12月17日(金)都内ホテルにて記者会見が行われ、12月30日(木)東京・有明コロシアムで開催されるワールドビクトリーロード(以下、WVR)『戦極 SOUL OF FIGHT』の追加対戦カードが発表された。
この日Dynamite!!でDREAM×SRCとしてミノワマンVS泉浩が発表されたが、戦極のリングでもDRAEM×SRCの交流戦が決定。向井徹WVR代表より、金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)VS前田吉朗(パンクラス稲垣組)、真騎士(SRC育成選手)VSパーキー(韓国)の2試合と長南亮(Team M.A.D.)の出場が発表された。
会見にはDynamite!!からDREAMの選手を派遣する形となった谷川貞治FEG代表も出席し「今年は30日戦極、31日Dynamite!!と大会の日程がずれているので、いい形で交流戦をやらせてもらうことになりました。この2日間で40試合近くが行われますが、その中で一番いい試合は自分だったと言われるように、選手には戦極とDynamite!!に関係なく頑張ってもらいたい」と交流戦への期待を語った。
今回の試合は交流戦として発表されたが、両陣営は相手に対してライバル心をむき出しにした。会見を欠席したパーキーと長南からは「戦極で大暴れして来いと言われました。対抗戦ということですが、対抗ではなく、僕が一方的に実力を披露する試合になると思います。DREAMライト級の強さを見せます」(パーキー)、「相手を潰すように指示を受けているので、それを遂行します。上手く説明は出来ませんが、自分は殺気に満ち溢れています。試合当日は全力で潰しに行くので覚悟しておいてください」(長南)というコメントが読み上げられ、パーキーと対戦する真騎士も「相手はDREAMの選手だからしっかり勝たないといけない。(パーキーの「一方的に実力を披露する」について)別にいいんじゃない? こっちは大丈夫だから」と静かに対抗心を燃やす。
そして会見で激しく舌戦を繰り広げたのが金原と前田だ。DREAMから戦極に乗り込む前田が先に「DREAMから来ました前田です。31日の試合に出る気満々だったんですが、30日に行ってこいと言われたので来ました。交流戦と聞いていたんですが、自分は『やってこい』としか聞いていません。ヒットマンとして戦極に乗り込みます。グシャグシャにしに行きます」と金原に対して宣戦布告。
すると金原も前田に視線を移し「2年連続でDREAMと対抗戦になったんですけど、僕が思うフェザー級のトップは山本“KID”徳郁選手なんですよ。僕はそのKID選手に勝っているし、何でここで前田選手とやるのか謎です。今回は戦極を守る主じゃないですけど、軽くやってやるんで覚悟しておいてください」と挑発的な言葉を口にする。
選手としての印象を聞いてみると「よく動くという印象ですね」(前田)、「パンクラスの頃から試合を見ていて、面白い試合をする選手だなと思います。
DEEPジムで1,2回だけ練習したことがあるんですけど、よく動く選手だなと思いました。楽しみにしてください」(金原)と噛み合う試合展開になることを予想する両者。
しかし相手のコメントについて質問をしてみると「まあね、舐められているんだなと思いますよ。浪速のヒットマンの怖さを教えてやろうと思います。最初は対抗戦という意識はなかったんですけど、話をしてくうちにヒットマンという自覚が出てきました。体重は敵地に乗り込むわけだから問題ない(※DREAMフェザー級は63kg、SRCフェザー級は65.8kg)。全然大丈夫ですよ」と前田。
金原も先ほどと同じように「最初に聞いていた相手と変わって、対策を練り直さないといけないところです。でも対抗戦があるという話を聞いた時点で、自分は対抗戦になるなと思っていて、勝手に対抗戦をやるつもりでした。相手はヒットマンらしいんで、こっちはヒットをもらわずにヒット&アウェイでやりたいと思います」と言葉を返した。
会見にはマメッド・ハリドヴとの対戦が発表された佐々木有生(GRABAKA)も出席し「年末のイベントに名だたる選手と出られることを光栄に思います。ハリドヴはチャンピオンのジョルジ・サンチアゴと1勝1敗の選手で、打撃のアグレッシブな選手だと思います。試合まで時間はないですけど、日々やれることをやって必ず勝ちたいと思います」と意気込みを語った。
なお新たに女子MMAとして赤野仁美(AACC)VSロクサン・モダフェリ(アメリカ)、瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)VSエイミー・デイビス(アメリカ)の2試合が追加決定。ファビアーノ・サイクロン(ブラジル)との対戦を予定していた野地竜太(TEAM GARO)は、事務局側に契約における不備があったため、今大会を欠場。アンドリュー・ペック(ニュージーランド)がファビアーノと対戦することになり、向井代表は「事務局の手違いでこういった形になり、ファン、選手、関係者の皆様にお詫び申し上げたい」と謝罪した。
ワールドビクトリーロード
「戦極 SOUL OF FIGHT」
2010年12月30日(木)東京・有明コロシアム
開場10:00 開始11:00
<追加対戦カード>
▼SRC VS DREAM 交流戦 フェザー級ワンマッチ 5分3R
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
VS
前田吉朗(パンクラス稲垣組)
▼SRC VS DREAM 交流戦 ライト級ワンマッチ 5分3R
真騎士(SRC育成選手)
VS
パーキー(韓国/CMA KOREA)
▼女子MMA 61.0kg契約 SRCレディースルール 5分2R
赤野仁美(AACC)
VS
ロクサン・モダフェリ(アメリカ/フリー)
▼女子MMA 48.0kg契約 SRCレディースルール 5分2R
瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)
VS
エイミー・デイビス(アメリカ/Davis Muay Thai)
<変更決定カード>
▼立ち技 ヘビー級(86.18kg超) 戦極ムエタイルール 3分3R
ファビアーノ・サイクロン(ブラジル/TARGET/WPMF世界スーパーヘビー級王者)
VS
アンドリュー・ペック(ニュージーランド/ユニバーサルキックボクシング)
<決定対戦カード>
