9月10日(金)都内・ワールドビクトリーロード(以下、WVR)本社にて記者会見が行われ、10月30日(土)東京・両国国技館で開催される『SRC15』の対戦カードが発表された。
昨年8月にライト級キング・オブ・パンクラスを獲得し、6・20SRC両国大会ではホドリゴ・ダムにKO勝利するなど、快進撃を続けている真騎士(SRC育成選手)が再び強豪ブラジル人ファイターと激突! ブラックベルトGP優勝をはじめ、柔術で輝かしい実績を残しているレオ・サントス(ブラジル)と対戦することが決まった。
会見に出席した真騎士は「試合が決まってとてもうれしい。今度の試合はいい勉強になると思います」と挨拶。そしていきなり「次の試合は腕十字で勝ちたいです」と世界トップクラスの寝技テクニックを持つサントスから一本を取ると宣言!
真騎士と言えば高い身体能力をベースにした打撃を最大の武器としているだけに、この真騎士の発言には、会見に同席していた向井徹WVR代表も驚きの表情を浮かべていた。
質疑応答では真騎士の一本勝ち宣言について質問が挙がったが「寝技の練習はこれからやりたい。この前、三角絞めを覚えたから、あとは腕十字かな」とニコニコと笑いながら応える真騎士。
その後も「寝技の選手とやるのは本当は嫌だけど、仕事だからやります(笑)。(寝技の練習は好き?)大好き! いつも寝技で一本を取りたいと思っている。それに打撃よりも寝技の方が安全じゃない?」など本気かどうか分からないコメントを続けて、報道陣を煙に巻いた。
そんなつかみ所のない真騎士だが、SRC本部道場で修斗世界ランカーの冨樫健一郎から寝技を学び、8月には大学のレスリングの合宿にも参加。「サントスは背が高くて、フロントチョークが上手い。そこには気をつけなきゃいけないけど、あとは全然大丈夫かな」というサントス戦に自信たっぷりの言葉を残した。
向井代表によれば来年には空位となっているライト級チャンピオンを決める試合を行う予定で「この試合の勝者はその有力候補になる」とコメントしているのだが、真騎士本人は「チャンピオンシップはいつでもいい。もしそういう試合があるんだったらあるでいいし、ないんだったらないでいい。
(ベルトへのこだわりはない?)これが人間的に成長した姿かな(笑)。とりあえず慌てないで頑張り続ける。先が見えなくても頑張り続けること、とりあえず一戦一戦がんばることが大事」と意外にもベルトに対して無欲な姿勢を見せた。
いずれにしても真騎士VSサントスがSRCライト級戦線を占う重要な一戦であることは事実。この試合を制してベルトに手をかけるのはどっちだ?
ワールドビクトリーロード
「SRC15」
2010年10月30日(土)東京・両国国技館
開場14:00 開始15:00(予定)
<追加対戦カード>
▼SRCライト級ワンマッチ
真騎士(SRC育成選手/第3代ライト級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
レオ・サントス(ブラジル/ノヴァウニオン/ブラックベルトGPライト級優勝)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
井上学(U.W.F.スネークピットジャパン/初代バンタム級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
VS
高橋 渉(Laughter7)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/第6代修斗世界ライト級王者)
VS
佐藤将光(坂口道場一族)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
中原太陽(和術慧舟會GODS)
VS
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
<決定対戦カ−ド>
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝
奥野“轟天”泰輔(CAVE)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
<チケット料金>
VIP席 30,000円(パンフレット付)
ロイヤル雷電シート 30,000円(2名1マス)
マスRRS席 20,000円(2名1マス)
マスSS席 16,000円(2名1マス)
S席 5,000円
<チケット発売>
9月21日(火)よりSRCオフィシャルサイトにて先行発売
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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