7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館にてFEG『K-1 WORLD MAX 2010〜−70kg World Championship Tournament FINAL16』が行われた。
今年の日本トーナメントで優勝を果たし、−70kg World Championship Tournament FINAL16でアンドレ・ジダ(ブラジル)と対戦したコスプレ戦士の長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)。KOこそ出来なかったものの、長島は“殴り者”の異名を持つジダと打ち合いつつ、確実にポイントを重ねる堅実な闘い方で勝利を収めた。この勝利で世界ベスト8進出を決めた長島だったが、試合後のインタビュースペースで驚きの事実が発覚。何と1Rにジダが放った左フックで右の鼓膜が破れていたというのだ。
「今も右耳が聞こえないんですよ」と左耳で記者からの質問を聞いて、その質問に応える長島。試合序盤にアクシデントに見舞われる形となったが、「セコンドの大宮司さんの『お前はパンチを効かされても、倒せるパンチがある』という言葉を思い出しました。焦ったら負けだとも言われていたんで」とアクシデントを感じさせない試合運びでこの苦難を乗り越えた。
世界ベスト8に勝ち残り、戦い相手を聞かれると「メンバーが決まってから考えます」と長島。「自分は常々『心技体すべてを上げる』と言ってきたんですけど、次もそれが課題。今回は人生で一番練習したと思うんですけど、次も同じことを言える練習をしようと思います」と次なる戦いへの意気込みを語った。
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