▼SRCフェザー級チャンピオンシップ 5分5R
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/王者)
VS
日沖 発(ALIVE/第9代修斗世界ライト級王者/挑戦者)
▼SRCミドル級ワンマッチ 5分3R
三崎和雄(フリー)
VS
マイク・シール(メキシコ/ジャクソンズMMA)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010決勝戦 5分3R
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
Yasubei榎本(Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ 5分3R
横田一則(GRABAKA)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/チーム朝青龍)
▼SRCミドル級ワンマッチ 5分3R
佐々木有生(GRABAKA)
VS
マメッド・ハリドヴ(チェチェン共和国/ポーランド/TEAM KSW)
▼SRCヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER)
VS
デイブ・ハーマン(アメリカ/Team Peewee’s Playhouse)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010準決勝 5分3R
井上学(U.W.F.スネークピットジャパン/初代同級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010準決勝
田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/第6代修斗世界ライト級王者)
VS
中原太陽(和術慧舟會GODS)
▼着衣 ライト級 SRCジャケットルール 5分1R
坂口征夫(坂口道場一族)
VS
ジョン・ジンソク(韓国/CMA KOREA/Wolf Max)
▼着衣 ライト級 SRCジャケットルール 5分1R
山田崇太郎(Brave/SRC育成選手)
VS
キム・イサク(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技)
▼着衣 59kg契約 SRCジャケットルール 5分1R
清水清隆(SKアブソリュート/第2代フライ級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
杉田一朗(心温塾)
▼女子MMA 無差別級ワンマッチ 5分3R
中井りん(修斗道場四国/初代VALKYRIE女子無差別級王者)
VS
HARI(FIGHT CHIX)
▼立ち技 ライト級(61.23kg) 戦極ムエタイルール 3分5R
カノンスック・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス/WPMF世界同級王者、M-1同級王者、元ルンピニースタジアム認定バンタム級9位)
VS
山本元気(DTSキックボクシング/元全日本フェザー級王者)
▼立ち技 70kg契約 戦極キックボクシングルール 3分3R
池井佑丞(クロスポイント吉祥寺)
VS
松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園70kg級トーナメント優勝)
▼立ち技 73kg契約 戦極ムエタイルール 3分3R
宮本武勇志(治政館/日本ミドル級王者)
VS
小又大貴(エス/WPMF日本ミドル級王者)
▼女子立ち技 ミニフライ級(47.62kg契約) 戦極ムエタイルール 2分5R
神村エリカ(TARGET/J-GIRLS同級王者、WPMF世界女子同級王者、WMC世界女子同級王者)
VS
ちはる(ウィラサクレック・フェアテックス/M-1女子同級王者)
▼立ち技 70kg契約 戦極キックボクシングルール 3分3R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/K-1 WORLDMAX世界トーナメント2004・2006優勝/S-cup2010優勝)
VS
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント準優勝)
▼立ち技 ヘビー級(86.18kg契約) 戦極キックボクシングルール 3分3R
小澤和樹(team SUDO)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技)
▼立ち技 52kg契約 戦極ムエタイルール 3分5R
藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/WBCムエタイルール日本バンタム級王者、元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元全日本バンタム級王者、MACH55優勝)
VS
江幡 睦(伊原道場/日本フライ級王者)
▼立ち技 70kg契約 戦極キックボクシングルール 3分3R
山内佑太郎(パワーオブドリーム/WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)
VS
横山 剛(CRAZY WOLF/CMA-KPWライト級王者)
▼立ち技 ライト級(61.23kg契約) 戦極キックボクシングルール 3分2R
池上大将(ウィラサクレック・フェアテックス)
VS
田中雄士(レンジャー品川)
<チケット料金>
ロイヤルVIP30,000円 VIP席20,000円 RRS席10,000円
SS席8,000円 S席5,000円
※全席指定・消費税込
※戦極シートは完売
<チケット発売場所>
イープラス http://eplus.jp/src/(PC&携帯)
チケットぴあ http://pia.jp/t/
ローソンチケット http://l-tike.com/
CNプレイガイド http://www.cnplayguide.com/
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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