6月26日(金)都内にて緊急記者会見が行われ、公務執行妨害容疑で逮捕・起訴され25日に東京地裁で懲役1年・執行猶予3年の判決が下された三崎和雄(GRABAKA)が出席、ファン・関係者に謝罪した。
以下、記者との質疑応答。
ーー國保さんにお聞きしますが、5月18日に出頭命令があったとのことですが(中村和裕戦発表の)会見は22日に行われました。その時点でどのような報告を受けていたのでしょうか?
國保「その時点で我々はまだこの件に関しては知りませんでした。その前に、中村選手との試合のオファーが5月の頭くらいからずっと何度か交渉してきて、OKをもらって22日の会見を行いました。当然、始めから出席できないことが分かっていての会見はしませんから、我々としてはその日は出席して会見が出来るとの思いで動いていました」
ーーその日に会見に出席できないことを知ったんですか?
國保「そうですね。体調不良等はずっと聞いておりましたので、何かいろいろなことが重なっているのかなということで、どうしてもということまでは言えませんので。これは全選手そうなんですけれども、どうしても我々の会見は急な会見になることが非常に多くてですね。近いところで言うと先日の郷野選手の時もそうなんですけれども、本来であれば郷野選手も一緒に出席していただいて、光岡選手、中尾選手と共に発表したかったのですが、どうしても都合が悪いと。今回もそういったケースなのかなと我々は思っていました」
ーーGRABAKAさんのマネージャーさん(大迫氏)にお聞きしたいのですが、その報告を戦極さんにされていなかったのはなぜなんでしょうか?
大迫「こちらとしてもすぐに開放されると思っていましたので……それと僕の認識として、そういう大きなことはないだろうと思っておりましたので、駐車違反であるとかそういう類のものであると思っていましたので」
ーー5月22日の会見の日に、三崎選手はどこで何をされていたのでしょうか?
國保「その時は、先ほども言っていましたが大迫さんの方から早く報告をしなければいけない、こういったことだったんですけれども、駐車違反程度のことですぐに終わるだろうということで報告しないのが、段々と一日一日と遅くなって、GRABAKA代表の方へ行くのもどんどん遅くなって、という現象でした。ですからその22日の日は取り調べをしていたことになります」
ーー國保さんが事実関係を認識したのはいつですか?
「昨日ですね」
ーーそれまでは情報が入っていなかったんですか?
「そうですね。いくつかのいろんな要因があったんですけれども、我々としてもいろんなイベントであるとか記者会見に出て欲しいとずっと言っていて、その度に体調不良であるとか他の問題もありまして。他の問題というのは今回の件ではなくて。そういう問題の中で会見に出席できないのかなと思っておりました」
ーーその他の問題というのは発表できないことですか?
「そうですね。他の問題はプライベートなことだと解釈してください」
ーー三崎選手にお聞きしますが、ドアミラーが接触したことに気付かなかったということですがドアミラー自体に破損や傷はなかったんですか?
三崎「ありませんでした」
ーーご自分も当たったという認識はなかった?
三崎「認識はありませんでした」
ーー警察官の誘導を無視して行かれたのはどうしてなんですか?
三崎「非常に身勝手な理由になってしまいますが、練習に向かっていましたので早く練習に行こうということと、携帯電話くらい……ということで安易な考えがあったのだと思います」
三崎は小さな声で、力なく応答。これで会見は終了した。なお、急遽記者会見が行われたのは、三崎本人より早く自分の口から謝罪したいとの要望があったからだという。
※三崎和雄の謝罪会見(3)に続く
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第九陣〜」
2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<決定対戦カード>
▼戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟(パンクラスism/戦極初代ライト級王者) VS 廣田瑞人(GUTSMAN・修斗道場) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・TKO世界フェザー級王者) VS 金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝) VS マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 決勝
日沖×金原の勝者 VS 小見川×サンドロの勝者 ▼戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄(GRABAKA) VS 中村和裕(吉田道場) ▼戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R 藤田和之(藤田事務所)
VS ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ(ブルガリア/SKアブソリュートブルガリア/韓国サンボ連盟)
▼戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R 中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER) VS チェ・ムベ(韓国/チーム・タックル)
▼戦極ライト級ワンマッチ 5分3R 光岡映二(フリー) VS クレイ・フレンチ(アメリカ/HIT Squad)
<出場予定選手> 郷野聡寛(GRABAKA) <チケット料金>
VIP席100,000円(専用入場ゲート・特典付き) RRS席30,000円 戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108 ●戦極2009年度スケジュール
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 9月23日(水・祝)『戦極〜第十陣〜』(さいたまコミュニティアリーナ)
11月7日(土)『戦極〜第十一陣〜』(両国国技館)
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