6月9日(火)都内会見場にて、8月2日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『戦極〜第九陣〜』の追加対戦カード・出場予定選手が発表された。
これまでUFCを主戦場にし、今年1月のジョン・フィッチ戦を最後にUFCとの契約が終了。現在就職活動中だった郷野聡寛(GRABAKA)が遂に戦極参戦となった。
2006年12月31日の『PRIDE男祭り』近藤有己戦以来、2年7カ月ぶりの日本復帰戦を迎える郷野は「まだ(ドン・キホーテの)安田(隆夫)会長からドン・キホーテの商品券はもらっていませんが、戦極参戦を決意しました」と戦極参戦を決めた石井慧を思わせるあいさつ。
「96年に修斗でデビューし、修斗で5年、パンクラスで4年、PRIDEで2年、UFCで2年と、こんな経験をしている選手はなかなかいないと思う。そういう経験したことを見せて、戦極と日本格闘技界を盛り上げに一役買いたい。2年7ヵ月ぶりのリングで郷野なりの“スベリ芸”を見せたいと思う」とした。
DREAMの笹原圭一イベントプロデューサーからは「ぜひ郷野選手にはDREAMのリングで戦ってもらいたいです」と“求職中”の郷野にラブコールが送られていたが、「戦極の旗揚げ戦から解説の仕事をやらせてもらっていて、これからもこのスタッフと一緒に仕事をしたいと思ったことが一つ。そして、戦極はまだイベントを作っている途中であり、出来上がったところに乗っかるよりも、これから一緒に作り上げていくところに参加したいと思った」と戦極参戦を決めた2つの理由を語った。
郷野の対戦相手は現段階ではまだ調整中。2006年4月の『PRIDEウェルター級GP開幕戦』前には、「全てにおいて俺と対極に位置する選手。一回戦では、ただ感情的な部分で瀧本と闘いたい」と瀧本誠(吉田道場)への挑発的な発言を残していた郷野だが、「みんなは瀧本とやりたいと言ってもらいたいと思うが、今は“誰がどう”というのはないですね。どの選手よりも翻弄して勝ちたいという思いだけです」と特に相手にはこだわりがないようだ。
また郷野といえば、UFCでも大ウケした入場パフォーマンスが戦極のリングでも見られるのか気になるところ。「DJ
OZUMAさんも引退して、3年間同じふんどしで相撲を取らしてもらいましたけど、もうそろそろ他の方のふんどしを借りようと思います」と新たなものを導入することを予告していた。
会見に同席した國保尊弘取締役からは「郷野選手は試合で見せるだけでなく、入場パフォーマンス、マイクアピールとここまで沸かせてくれる選手はいない魅力のある選手です。戦極のウェルター級がとても楽しみなってきました。郷野選手を中心に盛り上がると思います」と郷野に期待を寄せたコメントを残している。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第九陣〜」
2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<追加対戦カード>
▼戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
藤田和之(藤田事務所)
VS
ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ(ブルガリア/SKアブソリュートブルガリア/韓国サンボ連盟)
<出場予定選手>
郷野聡寛(GRABAKA)
光岡映二(フリー)
<決定対戦カード>
▼戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟(パンクラスism/戦極初代ライト級王者)
VS
廣田瑞人(GUTSMAN・修斗道場)
▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・TKO世界フェザー級王者)
VS
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝)
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト)
▼戦極フェザー級グランプリ2009 決勝
日沖×金原の勝者
VS
小見川×サンドロの勝者
▼戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)
VS
中村和裕(吉田道場)
<チケット料金>
VIP席100,000円(専用入場ゲート・特典付き)
RRS席30,000円 戦極シート(SS席)17,000円(特典付き)
SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円
<チケット販売所>
●プレイガイド先行販売 6月13日(土)12:00〜6月17日(水) ※各プレイガイドにより受付時間は異なる。
●ドン・キホーテ店頭特別先行販売 6月13日(土)12:00〜6月19日(金) ※一部取り扱いのない店舗がある。 ●一般発売
6月20日(土)〜 <お問い合わせ> ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108
●戦極2009年度スケジュール
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 9月23日(水・祝)『戦極〜第十陣〜』(さいたまコミュニティアリーナ)
11月7日(土)『戦極〜第十一陣〜』(両国国技館) |