6月8日(月)東京・ゴールドジム原宿東京にて、昨日(日)東京・ディファ有明で開催されたパンクラス『PANCRASE
2009 CHANGING TOUR 北岡悟凱旋興行』の一夜明け会見が行われた。 1・4『戦極の乱2009』で五味隆典からアキレス腱固めで秒殺勝利を収め、戦極初代ライト級チャンピオンとなった北岡が1年半ぶりにパンクラスのリングに復帰。メインイベントで坂口征夫(TEAM坂口道場)と対戦し、タイムは僅か96秒という圧勝劇を見せた。
会見に出席した北岡は「僕は(砂辺の試合とは違い)タイトルを取った試合じゃないが、お客さんが僕を待っていた姿が忘れられません。次が決まっているのでそれに向けて頑張ります」と8月2日の『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ)で決定している戦極ライト級王座の初防衛戦、VS廣田瑞人戦に向けてすでに気持ちが切り替わっていることを明かした。
ここで北岡は自身の携帯の待ち受け画面を見せると、そこに写っていたのは廣田! 「これは5年前からやっていることなんですけど、対戦相手の写真を待ち受けにして絶えず“常在戦場”の気持ちで意識できるようにしています。昨日祝勝会が終わって移動中に坂口選手のものから廣田選手の写真に変えたんです。何のために今を生きているのかと考えたときに、僕はこいつを倒すために生きているんです」(北岡)。
今回の坂口戦前に廣田戦がすでに決まっていたために、「坂口選手と戦っていたときに廣田選手のことが浮かんでそれを打ち消すのが大変だった」というが、「今はクリアーなので楽ですね」と北岡は廣田戦に集中できているとする。
これから試合までは「2週間休みます。28日のDEEP富山大会から帰ってきて、7月から2〜3週間頑張るイメージができています」とじっくりと調整していくようだ。
昨日の試合後インタビューで、次回パンクラス登場について北岡は「来年の春くらいかな」と答えているが、この日の会見に出席したパンクラスフロントの坂本靖氏は「今は8月の試合に集中してもらいたいと思っています。試合が決まっているのに、次の試合が決まっているケースは選手にとってよくないこともあります。1試合1試合を大事にしてもらいたいと思います」とコメント。
なお、敗れた坂口からは「1から挑戦するのでパンクラスのランキングから外してほしい」との要望が出ていたが、「私が決めることではなく、キング・オブ・パンクラス実行委員会が決めています。今後考えていくことになります」としている。
ワールドビクトリーロード 「戦極〜第九陣〜」 2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00 <決定対戦カード> ▼戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟(パンクラスism/戦極初代ライト級王者) VS 廣田瑞人(GUTSMAN・修斗道場) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級3位・TKO世界フェザー級王者) VS 金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝) VS マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト) ▼戦極フェザー級グランプリ2009 決勝
日沖×金原の勝者 VS 小見川×サンドロの勝者 ▼戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R 三崎和雄(GRABAKA)
VS 中村和裕(吉田道場) <チケット料金> VIP席100,000円(専用入場ゲート・特典付き)
RRS席30,000円 戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <チケット販売所>
●オフィシャル先行販売 6月6日(土)12:00〜6月8日(月)23:00 オフィシャルサイトにて受付 6月6日(土)12:00〜6月8日(月)23:00
特別電話先行予約=TEL:0570−06−9994 ●プレイガイド先行販売 6月13日(土)12:00〜6月17日(水) ※各プレイガイドにより受付時間は異なる。
●ドン・キホーテ店頭特別先行販売 6月13日(土)12:00〜6月19日(金) ※一部取り扱いのない店舗がある。 ●一般発売
6月20日(土)〜 <お問い合わせ> ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108
●戦極2009年度スケジュール
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 9月23日(水・祝)『戦極〜第十陣〜』(さいたまコミュニティアリーナ)
11月7日(土)『戦極〜第十一陣〜』(両国国技館) |