5月14日（金）東京・新宿にある京王プラザホテルにて、長島☆自演乙☆雄一郎（魁塾）の「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」優勝記念祝賀会が行われた。

　関係者、マスコミが大勢詰め掛ける中、司会を務めるお笑い芸人・お宮の松が呼び込むと、何と「成人式以来久しぶりに着た」という正装姿の長島が登場。緊張気味にマイクを握り、「まさかこんな形で優勝報告が出来るとは思いませんでした。（日本代表決定トーナメントまで）二連敗していたので、今回は自分の力を出し切ろうと思っていました。学生の頃から憧れていたK-1で、あの魔裟斗さんが巻いていたベルトを巻くことができて夢みたいです。これからハードルが上がるので頑張ります」と更なる飛躍を誓った。

　続いて、壇上に上がったK-1谷川貞治イベントプロデューサーは「まさか自演乙君が優勝するとは思わなかったので、解説席では『やけに今日は調子がいいですね』と連発してしまいました（苦笑）。去年アルバート・クラウス、シュー・イエンに敗れて、このあたりで（活躍は）止まると思っていたが、魔裟斗君のジムでトレーニングしてあきらめずにやってきた志の高い選手だと思います」とあいさつ。

　長島の次戦については、7月5日（月）代々木体育館で開催予定のK-1 63kg級ワンデートーナメント大会での70kg級ワンマッチになるという。「ここで弾みをつけて、ぜひ10月の世界トーナメントで優勝してもらいたいと思います」とエールを送った。
　
　囲み取材を受けた長島は「世界ベスト4には残りたいです。もちろん優勝は狙いますけど、ベスト4には入りたい」と遠慮しがちに世界トーナメントに向けての意気込みを語る。7月の前哨戦で対戦したい相手については、中国のシュー・イエン、アルバート・クラウスの名前を挙げ、「この二人を倒してリベンジロードを進みたい」と再戦に意欲を見せていた。

★3・27「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」の試合結果はこちら