10月18日(月)東京・池袋のSRC本部道場にて、真騎士(ベネズエラ/SRC育成選手)が公開練習を行った。真騎士は、10月30日(土)東京・両国国技館で開催されるWVR『SRC15』でレオ・サントス(ブラジル/ノヴァウニオン)と対戦する。
この日の公開練習では、グローブなしでサンドバック打ちを行った真騎士。拳を鍛えるためにグローブ不装着かと思いきや、「たまにグローブなしでやるけど、今日はバンテージを巻く時間がなかったから」と答え、報道陣から笑いを誘う。
サンドバック打ちでは、ミドル、ハイといったスタンダードな蹴り技だけではなく、回転後ろ回し蹴り、ローリングソバットといった大技を連発! 決して綺麗なフォームとはいえないが、とにかく重くて速い。
大きめのパンチングボールの前に移動すると、再び打点の高い回転後ろ回し蹴り、前蹴りを連打で決める。重みのある蹴りでパンチングボールが異常なまでに跳ね上がり、道場の天井が壊れそうな勢いだった。
公開練習を終えた真騎士に対し、記者が「調子良さそうですね」と問いかけると「そのとおり」とニヤリ。
対戦相手のサントスはブラックベルトGP優勝をはじめ、柔術で輝かしい実績を残している世界トップファイターの一人。
前回の会見では、サントス対策として「寝技の練習はこれからやる」と答えていたが、「何とか出来ている。自分のペースでその時に出すものを出すだけ」と普段どおりの試合をするという。
サントスについては「普通の選手」と答え、「何分でKOするか? “分”じゃない。“秒”だね」と秒殺を予告した。
今回の一戦は、現在空位となっているSRCライト級チャンピオンの座を狙う重要なものとなる。「今回勝ったら当然ベルトを狙いたい。もう待ちきれない感じ。大晦日にタイトルマッチをやればいいんじゃない?」と年内のベルト獲得を狙う。
タイトル戦線に絡む選手としては、同大会に出場する横田一則(GRABAKA)も候補の一人として名前が挙がっているが、「ぜひ横田選手とはやりたい。お互いに今回勝てば楽しみになる。(横田に勝つ)自信? 普通ですね」となぜか自信が半減していた。
ワールドビクトリーロード
「SRC15」
2010年10月30日(土)東京・両国国技館
開場14:00 開始15:00(予定)
<決定対戦カ−ド>
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ
泉浩(プレシオス/2004年アテネ五輪柔道90kg級銀メダル)
VS
ジェームス・ジキック(イギリス/LONDON SHOOT FIGHTERS/第4代Cage Rage世界ライトヘビー級王者)
▼SRCフェザー級ワンマッチ
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)
VS
チェ・ドゥホ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC2009世界4位)
VS
和田拓也(SKアブソリュート/第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 準決勝
奥野“轟天”泰輔(CAVE)
VS
Yasubei榎本(スイス/Enomoto Dojo)
▼SRCライト級ワンマッチ
真騎士(ベネズエラ/SRC育成選手/第3代ライト級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
レオ・サントス(ブラジル/ノヴァウニオン/ブラックベルトGPライト級優勝)
▼SRCライト級ワンマッチ
横田一則(GRABAKA)
VS
ブライアン・コッブ(アメリカ/Team Pain and Sufffering)
▼SRCライトヘビー級ワンマッチ
高橋義生(SRC本部道場)
VS
イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
井上学(U.W.F.スネークピットジャパン/初代バンタム級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
清水俊一(総合格闘技宇留野道場)
VS
高橋 渉(Laughter7)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/第6代修斗世界ライト級王者)
VS
佐藤将光(坂口道場一族)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 準々決勝
中原太陽(和術慧舟會GODS)
VS
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
<チケット料金>
VIP席 30,000円(パンフレット付)
ロイヤル雷電シート 30,000円(2名1マス)
マスRRS席 20,000円(2名1マス)
マスSS席 16,000円(2名1マス)
S席 5,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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