 石渡の格闘技のバックボーンは柔道ながら得意技は破壊力ある打撃。「道場に入門した当初は打撃が苦手だったんです。打撃の練習で相手にやられているのが悔しくて、自然と練習量が多くなったんですよ。 そしたら自然と打撃が得意になったという感じです」という石渡は、これまでの修斗の試合でも豪腕ぶりを発揮し、昨年9月の不死身天慶戦では壮絶な殴り合いの末にKO勝利を収めている。試合の見所を聞くと、石渡は「打撃戦になると思うんでそれを見て欲しい」と言い切る。 さらに「噛み合う試合になる? そうですね。不死身夜戦を越える試合になる? そうしたいです。僕は分かりやすい試合をお客さんに見せたい。初めて格闘技を見た人でも分かるような試合ですね。 僕は普段から相手を倒す打撃を意識して練習していて、それがたまたま試合に出ているだけだとは思うんですけど。試合前には不安になることもありますが、KOで相手を倒せると思ってやります」と力強く語る石渡。 ジムの同門であり、すでに戦極で活躍をしている廣田瑞人も「(石渡の打撃は)思い切りがよくて攻撃力がある。相手も強いと思いますけど面白い試合になるんじゃないですか。
相手の出方にもよると思いますけど、相手がガンガン来るんだったら不死身夜戦みたいな試合になると思いますよ」と激闘を予想している。 戦極参戦が決まり「ちょこちょこ知り合いからメールが来るようになりました。家族からは『何でお前が戦極に?』と驚かれています」と笑う石渡。
戦極は初めて上がる舞台だが「リングに上がっちゃえばいつもと変わらないんで、いつも通りにやろうと思います」と試合に臨む気持ちは平常心で「一度対戦している小見川選手のことは気になりますけど、特に気にしている選手はいないです。今は1回戦のことに集中しています」と、まずはチャンソン戦に全ての力を注ぐ。 2日前にDREAMでほぼ同体重のフェザー級GPが開催されたが、石渡も「会場に見に行ったんですけど、いまいちフェザー級の良さが出てなかったのかなと思いました。
イベントや団体としてライバル心はないんですが、修斗に出ていた選手がDREAMには出ているんで気にはなります」と意識はしている。その中でも「ただ自分がやるべきことははっきりしているんで。僕のやるべきことは分かりやすい試合です」と石渡。戦極のリングでの激闘を改めて誓った。
ワールドビクトリーロード 「戦極〜第七陣〜」 2009年3月20日(金・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場15:00 開始17:00 <全対戦カード> ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・TKO世界フェザー級王者) VS クリス・マニュエル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R 小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝) VS L.C.デイビス(アメリカ/アメリカン柔術アカデミー/TITAN
FIGHTING CHAMPIONSHIPフェザー級王者) ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R 門脇英基(和術慧舟會東京本部/第7代修斗世界ライト級王者)
VS ナム・ファン(ベトナム/Ma Duアカデミー/EFWCライト級王者) ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST) VS キム・ジョンマン(韓国/CMA KOREA /KTT) ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場/第12回全日本アマ修斗ライト級準優勝) VS ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT)
▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R 川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜) VS ニック・デニス(カナダ/Ronin
MMA/KOTCカナダ・フェザー級王者) ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R 山田哲也(しんわトータルコンバット/チームZST)
VS ロニー・牛若(イギリス/チーム・トロージャン) ▼戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦 5分3R マット・ジャガース(アメリカ/Team
Wolfpack/KOTC世界スーパーライト級王者) VS マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト)
▼戦極ライトヘビー級ワンマッチ 川村 亮(パンクラスism/第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト) VS キング・モー(アメリカ/Kingdom
of Mayhem) ▼戦極ヘビー級ワンマッチ ジェームス・トンプソン(イギリス/London Shoot) VS
BIG・ジム・ヨーク(ニュージーランド/SIAM GYM) <チケット料金>
VIP席(最前列)70,000円(専用入場ゲート・特典付き) VIP席50,000円(専用入場ゲート・特典付き) RRS席25,000円
戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <チケット発売場所>
イープラス http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
【当日引換】3月10日(火)18:00〜3月19日(木)18:00 電子チケットぴあ 電話 0570−02−9999(Pコード:813−454)
店頭 チケットぴあ店頭 インターネット http://pia.jp/t
コンビニエンスストア ファミリーマート、サークルK、サンクス ローソンチケット 電話 0570−084−003(Lコード:33403)
店頭 全国ローソン店頭Loppi インターネット http://l-tike.com/
CNプレイガイド 電話 0570−08−9999(10:00〜18:00) 店頭 am/pm、CNステーション インターネット http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ ※一部取り扱いのない店舗があります ※受付時間は店舗により異なります <お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード 03−5381−7108
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第八陣〜」 2009年5月2日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館 開場14:00 開始16:00 <出場予定選手>
3・15『戦極フェザー級グランプリ2009開幕戦の勝者』 レオ・サントス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン) <チケット料金>
VIP席(最前列)70,000円(専用入場ゲート・特典付き) VIP席50,000円(専用入場ゲート・特典付き) RRS席25,000円
戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108
●戦極2009年度スケジュール
3月20日(金・祝)『戦極〜第七陣〜』東京・国立代々木競技場第二体育館:フェザー級GP一回戦 5月2日(土)『戦極〜第八陣〜』(国立代々木競技場 代々木第二体育館):フェザー級GP二回戦
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 ※9月、10月、11月に都内近郊で1大会ずつ開催予定。
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