3月28日(日)都内ホテルにて、昨日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催されたFEG『K-1
WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament』の一夜明け会見が行われた。
会見には、日本代表決定トーナメントで初優勝した長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)がシューティングゲーム「東方Project」のキャラクター・魔理沙(まりさ)のコスプレ姿で登場。63kg級で渡辺一久に勝利したDJ.taiki(Team
Nakano)も執事のコスプレ姿で出席したために、異様な空気の中が流れる。
3試合連続3KO勝利した長島は「全世界のアニメファンの皆様、こんにちわ。とりあえず昨日は応援してくれたファンの方やスポンサーの方、ジムやトレーナー、みんなの力で勝てたと思います。3連敗の中、自分を使ってくれた谷川プロデューサーもありがとうございました。正直自分でも優勝できると思ってませんでしたが、一戦一戦自分を出し切ろうと思っていたらうまくいきました。まだ自分が最強とは思っていません。あの日何かを持っていたと思います。これからはもっと強度を上げて7月の世界戦に臨みたいと思います」とすでに世界トーナメントに心が向いているという。
「殴られたこともあり、昨晩は一睡もしていません。インターネットで試合のレビューとかを見ていて、亀田(興毅)よりも面白かったという声が多々ありました。格闘技を見ない人も興味を持ってくれたと思います」(長島)。
セミファイナルでダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)からKO勝利した佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)は「昨日は名古屋のザノリニ選手と名古屋対決でしたけど、ペトロシアン用に仕上げていたので負けるはずはありません」と貫禄あるコメント。
この日、会見に出席した谷川貞治代表は、今後のK-1MAXの予定として開幕戦を2回に分けて行うことを発表。7月に日本で日本人選手からみの試合を3試合、残りの5試合を別の日にヨーロッパで行う予定だという。その勝者が10月大会で行う準決勝、決勝戦に進出する。既報の通り、世界トーナメントには佐藤と長島の出場が確定、残る日本人の1枠には、中島弘貴と日菜太、新たに山本優弥も候補に挙がっている。
長島と佐藤の1回戦での対決の可能性もあるが、長島は「ありません」、佐藤は「言われた相手とやるだけで断りません」とコメント。昨日の大会でジョルジオ・ペトロシアンとの対戦が実現しなかったために、「1回戦で当たりたいか?」の問いに、佐藤は「谷川さんが『やれ』というのならやりますが、僕はMAXで優勝するのが目標です。確立的には上に上がりやすい選手とやりたいですね。トーナメントじゃなかったらやりたいと思います」とペトロシアンとはワンマッチでの対戦を希望した。
★3・27「K-1
WORLD MAX日本代表決定トーナメント」の試合結果はこちら
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