4月16日(金)東京・大森にあるリアルディールにて、裕樹(リアルディール)が公開練習を行った。裕樹は5月2日(日)東京・JCBホールで開催されるFEG『K-1
WORLD MAX 2010〜−63kg Japan Tournament 1st ROUND』で“狂拳”竹内裕二(菅原)と対戦する。
出身地の福岡から上京していたが、今の練習環境は兵庫県にあるという裕樹。兵庫では「自然を相手に」トレーニング中。
「六甲山に連立している山をひたすら登っています。10kmぐらいあってアップダウンはなく、ひたすらアップしかない。元々、自然の多い福岡が本拠地だったんですけど、東京に来て運動しようとしたら平坦な道しかなかった。それで筋肉が動かなくなるぐらいの坂を求め、自然のある今の場所に行き着きました」(裕樹)。
山で鍛え上げられた足腰の強さから編み出されたのは、必殺のローキック。9日の会見では、対戦相手の竹内が「“ローなし”でやろう」と呼びかける一幕もあった。そして公開練習では「必殺のローカットを用意した」と竹内は挑発コメントを残している。
「残念ながらローは出します。ローカットしてもらいたいですね。出来ないと思いますよ。僕は山登りで足腰が強くなり、最強のローを手に入れました。一発でも入ったら“やばい”と思うでしょうね。ローを耐えることが出来たら(竹内の)勝ちでいいと思う。2Rで終わらせます。我龍タイムになるまでもないでしょう」と磨き上げられたローキックに絶対の自信を見せる。
ローにこだわる理由については「昔K-1を見ていて、アンディ・フグのカカト落としとか一発KOに憧れた時期もありました。パンチでKOしても、たまたま当たったと思われるのが嫌で、完全に『オレが勝ち』とわからせるのはローかなと。ミドルキックはきついですね(苦笑)。ローで相手の歪んだ顔を見るが快感なんですよ」とSっ気たっぷりのコメント。ちなみに練習ではMっ気満載。「自分はウォーミングアップといらないですね。いきなりきついことを続くのがいい。試合でも相手に殴られると、『もっと殴ってこい』と面白くなるのでMでもありますね」
対戦相手のことを挑発することで“博多の悪童”の異名と付けられた裕樹だが、「お客さんに不愉快にさせるから止めろ」という会長の指示で「あまり言わないようにして、丸くなってしまった」という。
しかし、63kg級の出場メンバーの話題になると、「『この階級を背負う』とか言いながら、『何でお前が言ってんの?』と思った選手がいました。渡辺●久、●賀紀左衛門とか(笑)。●賀なんて、どこかのインタビューで俺らのことを“おっさん”呼ばわりしていて、『ガキンチョは黙っていろ』と思う。試合は面白くないし、『何言ってんだ、こいつ?』と思いましたね。大技もいいけど、バチバチに前に出る気持ちを見せたらお客さんは満足してくれます」と悪童節が爆発。
「僕には63kgを背負うという気持ちはないけど、『こいつらには負けない』という気持ちはあります。結果として見せていきます」と意気込みを語った裕樹。この日の公開練習では、スパーリングパートナーにひたすらローを蹴りまくり、コンディションの良さをアピール。K-1
63kg級でもローキックが火を吹くのか。
FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 1st ROUND」
2010年5月2日(日)東京・JCBホール
開場16:00(予定) 開始17:00(予定)
<全対戦カード>
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
上松大輔(チームドラゴン/ISKAオリエンタル世界ライト級王者)
VS
チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
石川直生(青春塾/第2代全日本スーパーフェザー級王者)
VS
渡辺理想(=ゆうと/極真会館2007年全日本ウェイト制空手道選手権中量級準優勝)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
“狂拳”竹内裕二(菅原/第8代MA日本キックボクシング連盟スーパーフェザー級王者、第2代WMAF世界同級王者)
VS
裕樹(リアルディール/初代RISE 60kg級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
大月晴明(フリー/WPKC世界ムエタイライト級王者)
VS
松本芳道(八景/日本ライト級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
久保優太(アンリミテッド/Krushライト級グランプリ2009準優勝)
VS
DJ.taiki(フリー)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
山本真弘(藤原/IKUSA GP&Kick Return Tournament&Krushライト級GP覇者、第22代全日本フェザー級王者)
VS
大和哲也(大和/WBCムエタイルール日本ライト級&WMCインターコンチネンタル同級王者)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
小宮山工介(北斗会館)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/K-1 WORLD MAX2007日本代表決定トーナメント3位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
大石駿介(OISHI GYM/J-NETWORKスーパーライト級1位)
VS
卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾)
VS
ファイヤー原田(ファイヤー高田馬場/J-NETWORKライト級2位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
卜部弘嵩(チームドラゴン/2007全日本新空手K-2軽中量級王者)
VS
谷山俊樹(谷山/MA日本ライト級8位)
▼−63kg Japan Tournament 1st ROUND 3分3R
麻原将平(シルバーアックス)
VS
嶋田翔太(島田塾/K-1甲子園2009準優勝)
▼70kgスーパーファイト 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山/2008日本トーナメント優勝)
VS
ヴァヒド・ロシャニ(イラン大誠塾)
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席13,000円 S席(第1バルコニー)10,000円
A席(第2バルコニー)7,000円 B席(第3バルコニー)5,000円
<チケット販売>
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:594−720)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:31000)
CNプレイガイド 0570-08-9999
キョードー東京 03-3498-9999
イープラス http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS,CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
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