4月9日(金)都内ホテルにて記者会見が行われ、5月2日(日)東京・JCBホールで開催されるK-1初のライト級(63kg以下)日本人トーナメント『K-1
WORLD MAX 2010〜−63kg Japan Tournament 1st ROUND』の記者会見が行われた。会見には、韓国のチョン・ジェヒを除く出場19選手とK-1・谷川貞治代表が出席。
この日の会見で最も注目を集めたのは、舌戦を繰り広げた“狂拳”竹内裕二(菅原)と裕樹(リアルディール)。両者は、2008年7月の「R.I.S.E」のR.I.S.E.-60kg
CHAMPION MATCHで対戦しており、この時は祐樹が竹内を延長戦の末にKOしている。
まずマイクを握った竹内は「この日のために日々精進してきました。頑張ります」と意気込みを語る。
これを受けて、“博多の悪童”裕樹は「今回は63kg級ということで一番動ける体重です。狂拳は精進してきたと言ったけど、一回やってオレが勝っているので負けることはない。63kg級で注目されるけど、自分には背負う気持ちはありません。でもリアルディールではガチンコをやってきたので、(竹内の)パンチと自分のローの対決で勝負したいと思います。大会の目標は優勝というよりも、60kgを背負うと言いながら、背負っていない誰かよりもいい試合をしたいと思います」と強気なコメントを返した。
すると前回のローで敗れたことを引き合いに出した竹内は「裕樹君には前回ローで蹴られてタオル投入で負けました。“ローなし”でやろうというので大丈夫でしょう」とバチバチの殴り合いを要求。
「この挑発に乗った方がいいんですかね? パンチでも正直負けないけど、ローで倒してやるから」と裕樹が挑発に乗ったことをにおわせば、「我龍タイムでいきたいですね。1R目から足を止めてバチバチいきます」と激闘を予告した。
谷川代表は「63kg級は日本人最激戦区。イケメン、個性派、総合、ボクサー、極真とバラエティーに富んだ人選になったと思います。今回選んだメンバー以外にも、先日のRISEに出場した板橋(寛)選手や巨輝選手も出したいくらい」と63kg級の幕明けが待ち遠しい様子。63kg級の“ポスト魔裟斗”になるのは果たして誰なのか。その他の出場選手のコメントは以下の通り。
上松大輔
「やっとこの階級での大会が決まりました。判定はありません。一番最後の試合なので、全部持っていきたいと思います」
チョン・ジェヒ
※韓国在住のために欠席
石川直生
「K-1ライト級がようやく始まります。一般の人はどうして始まらないんだろうという感想を持っていたと思いますが、これだけの人材が揃っているので楽しみにしていて下さい。僕は格闘技に認められる場所でずっとやってきて、顔にある55針の傷と30歳という年齢がその証明です。素晴らしいメンバーが揃っていますが、メインイベンターはヒーローであり、大黒柱じゃないといけないと思います。5月2日のメインで闘うことを要求したいと思います。1月4日に谷川さんの推薦選手をクリアできなかったのですが、軽量級の舞台が、こうしてできました。僕は、この中でパワーはないと思っていので、今はパワーをつけるようにしています」
渡辺理想
「谷川さんに名前を覚えてもらっていないゆうとです(苦笑)。極真からK-1MAX参戦は初になるので、持ち味の蹴り技を出したいと思います。63kg級を極真が盛り上げたいと思います」
久保優太
「このようなチャンスをいただけてありがとうございます。DJ選手は有名なので、胸を借りるつもりで頑張ります」
DJ.taiki
「前回の試合(渡辺一久戦)では熱くなってしまい、KOが出来ませんでした。今回は練習してきたことを出してKOを見せたいと思います」
小宮山工介
「僕は空手で、尾崎選手はテコンドー出身です。陰と陽でいいものが見せられると思うので楽しみにして下さい」
尾崎圭司
「当日は会場で竜巻が起こります。皆さん注意して下さい」
大石駿介
「凄いメンバーが揃いましたが、ガンガンいく試合を見せたいと思います」
卜部功也
「5月は若手同士の対戦となりますが、必ず勝って7月に世代交代したいと思います」
才賀紀左衛門
「ファイヤー選手は面白くて強いのですが、KOで勝ちます。K-1甲子園、サバイバーで実戦を積んできたので一番インパクトのある試合を見せたいと思います」
ファイヤー原田
「ここにすごい選手がたくさんいる中で、自分なんかもったいないかなと……。す、すいません、いい試合をしますので、精一杯やろうと思うのでよ、よろしくお願いします。K-1初出場となるが、僕にとって大きな会場であっても、変わらないと思います。みなさんから笑顔が少しでも出せるよに、ファイヤーらしさを出したいと思います」
卜部弘嵩
「自分の身を削ってでも1番熱い試合をするのでよろしくお願いします」
谷山俊樹
「自分が20人の中で一番無名なので全くプレッシャーはありません。キックではなく、K-1ルールなので前に出まくります」
麻原将平
「一番面白い試合をして63kg級で一番目立ちたいと思います」
嶋田翔太
「自分が一番若いので、若さを出して思いっきり行きたいと思います」
FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 1st ROUND」
2010年5月2日(日)東京・JCBホール
開場16:00(予定) 開始17:00(予定)
<全対戦カード>
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
渡辺理想(=ゆうと/極真会館2007年全日本ウェイト制空手道選手権中量級準優勝)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
“狂拳”竹内裕二(菅原/第8代MA日本キックボクシング連盟スーパーフェザー級王者、第2代WMAF世界同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
久保優太(アンリミテッド/Krushライト級グランプリ2009準優勝)
VS
DJ.taiki(フリー)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
山本真弘(藤原/IKUSA GP&Kick Return Tournament&Krushライト級GP覇者、第22代全日本フェザー級王者)
VS
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
小宮山工介(北斗会館)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
大石駿介(OISHI GYM/J-NETWORKスーパーライト級1位)
VS
卜部功也(チームドラゴン/19歳/K-1甲子園2008準優勝)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)
VS
ファイヤー原田(ファイヤー高田馬場/J-NETWORKライト級2位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
卜部弘嵩(チームドラゴン/20歳/2007全日本新空手K-2軽中量級王者)
VS
谷山俊樹(谷山/MA日本ライト級8位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
麻原将平(シルバーアックス)
VS
嶋田翔太(島田塾/K-1甲子園2009準優勝)
▼70kgスーパーファイト 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/2008日本トーナメント優勝)
VS
ヴァヒド・ロシャニ(イラン大誠塾)
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席13,000円 S席(第1バルコニー)10,000円
A席(第2バルコニー)7,000円 B席(第3バルコニー)5,000円
<チケット販売>
▼デジタル先行発売:4月7日(水)10:00〜
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo! ケータイ K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
▼一斉発売:4月10日(土)10:00〜
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:594−720)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:31000)
CNプレイガイド 0570-08-9999
キョードー東京 03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS,CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
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