8月26日(水)都内ホテルにて記者会見が行われ、K-1ファイターの武蔵(正道会館)が引退を表明した。
1995年にパトリック・スミス戦でK-1デビューを果たし、日本人には不利とされるK-1ヘビー級で活躍を続けてきた武蔵。2003年と2004年にはK-1
WORLD GPでは準優勝という結果を残したが、近年は怪我の影響などもあって戦績が振るわず。昨年の戦績は1勝3敗と負け越し、今年は1試合もしていないという状況だった。 スーツ姿で会見に現れた武蔵は用意された席に座ることなく、直立不動のままで「私、武蔵は引退を決意しました。そのことをご報告します」と挨拶。席につくと用意した手紙を読みつつ「今年の7月頃からプロとしてどこかでケジメをつけなければいけないと思い始め、7月末に引退を決意しました」と引退を決意した経緯を説明した。
そしてその上で武蔵は「今年に入ってからは試合をせずに怪我の治療、そしてコンディションを整えてベストな状態を作ってきました。今の自分ならWORLD
GPでまだ日本人がなしえていない優勝の夢をかなえることが出来ると信じています。 自分はGP開幕戦(※9月26日、韓国で開催)への出場権を持っていませんが、ファンや関係者のみなさんにチャンスを与えていただきたいと思っています」と推薦枠でのGP出場を直訴。現段階では未決定ながらもWORLD
GP出場を最後に引退する意思があることを表明した。
★武蔵、引退記者会見の全文はこちら
FEG
「K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL FINAL16」 2009年9月26日(土)韓国・ソウル オリンピック第1体育館
<出場予定選手>
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー) バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム) エロール・ジマーマン(キュラソー島/ゴールデン・グローリー)
グーカン・サキ(トルコ/チーム・レベル) エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館) ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー) ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le
Banner X tream Team) ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ) セーム・シュルト(オランダ/正道会館) 京太郎(チームドラゴン)
ザビッド・サメドフ(ベラルーシ/チヌックジム) シング・心・ジャディブ(インド/TOWIN) ダニエル・ギタ(ルーマニア/カマクラ)
※残り3名はファン投票と推薦で決定 ●K-1
WORLD GP2009日程 ・9月26日(土)韓国・ソウル オリンピック体操競技場) 「K-1 WORLD GP FINAL
16」 ・12月5日(土)神奈川・横浜アリーナ 「K-1 WORLD GP FINAL」 |