3月28日(日)都内ホテルにて、昨日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催されたFEG『K-1
WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament』の一夜明け会見が行われた。
会見には、日本代表決定トーナメントで初優勝した長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)、勝利を収めた佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)、そして63kg級の小宮山工介(北斗会館)、DJ.taiki(Team
Nakano)の4選手が出席した。
昨日の大会終了後のコメントと同様に、谷川貞治代表は「5月2日(日)のJCBホール大会で16名による63kg級の日本人トーナメントをスタート」することを発表した。勝者が7月に開催予定の大会に進み、ワンデートーナメントで優勝を争う。
出場メンバーには、小宮山、大月晴明、久保優太、石川直生、上松大輔、“狂拳”竹内裕二、HIROYA、嶋田翔太、卜部功也、渡辺理想、そして総合格闘技からはDJ.taiki、高谷裕之を候補にしているという。
「63kg級にしたのは、60kg、65kgの選手が出られますし、DREAMもフェザー級は63kgなのでこの体重にしました。KID君もいますが、KID君は総合に専念してもらいたいと思います。キックボクシング、総合、極真空手から選手が集まり、メンバーの中にはイケメンや個性のある選手が揃っています」と谷川代表。
この他にも、K-1甲子園・日下部の先輩、大石駿介や谷山ジムの会長の息子である谷山俊樹の名前が挙がっている。これまでに国内の60kgトーナメントを3度制覇している山本真弘については「体重が軽すぎるために」参戦予定はないという。しかし、全日本・M-1・RISEのタイトルを獲得し、3冠王となった寺戸伸近は「今体重を上げて調整しているというので頑張ってもらいたいです」とコメントした。
K-1初参戦で勝利した小宮山は「自分では納得のいく試合結果が出たと思いますが、内容はもうちょっと動いて自分の“小宮山ワールド”を見せられたかなと思います」と昨日の試合を振り返り、「新しく63kg級が幕を開けますが、5月のトーナメントまでには調整して最高の状態で試合をしたいです。誰と対戦したいというのはありません。様々な分野のトップ選手とやりたいと思います」と意気込みを語る。
同じくK-1初参戦で、渡辺一久から完封勝利のDJ.taikiは、会見場には執事の格好で登場。谷川代表からは「ホテルの人だと思った」と突っ込まれる中、DJは「昨日の試合は凄く反省点が多くKOが出来ませんでした。3Rは熱くなってしまい、冷静にいられなく根性だけで闘ってしまいました。冷静にやれば倒せたと思います。あと、谷川さんのツイッターも見て反省しています」と消沈気味のコメント。
63kg級については「1Rにいいパンチが入って、『これがオープンフィンガーグローブだったらKO出来た』と思ったらK-1に向けての自信をなくしました。まだK-1
63kg級は考え中です。正直やりたいのは(DREAMフェザー級王者)ビビアーノ(・フェルナンデス)。でもK-1だったら、たかたに(高谷)選手とやりたいですね」とした。
★3・27「K-1
WORLD MAX日本代表決定トーナメント」の試合結果はこちら
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